子どもたちは夜と遊ぶ(下) の商品レビュー
途中でえ〜っ!?となった。全体としては全員が可哀想な印象。そして中盤からの恭司の存在感たるや。終わりがとても良かった。
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浅葱が可哀想で哀しくて、読むのが辛かった。月子が光だったんだなあ。ピンチのときは必ず駆けつけるから。
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終わりがとっても良かった。 月ちゃんも狐塚くんも浅葱も、 みんなみんなすごくかわいそうだけど、 でも愛してさえいれば。 恭司最高だよー ーーーーーーーーーーーーーーーー 再読 狐塚と月子については、覚えていたので、 前半のレトリックは緩慢に感じたけれど、 やっぱり最後が...
終わりがとっても良かった。 月ちゃんも狐塚くんも浅葱も、 みんなみんなすごくかわいそうだけど、 でも愛してさえいれば。 恭司最高だよー ーーーーーーーーーーーーーーーー 再読 狐塚と月子については、覚えていたので、 前半のレトリックは緩慢に感じたけれど、 やっぱり最後がいいね! 恭司ほんとかっこいい。
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図書館にて。 最初からぐいぐいと物語が展開して、はらはらのし通し。 登場人物たちの屈折したそれぞれの思いが伝わってきて、のめりこんだ。 今まで読んだこの作者の作品の中でこれだけたくさん本当に人が殺されるのは初めてだったけれど、この作者の場合、ただ意味もなく惨殺するのではなく、それぞれの殺人にやむを得ない、愛のある事情を作っていると感じた。 名前を使ったトリックもこの作者によくあることだけれど、あらまあそうきたか、という感じ。 ラストも好き。 それにしても、児童虐待をテーマに扱ったものは多いけれど、本当に本当に残酷なものなのだと思った。辛い。
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再読。 「だけどもし、君がいつの日か物凄いピンチを迎えてどうしようもなくなったら、俺は必ず駆けつける。世界中のどこにいても必ずだ。人間には誰でも、大好きで泣かせたくない存在が必要なんだって。 君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、こ...
再読。 「だけどもし、君がいつの日か物凄いピンチを迎えてどうしようもなくなったら、俺は必ず駆けつける。世界中のどこにいても必ずだ。人間には誰でも、大好きで泣かせたくない存在が必要なんだって。 君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、この世の中のどっかにいるんだよ。不幸にならないで」 浅葱。 毎回このセリフを読むとじわっときます。
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やっぱりぐろい… あんな可愛い顔してんのに。 浅葱 藍 狐塚 月子 石澤 浅葱はあの人のようだと思いながらずっと読んでいた。 俳優で言うと、本郷奏多みたいな感じ。 iとθによる連続殺人。 彼らは本当に兄弟なのか。 浅葱は殺人を繰り返す度に自分を消耗していく。
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うーん、なるほど!って感じです。 もともと、上巻の時点でθは浅葱ってのは分かってて、iが誰なんだろう…(恭司が怪しかったが怪しすぎてないなと判断)と思っていたが、そっかぁ~。 物語が終わった今、浅葱のことを思うと複雑です。 ネタバレになっちゃうけど、二重人格?ってやっぱ理解しが...
うーん、なるほど!って感じです。 もともと、上巻の時点でθは浅葱ってのは分かってて、iが誰なんだろう…(恭司が怪しかったが怪しすぎてないなと判断)と思っていたが、そっかぁ~。 物語が終わった今、浅葱のことを思うと複雑です。 ネタバレになっちゃうけど、二重人格?ってやっぱ理解しがたいもん…でも実際に虐待とか受けた子供って自己を守るために別人格を形成すると聞いたことがあります。あと、浅葱が賢いのはADHDの気もあったのか…障害の一つだと思うと、やっぱ重たいものがありますね。 浅葱には月子ちゃんと幸せになって欲しかった・・・救われる道はなかったのかな~。 辻村さんはハッピーエンドな話をかかれる方で、そうだと分かってるから安心して読める部分はあるし、本当に最悪なラストということもなく、希望もあったが、なんか切ない気持ちが残ったのも事実。でも、止まらずに一夜で読んでしまったので、やっぱり面白かったです。
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上巻は読むのがつらくて落ち込んだ。けれど、最後まで読まないとそれこそつらいままなので読み切った。 下巻は ある事実が明かされるところで涙が止まらなかった。 きょうじが不思議な存在でした
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オチにはそれ程心が動かなかったけれど、それにしても浅葱が痛々しい。読み進めていくにつれ、次々に露わになっていく彼らの関係性に驚きの連続。初めて読んだときはすっかり騙されていたので。ラストに恭司の存在の重さを感じる。
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