チルドレン の商品レビュー

伊坂幸太郎(著者)

2013/07/01

全部繋がってておもしろかった☆陣内って、実際に近くにいたらどんな感じかなぁ(笑)なんて考えながら読んでました。

2013/06/14

くだらないことしか書きません書けません。

・陣内嫌いだわ
・お面記念日くっそわろた
・P109「君に会うためさ」
・ホモフラグ立てるのやめてください！！！！
・犯罪者と打ち解けちゃう志郎くんのコミュ力やばい
・陣内好きだわ
・P192「陣内君、法律って知ってる？」
・痛烈なお言葉頂きましたーーーーー！
・P229「ところで、あんたたちの仕事では、奇跡は起こせるのか？」
・陣内かっこよすぎる
・P250「くまのプーさんに知性が加われば、確かに無敵だ。いや、無敵ではないか」
・もう何言ってるか分かんない可愛い
・P257「頑張れ、山田さん、僕の分まで」
・仕事しろ
・陣内かっこいいいいいいいい

これはすごい面白かったー！
陣内の評価がうなぎ登りに上がっていく本。
伊坂幸太郎の書く変人はそれなり好きだけど、変人を言えて妙なりな例えで解説してそれに比べたら自分は全然普通だよなーって思い込んでる語り手はもっと好きです。

2013/06/14

おもしろくて続けざまに３回読んだ。すごく好きな感じの伊坂ワールドだった。伊坂さん曰わく、短編のフリをした長編小説。伏線と交錯する時間軸に困惑しながら読んで５つの物語が繋がった時の「俺たちは奇跡を起こすんだ」ほんと、奇跡。
「チルドレン」の魅力は、“陣内”の魅力に尽きると思う。語り手ではなく、５つの物語全部登場する強烈なサブキャラ。10代の頃も、30代になっても変わらず破天荒で自分勝手で周りを振り回してばかりだけど、本当に本当に大切な事をわかっていて名言連発。ほんとかっこいい。

2013/05/28

陣内のように、自分が強くある人間になりたいと思う。いまの自分は脆く弱いが、いつかは、かっこいい大人になりたいと思う。

2013/04/28

「陣内」は、自分の周りに居て欲しくはないんですが、
伊坂作品で一番好きな主人公かも。

帯に伊坂さんが書いている、
「短編集のふりをした長編小説です。
帯のどこかに"短編集"とあっても信じないでください。」
の言葉のひねくれ加減も好きです。

2013/04/22

伊坂，という感じ。にやりとさせられるしぐっとも来るし，読後感よし。若いうちに読ませてやりたいけど，若いうちはあんまり好きにはならないかな。最後の話は「やわらかな日々」みたいだ。

2013/03/26

ある日偶然居合わせた銀行で巻き込まれてしまった強盗事件のお話－バンク
　　家裁調査官と少年とその家族のお話－チルドレン
　　他短編3本。

　さらさらと面白く読み進めました。
　「陣内」の視点から書かれたものはないのですが
　必ずキーマンとして「陣内」が出てきます。
　で、この「陣内」が、まぁ自分の周りにいたら腹立たしいと思うんですが
　彼を分析する筆致や、彼を囲む人々の彼の形容が面白く
　なんだかニヤニヤしながら読んでしまいます。

　皮肉屋さんにオススメです。

2013/03/21

映像化されたということで、読んでみました。 陣内が破天荒すぎ。 こんな友人を持ったら、大変だろうけれど退屈しなさそうでいいね。
【ﾊﾞﾝｸ】
・鴨居
・陣内
・永瀬　・ﾍﾞス…ﾗﾌﾞﾗﾄﾞｰﾙﾚﾄﾘｰﾊﾞｰ
【ﾁﾙﾄﾞﾚﾝ】
・武藤…28歳、家庭裁判所の調査官（少年事件担当）
・陣内さん…武藤より年上
・志朗君…16歳の高校生
【ﾚﾄﾘｰﾊﾞｰ】
・永瀬
・ﾍﾞｽ…雌犬
・陣内…22歳、ｷﾞﾀｰ、家庭裁判所の勉強中
・優子
【ﾁﾙﾄﾞﾚﾝⅡ】10月後半
・陣内…32歳
・武藤…29歳、一か月前に異動（家事事件担当）
【ｲﾝ】ﾊﾞﾝｸから一年後、ﾚﾄﾘｰﾊﾞｰよりも前の話。
・陣内…どうやって父親と決着をつけたのかがわかる。（どうやって殴ったのか。）
・永瀬
・優子
・鴨居

2013/03/11

また素敵な本に出会ってしまった…！

ずっと読んでいたいなぁ、
読み終わるのがもったいないな、と思える世界観です。
でも読み終わったあとの、なんとも幸せな気持ち。

登場人物もみんな魅力的だし、
ストーリーも現実の厳しさ、不条理さを描きつつも
あたたかい話ばかり。
色々あるけど頑張ろう！って応援されてる感じがしました。

こういう本と出会えるから、
読書はやめられませんな。

2013/01/26

５編の短編で登場人物が被ってでてくるパターン。
楽しいお話ばかりです。
銀行強盗遭遇と家裁調査官と盲人＆盲導犬の話。

一見、破天荒な言動で周りを振り回すキャラと非常に思慮深く周囲を分析するキャラと普通の人が、さまざまな問題、事件を解決するストーリー。

何が面白いか・・・
　・ストーリー展開（謎解き的な、あぁそういうことね）
　・登場人物のキャラ
　・非行の子供が心開いていくさま（結局、予定調和といえばそれまでですが）
　・基本、いいひとが出てくるんで、爽やかに終わるんですね