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こゝろ の商品レビュー

4.2

403件のお客様レビュー

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2009/10/04

わたし≒今の自分と境遇が似ていてなんだか複雑に読めた。 田舎、田舎の両親、大学卒業、二番目の子ども、学歴への偏見、父親の病… わたしの“若さ”に少し腹を立てつつも、人間としての複雑な感情を反映している点も多く、合わせて自分自身も見つめなおせる大ベストセラー。

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2009/10/04

学生時代印象に残っていた作品で、最近「悩む力」という本で夏目漱石について取り上げられていたので、読んでみました。 人のこころの醜さと綺麗さをよく描いていて、頭が痛いです。時代により人の考え方って変わるけれど、変わらないものもあるなと思いました。理解しきれていない部分もあるだろう...

学生時代印象に残っていた作品で、最近「悩む力」という本で夏目漱石について取り上げられていたので、読んでみました。 人のこころの醜さと綺麗さをよく描いていて、頭が痛いです。時代により人の考え方って変わるけれど、変わらないものもあるなと思いました。理解しきれていない部分もあるだろうけど、展開が少しミステリアスで先を急ぎたくなりかなり面白かったです。でも頭とこころはちょっと痛くなります。

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2009/10/07

これも再読。 実は私は『こころ』が嫌いであった。 若い時分に読もうとしたことはあったのだが、 その女々しさとあまりに容易な展開に途中で投げ打ったのであった。 しかしまー時は経つもので、 今読んだらしんみり来ますね。 女々しく思えた人としての弱さなんかも、 今なら分かる。 しか...

これも再読。 実は私は『こころ』が嫌いであった。 若い時分に読もうとしたことはあったのだが、 その女々しさとあまりに容易な展開に途中で投げ打ったのであった。 しかしまー時は経つもので、 今読んだらしんみり来ますね。 女々しく思えた人としての弱さなんかも、 今なら分かる。 しかし何にしろ今の時代にはなかなか見られない絶望の仕方だ。 この作品は若い人には分からないのではないかと推測するが、 それは年齢のせいか時代のせいか。 あるいはこういった絶望の仕方は今も健在なのか? 若い時に一度、それから歳を経てからもう一度、 読むのがいいんじゃないかと思う。

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2009/10/04

夏目漱石は「坊ちゃん」のイメージが強かったから、こんな話を書く人なんだってびっくりした本。 先生が好きすぎます。手紙のところで大泣きした。

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2010/12/27

四年生の時、坊っちゃんよんで挫折して、苦手意識持ってた夏目漱石。 ちょっと、もっと読んでみようか。

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2009/10/04

文章もきれいで登場人物や登場する風景もよかったけど、結局何が面白いのかと聞かれると答えられなかった。飽きないけど、ものすごく面白いというわけでもない。物語は序盤から伏線の連続で、最後に先生の手紙で謎明かし、という展開となる。しかし、構成として先生の手紙のあとに私(語り手)が登場し...

文章もきれいで登場人物や登場する風景もよかったけど、結局何が面白いのかと聞かれると答えられなかった。飽きないけど、ものすごく面白いというわけでもない。物語は序盤から伏線の連続で、最後に先生の手紙で謎明かし、という展開となる。しかし、構成として先生の手紙のあとに私(語り手)が登場しないのは18歳の私にも尻切れとんぼ状態に思えてならなかった。語り手の主人公はどこに行ったんだとか結局、主人公は観察者としての役割しかなかったのかなどとと思い、ちょっと不憫にすらおもってしまった。  

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2009/10/04

主人公とKとお嬢さんの関係が書かれています。 Kが死んだ時はびっくりしました。 読んでると夢中になります。

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2010/07/20

「下さい 是非下さい   私の妻として是非下さい」 「よござんす 差し上げましょう」 銀杏と横臥の垂直の構図、 三尺あいたふすま・・・ 1年かけた高校の授業がなつかしい。 腕輪の数珠を際限なく数え続けるKが好き。

Posted byブクログ

2009/10/04

30分くらい読み始めると止まらない。 当時の新聞に載ってたらしいけど、いまの新聞にこんなにおもしろいのが載ってたら2部ずつ買うだろう。 あえて恋愛小説だと思う。 いつか映画化してほしい。

Posted byブクログ

2012/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言わずと知れた、夏目漱石の代表作。 何度読んでも面白いです。 時代背景がまた魅力的で、文体も非常に美しい。

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