こゝろ の商品レビュー
……角川文庫である自信は全くないです。 この歳になって初こころ。 内容もさっぱりだったので、楽しみにしていました。ら。 冒頭のあらすじをうっかり読んでしまい、内容完全把握。 落ち込みながら読みましたが、面白かったです。 決して楽しい話ではないけれど、読後の気持ち悪さがなかった...
……角川文庫である自信は全くないです。 この歳になって初こころ。 内容もさっぱりだったので、楽しみにしていました。ら。 冒頭のあらすじをうっかり読んでしまい、内容完全把握。 落ち込みながら読みましたが、面白かったです。 決して楽しい話ではないけれど、読後の気持ち悪さがなかった。
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高校の『10間読書』で読み始め、ラストを読んだ日は 朝っぱらからテンションがた落ち!!!笑 人間の心情を深く リアルに わかりやすく書いたもの。 最後の大どんでん返しには感激しました。
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「自分は寂しい人間だ」「恋は罪悪だ」 鎌倉の海で知り合って後交流を持つようになった「先生」と「私」。互いに唯一無二の友情を育んでいくが、時折ぽつぽつともらされる「先生」の影のような言葉に戸惑う「私」。家庭の事情で離れ離れになったある夏、「私」のもとに「先生」から過去を告白する遺...
「自分は寂しい人間だ」「恋は罪悪だ」 鎌倉の海で知り合って後交流を持つようになった「先生」と「私」。互いに唯一無二の友情を育んでいくが、時折ぽつぽつともらされる「先生」の影のような言葉に戸惑う「私」。家庭の事情で離れ離れになったある夏、「私」のもとに「先生」から過去を告白する遺書が届き… すみませn… 読んだことなかった。でも、あまりに有名な作品なので、読んだことあるようなデジャヴに何度も襲われながら読みました。「なんだこれ…よくある心の交流とかいうやつか…!?」とか最初は思いながら読みましたが、違いました。なぜ「先生」が自殺しなければならなかったのか、その背景がやっぱりわかりにくかったので解説を読むと、明治から大正に移り変わる時代背景が大きく影響しているらしいです。それほどまでに人の心を動かした"明治の精神"ってスミコにはいまいちピンとこないけど、いったい何だったんでしょうか。
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漱石先生が好きです。 とくに「こゝろ」は 学生時代の教科書に掲載されていて 衝撃を受けましたね。 恋は盲目なんですかね〜。
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一昔前の人のこころの葛藤。 一生懸命に自分と向き合っていて、それがもしかしたら当たり前だったのかしら。 うまく言えないけれど、一生懸命で、思いつめて、そういうのはある側面ではとても窮屈なんだけど、 でも一方で、正直で潔いと思う。
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学校の教材でもとりあげられるほど 代表的なさくひん。 エゴイズムとは?自我とは? 激動の時代、明治の背景をふまえて読むと これはおどろくほど、 当時の人間の心情をたくみに著しているとおもう。
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再読。実際に読んだのは新潮版だけれど、以前の記事とかぶったから角川版にした。(同じアイテムを重複して登録出来ないのを初めて知った……)改めて読み返しても、初めて読むときと同じくらい新鮮な気持ちで楽しめることに驚く。「読み返すたび新しい発見がある」って本当だ。すごい……。何の気な...
再読。実際に読んだのは新潮版だけれど、以前の記事とかぶったから角川版にした。(同じアイテムを重複して登録出来ないのを初めて知った……)改めて読み返しても、初めて読むときと同じくらい新鮮な気持ちで楽しめることに驚く。「読み返すたび新しい発見がある」って本当だ。すごい……。何の気なしに読み流そうとした解説があまりに素晴らしくて、なにこれ書いてるの誰?! と見直したら三好行雄さんの文章でした。わー素敵。納得。
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ケータイで読了。本で読みたかったかも。 初めて夏目漱石の作品を読んだ。 先生の手紙・・長!というつっこみも入れられないほど名作。
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私は夏目漱石は好きじゃない。 でも、この『こころ』を読んだ時、恐ろしくて震えた。 作者は、登場人物たちの頭上にいる。 作者の目線はそこから降り注がれている。 それは、神の目線だと私は思った。 あまりに凄いと、好き嫌いを超えるんだと思い知らされました。
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「私」は、鎌倉の海で出会った「先生」の不思議な人柄に強く惹かれ、関心を持つ。 「先生」が、恋人を得るため親友を裏切り、自殺に追い込んだ過去は、その遺書によって明らかにされてゆく。 近代知識人の苦悩を、透徹した文章で描いた著書の代表作。
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