こゝろ の商品レビュー
学校で読みました これって…面白いんですか? 確かに最後の章がすべて手紙とか 自殺とか 意外だったし… 楽しめたけど… 先生気取りすぎです…
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授業でやったのがこの本を読むきっかけとなった。 正直、読んでいて暗くなる本だった。 文章も昔の言い方や言葉が難しかった。 登場人物の性格も好きではないしイライラしてくるところもあった。 でも人間の心をうまく表現していて、それが夏目漱石のすごいところなんだなぁと思った。 10年後に...
授業でやったのがこの本を読むきっかけとなった。 正直、読んでいて暗くなる本だった。 文章も昔の言い方や言葉が難しかった。 登場人物の性格も好きではないしイライラしてくるところもあった。 でも人間の心をうまく表現していて、それが夏目漱石のすごいところなんだなぁと思った。 10年後に読んでみるとまた違う感想になるかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高校生時代に読んだ時は、「私」には全く感情移入できず、 「先生」になんとなく飄々としたかっこ良さを感じていましたが、 読み返してみると、「私」の両親に対する身勝手さと、「先生」の奥さんに対する身勝手さに腹が立ちました。 特に「先生」は、何も知らない「お嬢さん」を、自分が死を選ぶことで一人ぼっちにさせるとは…。 自分の後ろめたさを背負い込んで、お嬢さんに不幸を味わわせないことが、Kとお嬢さんに対するせめてもの償いなのではないかと思いました。 もちろん、受け止め方は人それぞれだと思いますが…。 それでも、物語としてはもちろん面白いです。 2009年に発刊された新潮文庫のカラーシリーズの装丁は、きれいです。
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あまりにも有名な作品ですが、私が一番心を打たれた「日本文学」です。10代の時に初めて読んで大きな衝撃を受けました。夏目漱石の偉大さを感じさせてくれます。
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わたし≒今の自分と境遇が似ていてなんだか複雑に読めた。 田舎、田舎の両親、大学卒業、二番目の子ども、学歴への偏見、父親の病… わたしの“若さ”に少し腹を立てつつも、人間としての複雑な感情を反映している点も多く、合わせて自分自身も見つめなおせる大ベストセラー。
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学生時代印象に残っていた作品で、最近「悩む力」という本で夏目漱石について取り上げられていたので、読んでみました。 人のこころの醜さと綺麗さをよく描いていて、頭が痛いです。時代により人の考え方って変わるけれど、変わらないものもあるなと思いました。理解しきれていない部分もあるだろう...
学生時代印象に残っていた作品で、最近「悩む力」という本で夏目漱石について取り上げられていたので、読んでみました。 人のこころの醜さと綺麗さをよく描いていて、頭が痛いです。時代により人の考え方って変わるけれど、変わらないものもあるなと思いました。理解しきれていない部分もあるだろうけど、展開が少しミステリアスで先を急ぎたくなりかなり面白かったです。でも頭とこころはちょっと痛くなります。
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これも再読。 実は私は『こころ』が嫌いであった。 若い時分に読もうとしたことはあったのだが、 その女々しさとあまりに容易な展開に途中で投げ打ったのであった。 しかしまー時は経つもので、 今読んだらしんみり来ますね。 女々しく思えた人としての弱さなんかも、 今なら分かる。 しか...
これも再読。 実は私は『こころ』が嫌いであった。 若い時分に読もうとしたことはあったのだが、 その女々しさとあまりに容易な展開に途中で投げ打ったのであった。 しかしまー時は経つもので、 今読んだらしんみり来ますね。 女々しく思えた人としての弱さなんかも、 今なら分かる。 しかし何にしろ今の時代にはなかなか見られない絶望の仕方だ。 この作品は若い人には分からないのではないかと推測するが、 それは年齢のせいか時代のせいか。 あるいはこういった絶望の仕方は今も健在なのか? 若い時に一度、それから歳を経てからもう一度、 読むのがいいんじゃないかと思う。
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夏目漱石は「坊ちゃん」のイメージが強かったから、こんな話を書く人なんだってびっくりした本。 先生が好きすぎます。手紙のところで大泣きした。
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四年生の時、坊っちゃんよんで挫折して、苦手意識持ってた夏目漱石。 ちょっと、もっと読んでみようか。
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文章もきれいで登場人物や登場する風景もよかったけど、結局何が面白いのかと聞かれると答えられなかった。飽きないけど、ものすごく面白いというわけでもない。物語は序盤から伏線の連続で、最後に先生の手紙で謎明かし、という展開となる。しかし、構成として先生の手紙のあとに私(語り手)が登場し...
文章もきれいで登場人物や登場する風景もよかったけど、結局何が面白いのかと聞かれると答えられなかった。飽きないけど、ものすごく面白いというわけでもない。物語は序盤から伏線の連続で、最後に先生の手紙で謎明かし、という展開となる。しかし、構成として先生の手紙のあとに私(語り手)が登場しないのは18歳の私にも尻切れとんぼ状態に思えてならなかった。語り手の主人公はどこに行ったんだとか結局、主人公は観察者としての役割しかなかったのかなどとと思い、ちょっと不憫にすらおもってしまった。
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