エコノミカル・パレス の商品レビュー
嘘、嘘、本当に、まさかこのまま終わらないでしょ、と、思っていたら終わる。救われなさ、がなんだか、目から鱗。
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角田さんの本って、表紙がいつもカワイイ。だから惹かれるって事もある。この本は読後感はドンヨリなんだけど、「あーわかるわかる!!」っていうのがたくさんあった。一番気に入ったのは、登場人物の名前。立花光輝にコイワイジュンイチ、ヤスオ、アータン、はしもっちゃん。あと、ビストロ・ナカ。(...
角田さんの本って、表紙がいつもカワイイ。だから惹かれるって事もある。この本は読後感はドンヨリなんだけど、「あーわかるわかる!!」っていうのがたくさんあった。一番気に入ったのは、登場人物の名前。立花光輝にコイワイジュンイチ、ヤスオ、アータン、はしもっちゃん。あと、ビストロ・ナカ。(レストランの名前)角田さんて名付け方うまいよなぁっていっつもいっつも思う。
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久々の角田作品 読んでいて居心地?の良さを覚えた やっぱり角田作品の登場人物のけだるさには共感できる
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34歳フリーター、同居の恋人は失業中。 どんづまりの私の前に、はたちの男があらわれた――。 生き迷う世代を描いて〈今〉のリアルを映す角田光代の最高傑作
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解説で、この主人公の考えてることに笑える、というようなことが書いてありましたけど、いや、笑えないですよ。全然。むしろ、怖いと思いました。何かがゆっくりと崩壊していく感じ。輝かしい未来が待ってる訳でもなさそうだし。読み終わった後に、ぽっかりと黒い口を開けて明日が待ってる感覚。怖いで...
解説で、この主人公の考えてることに笑える、というようなことが書いてありましたけど、いや、笑えないですよ。全然。むしろ、怖いと思いました。何かがゆっくりと崩壊していく感じ。輝かしい未来が待ってる訳でもなさそうだし。読み終わった後に、ぽっかりと黒い口を開けて明日が待ってる感覚。怖いでしょう。
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怖かった。自分がこんな生活に陥りそうで。なんとなく日々過ごしていったらこうなってしまいそうで。でもじゃあどこが違うのかって言われたら大して違わないんだきっと。働くことについて、すごく考えさせられた。 (06/09/09)
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面白くて一気に読み終えた1冊。 思わず電車も乗り過ごしましたし。 生活するということ、どんどんせっぱつまっていく、という感覚がぐいぐい響きます。 適切な表現じゃないかもしれませんが、“今”を書いてある1冊ですね。
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自由な旅から戻ってきたバックパッカーという意味では、先週読んだ『東京ゲスト・ハウス』に近いのだけど、こちらのほうがより悲惨。 『東京ゲスト・ハウス』は旅から戻り、また旅に向かう人たちの中継地点だったが、こっちにはもう行き場がない。 不安を抱えつつも自由を満喫するフリーター小説と...
自由な旅から戻ってきたバックパッカーという意味では、先週読んだ『東京ゲスト・ハウス』に近いのだけど、こちらのほうがより悲惨。 『東京ゲスト・ハウス』は旅から戻り、また旅に向かう人たちの中継地点だったが、こっちにはもう行き場がない。 不安を抱えつつも自由を満喫するフリーター小説とはひと味違う。 (2006年06月09日)
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どうしようもない、感じ。でもそれが彼女の日常でリアルで全てなんだと思った。他の誰かから見たら、わたしもこういう人生を歩んでるのかもしれない。
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角田さんの小説って、たまに読んでてイライラするのがある。 うまくいかなさすぎる主人公ってダメだなぁ。 これは、お金のことばっかり心配してる人生、ってのが嫌だった。
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