チルドレン の商品レビュー
永瀬くんよかった。 「歴史に残るような特別さは まるでなかったけれど、僕にはこれが、特別な時間なのだ と分かった。この特別が できるだけ長く続けばいいな、と思う。甘いかな。」 最後の、甘いかな。いいね。 確かに甘い けど、それがいいよね。
Posted by
伊坂幸太郎さんの本を初めて読みました。読んでいくうちに陣内や、他の登場人物のキャラクターに吸い込まれていって、一気読みしてしまいました。 陣内のように素直な人になりたいと思いました。
Posted by
2005年の本屋大賞5位。著者曰く、短編集のふりをした長編小説。うん、確かにそんな感じ。全ての物語が繋がっている5編の連作短編集。 空気感は『陽気なギャングが地球を回す』と似ていて、とにかく爽快で面白い。重苦しさを残さない。読んでいて楽しい。娯楽小説なんだからこれでいいよ、と素...
2005年の本屋大賞5位。著者曰く、短編集のふりをした長編小説。うん、確かにそんな感じ。全ての物語が繋がっている5編の連作短編集。 空気感は『陽気なギャングが地球を回す』と似ていて、とにかく爽快で面白い。重苦しさを残さない。読んでいて楽しい。娯楽小説なんだからこれでいいよ、と素直に思えます。 全ての話に登場する陣内のキャラが好きですね。『ギャング』の響野もそうですが、屁理屈、変わり者。陣内はさらに、ストレートな性格。妙に人間っぽくて、実は誰もが持っているけど表には出さない側面を地のまま出しまくっている。そんな陣内がなんだかんだで奇跡を起こす、この爽快感が面白さの秘訣だと思います。
Posted by
「俺たちは奇跡を起こすんだ」 読者を含めた 関わる人を魅了する 陣内さん でだらめな言葉も 奇跡を起こす 短編小説をも 全てつなげてしまう 勢いで。 2011
Posted by
小説を読むのが苦手!!な人でも、短編でテンポよく進んでいくので、楽しめるはず。最後は、全ての話がつながっているので、まるで長編を読んだ気分になって満足感が得られること間違いなしっ!! 鹿児島女子短期大学: さくら
Posted by
シンプルな短編集という印象。いい気持ちで読み終わった、スッキリした。 色んなところの色んなものを繋げて、どんどんひとをしあわせにしちゃうなんて、良いなあ。こんな荒っぽさとか強引さがほしい。
Posted by
純粋まっすぐ破天荒な家庭裁判所調査官の陣内。 クールでクレバーな盲目の永井。そして鴨居。 この作品も伊坂幸太郎独特のストーリー展開だったが、今の自分の調子や精神状態にシンクロしたのか、読み終わったあとに何ともいえないスッキリした感覚を覚えた。
Posted by
銀行強盗に遭遇し、人質となったことにより知り合った青年たちの話。いつでも当てずっぽで自分を絶対曲げない青年(陣内)、盲目の穏やかな青年(永瀬)、その他諸々。全話どこかで繋がっている。伏線回収がお見事。 なんとも毒のない、ほのぼのとしている。でも、特別な日々。陣内が爽快な馬鹿。発言...
銀行強盗に遭遇し、人質となったことにより知り合った青年たちの話。いつでも当てずっぽで自分を絶対曲げない青年(陣内)、盲目の穏やかな青年(永瀬)、その他諸々。全話どこかで繋がっている。伏線回収がお見事。 なんとも毒のない、ほのぼのとしている。でも、特別な日々。陣内が爽快な馬鹿。発言や行動はめちゃくちゃ、しかし魅力的。 陣内、鴨居、永瀬、家裁、非行少年、銀行強盗、盲導犬、声の温度、バンド、親父。
Posted by
のほほんとしている、という感じ。まぁ最後の話がそうだったからだけかも知れないけど。 何故か、二話目を読んだときに、あぁ、この陣内は一話目の陣内とは別人なのだな、と思ったけど、結局同一人物だった。 何でそう思ったのか、二話目の最初の方を読み返してみたけど、思い出せない。ただの勘違...
のほほんとしている、という感じ。まぁ最後の話がそうだったからだけかも知れないけど。 何故か、二話目を読んだときに、あぁ、この陣内は一話目の陣内とは別人なのだな、と思ったけど、結局同一人物だった。 何でそう思ったのか、二話目の最初の方を読み返してみたけど、思い出せない。ただの勘違いかな。 伊坂幸太郎らしさが全面に出ている小説だと感じた。終わり方とかが特にね。
Posted by