1,800円以上の注文で送料無料

犬は勘定に入れません の商品レビュー

4.3

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/07

記念すべき初ブクログ本♪ なんだかのんきだなあ。 キャラクターが良い。 最初の方はいったいなにが起きたんだか頭がこんがらがっていたけれど、それを乗り越えたらむちゃくちゃ面白かった。 (2006/03/23読了)

Posted byブクログ

2009/10/04

タイムトラベルものだが、ゴリゴリのSFではないので、誰でも楽しめるのでは。つじつまあわせに奔走する主人公達の姿が笑いを誘う。ブルドックもかわいい。

Posted byブクログ

2009/10/04

ヒューゴー賞、ローカス賞をはじめとして、ドイツやイタリアで数々の賞に輝いた、抱腹絶倒のヴィクトリア朝タイムトラベル・ラブコメディ、と後書きにあります。 第二次世界大戦中のドイツ軍の空襲で消失寸前のコヴェントリー大聖堂に、2057年から「降下」したネッド・ヘンリーは「主教の鳥株」...

ヒューゴー賞、ローカス賞をはじめとして、ドイツやイタリアで数々の賞に輝いた、抱腹絶倒のヴィクトリア朝タイムトラベル・ラブコメディ、と後書きにあります。 第二次世界大戦中のドイツ軍の空襲で消失寸前のコヴェントリー大聖堂に、2057年から「降下」したネッド・ヘンリーは「主教の鳥株」と呼ばれる、花瓶を探していた。 2057年当時、既に時間旅行は完成していたが、過去からはどんなものも持ち帰れないと言うことが証明されてマイナーな学問と成り果てていた。そして、オックスフォードの航時学部は、コヴェントリー大聖堂を在りし日の姿そのままに復興しようと言うレディ・シュラプネルにこき使われていたのだ。 ネッドは、短期間に過度の時間旅行を繰り返して「タイム・ラグ」と呼ばれる症状を引き起こし呼び戻される。2週間の静養を命ぜられたネッドを休ませるべく、ダウンワジー教授は彼を「静かな」ヴィクトリア朝に送り出した。ごく簡単な任務とともに。だが、タイムラグで自分の任務が思い出せないネッドはシリルと言うブルドッグを連れた若者とテムズ川をさまよう羽目にに陥った。その途中、彼は研究室で出会ったナイアスのように美しいヴェリティにめぐり合う。彼の任務は果たして?・・・・ 「犬は勘定に入れません あるいは、消えたビクトリア朝花瓶の謎」・・・・このタイトルを読んだときには、あんまり食指が動かなかったんですが(笑)茶葉さんが楽しんで読まれたようなので、試してみました。 コニー・ウィリスは初読。「航路」や「ドゥームズデイ・ブック」などタイトルと評判は聞いていて、シリアスなSF作家と言うイメージを持ってたんですが、これはほんとに楽しかった! このネッド君、なんだかとってもいいヤツなんですよね〜。ハリエット・ヴェイン好きのヴェリティも生き生きと魅力的。ネッドとヴェリティの恋、二人の追い求めるワガママお嬢さんのトシーの恋人は誰なのか、おっそろしいレディ・シュラプネル、などなど、登場人物と、そのストーリーのどれもこれもが魅力的なこと! タイムパラドックスの解説はいかにもSFだし、ドタバタコメディの面白さもたっぷり、ラストにきてミステリらしい解決もあるし、と面白さてんこ盛り、でした。 ブルドッグのシリルと、日本から取り寄せられた高価な金魚をパックリ食べちゃう猫のプリンセス・アージュマンドが可愛い!

Posted byブクログ

2009/10/04

下敷きである「ボートの三人男」は、以前読んで期待はずれだった。しかし、この作品は充分に楽しめる。 美しい景色の描写といい、魅力的な登場人物といい、章ごとに二転三転するストーリーといい、連続のTVドラマに最適と思うのだが、実現しないだろうか?ブルドッグのシリルと、猫のプリンセス・ア...

下敷きである「ボートの三人男」は、以前読んで期待はずれだった。しかし、この作品は充分に楽しめる。 美しい景色の描写といい、魅力的な登場人物といい、章ごとに二転三転するストーリーといい、連続のTVドラマに最適と思うのだが、実現しないだろうか?ブルドッグのシリルと、猫のプリンセス・アージュマンドを見付けるのは困難だろうけれど。 大袈裟なばかりで価値のないものにも、時間と記憶は意味を持たせる。過去からやってくる「無意味なもの」が何かを知り、胸が熱くなった。 SF的説明は若干難解。「航路」の方が人には薦めやすいかも。

Posted byブクログ