椿山課長の七日間 の商品レビュー

浅田次郎(著者)

2009/10/04

　DVDは見たことがあったので、読んでみた。そして、もう一度、DVDを借りてきて見た。終わり方が空しいな・・。奥さんと部下を許してしまうのは？？？？許せん！！！

2009/10/04

090108読了。
父と親分の愛に感動。
でも、結局善行をした人々が報われない最後がいまいち納得いかなかった・・・

2009/10/04

働き盛りの46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるために、美女の肉体を借りて七日間だけ“現世”に舞い戻った!親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との縁など、「死後の世界」を涙と笑いで描いて、朝日新聞夕刊連載中から大反響を呼んだ感動巨編

2009/10/04

主人公は働き盛りの４６歳で過労死した椿山課長。
現世への思い残しが多すぎて、初七日の間だけ別人の肉体を借りて現世に戻るというお話。

スピリッツ・アライバル・センター通称『SAC』から支給された黒いナイロンバッグは、『よみがえりキット』と呼び、必要なお金はいくらでも出てくるわ、必要なアイテムはいくらでも出てくるわ、で、ドラえもんの四次元ポケットよりよっぽど便利なバッグである。

同じくSACから貸し出される携帯電話には１〜０の数字と※と♯の他に、『☆』マークがついていて、このボタンは『SAC』とのホットラインとなっている。

あの世の話、というのがそもそもあり得ないのだが、そうと分かっていても惹き込まれ、気がついたら読み終わってしまっていた。
何と言ってもやはり、『よみがえりキット』入りの黒いナイロンバッグがあれば、誰も死ぬこともないのだろうな、という感想を持ちつつ、自分が死後数日間現世に戻れるならば、何をしようかな、などと考えてみたりして、読後も存分に楽しめる一冊である。

2009/10/04

なんだか５星続き．　これもホント面白い．

過労死した椿山課長が超美人になって現世に戻ってきた！

浅田次郎は複数の人を同じ物語に組み込むのが本当にうまいと思う．なんの違和感もなく

椿山課長になったり，小さな男の子になったり，お人よしのやくざになれたり．．．

椿山課長の親友の佐伯が語るシーンがお気に入り．

客観的なのに，椿山課長の気持ちが良く分かる．

文句なし満点！！！

2009/10/04

＜働き盛りの46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるために、美女の肉体を借りて七日間だけ“現世”に舞い戻った!親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との縁など、「死後の世界」を涙と笑いで描いて、朝日新聞夕刊連載中から大反響を呼んだ感動巨編、待望の文庫化。＞

死後の世界からはじまるわりにすんなり入り込めた。登場人物それぞれ生前にはわからなかった関係があったり。
お話がやや出来すぎの感は、この本で描かれているあの世のという仕組みにおいて、関係する人達が同じ日に亡くなってる前提の話しであること。
現世なら、必然な出会いだったんだね。と思うけれど、亡くなってるとなると重い。子供は出しちゃだめだよ〜と思った＾＾；
さて、タイトル。私は「椿係長の四日間」と思い違い。係長と課長じゃ随分違うだろと椿山さんに叱られそうですが、しっくりきませんか、このタイトルの方が・・・ｗ

２００８．８月

2009/10/04

働き盛りの47歳で脳溢血でポックリ逝ってしまった椿山課長は
遣り残したことを片付ける為、女性の体で現世に戻ってきた。

かなりコメディ色の強い作品。
椿山課長も、一緒に現世に戻った武田さんも連くんも
登場人物が魅力的。
なにより課長のお父さんは最高。彼の最後には泣かされました。

笑いあり涙あり、なにも難しいことがなくって
さらっと読める割に、かなり満足感が高かったです。
うん。面白かった！

2009/10/04

死んでしまった人間が違う体を借りて現世に戻り未練を解消していく、その中で初めて知ることのできる真実、家族の愛情。辛い事実もあるけれど、残された人に何かを伝えたい。もうとにかく物語の終盤に進めば進むほど登場人物が好きになります。死んだ人間には残された人たちに何にもしてあげることができないから生きているうちにたくさんの想いを伝えなくてはいけないと思う。

2009/10/04

浅田次郎初挑戦！！

なにか映像化されていた記憶があったので、手に取った。
テンポ良く、それぞれの7日間（厳密にいえば7日間ではないが）をそれぞれの思いで繋がっていく構成は素敵だった。

読み終わった後、哲学的な何かが、胸に残る。

2009/10/04

ま、こんなもんか。という印象。
中盤がいちばんおもしろい。
椿山以外の二人のエピソードのほうがおもしろかった気がします。