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チルドレン の商品レビュー

4.2

505件のお客様レビュー

  1. 5つ

    198

  2. 4つ

    185

  3. 3つ

    86

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2009/10/04

陣内LOVE。近くにいて欲しいようないて欲しくないような。 こういう短編だけど長編みたいなの大好きです。 話の並び方も最高。

Posted byブクログ

2009/10/04

ここには小さな奇跡が溢れている。わたしたちはたくさんの奇跡に出会っている。きっと。ただ、それに目を当てていないだけで。

Posted byブクログ

2009/10/04

はじめて手にとった伊坂作品。すっかりハマってしまった。サクサク読めてそれでいて読み終わった後、ふ〜んなるほど、とにやけて後味がさわやか。

Posted byブクログ

2009/10/04

5篇からなる短編集。とはいえ、読み終わったらひとつの物語として形が見える。相変わらず登場人物が魅力的でぐっと引き寄せられる。メチャクチャだけどある意味誰よりも真実に近い男、陣内が素敵です。

Posted byブクログ

2009/10/04

帯に「短編小説のふりをした長編小説です」とある様に、確かに短編が集まった様に見えるけど、全部一人の登場人物に繋がり、また話自体も一つに繋がってます。 伊坂作品ではこれが一番好き。 伊坂幸太郎の書く登場人物は皆「普通じゃない」。いつも何処か潔白であり、救いようのない悪人だったり...

帯に「短編小説のふりをした長編小説です」とある様に、確かに短編が集まった様に見えるけど、全部一人の登場人物に繋がり、また話自体も一つに繋がってます。 伊坂作品ではこれが一番好き。 伊坂幸太郎の書く登場人物は皆「普通じゃない」。いつも何処か潔白であり、救いようのない悪人だったり。 ここに出てくる陣内さんが私は大好きです。変人で、我儘で、きっと知り合いだったら嫌な男なんだけど、彼には嘘も差別も存在しない。ポーズではなくそうできる人間なんて何処にもいないと私は思うし、いたらきっと人間じゃないと思う。こういう「ありえない」人物が伊坂作品ではよくみられるために、伊坂作品には話はファンタジーの様な趣きがあるんじゃないかな。ありえないけど「いてほしい」と何処かで思ってる、そんな陣内さん。

Posted byブクログ

2009/10/04

五つの短編をフリをした長編小説。それをつなぐのは陣内君。 彼は伊坂作品の中でもかなり好き。 五つ目の短編「イン」のラストは泣いた。 この人のラストの描写が大好きなのです。

Posted byブクログ

2009/10/04

初めて読んだ伊坂さんの作品。短編集にも長編小説にも見える。陣内は、常識から大きく外れてやることも一見めちゃくちゃなのに最後は上手い具合に行ってしまう。常識外れでめちゃくちゃなのになぜか陣内のことを嫌いになれない。むしろ、その常識外れでめちゃくちゃなところが爽快で憧れさえ抱いてしま...

初めて読んだ伊坂さんの作品。短編集にも長編小説にも見える。陣内は、常識から大きく外れてやることも一見めちゃくちゃなのに最後は上手い具合に行ってしまう。常識外れでめちゃくちゃなのになぜか陣内のことを嫌いになれない。むしろ、その常識外れでめちゃくちゃなところが爽快で憧れさえ抱いてしまう。最初に読んだ伊坂さんの作品がこの「チルドレン」で良かった

Posted byブクログ

2009/10/04

「こういう奇跡もあるんじゃないか?」という帯の文字が示すとおり爽やかな風をもたらしてくれる作品。ちょっとの謎と絶妙なテンポ。5つの短編集であり一つの作品でもある。この作品の並べ方もまた絶妙。

Posted byブクログ

2009/10/04

読後感が素晴らしくいい! 笑えて感動できます。 テンポよく話もすすむので一気に読めました。 何度も読み返したくなる一冊ですね。 次こそ直木賞を獲るのは伊坂幸太郎でしょう。

Posted byブクログ

2009/10/04

素直に、面白かった! 伊坂幸太郎さんの文体ってとても私好みなのかも。 無駄な回りくどい装飾文がなくって、テンポ良く進むストーリー。全体として繋がっているんだけど、ひとつひとつの話に区切りが付いているから、読みやすい。 文章って、その流れ、というか書く人のリズムがある。そして、読...

素直に、面白かった! 伊坂幸太郎さんの文体ってとても私好みなのかも。 無駄な回りくどい装飾文がなくって、テンポ良く進むストーリー。全体として繋がっているんだけど、ひとつひとつの話に区切りが付いているから、読みやすい。 文章って、その流れ、というか書く人のリズムがある。そして、読む方にも、リズムがある。それがぴったりきた、って感じです。崩れたり、途切れたりしない。 登場人物が魅力的で、会話がとっても生き生きしているのも、魅力。微笑んでしまうような、自然なひとたち。 1つの話ごとにどんでん返し、というかオチがあって、そのオチがまた、素敵なのです。乱雑で無遠慮で迷惑屋な「奇跡の職人」陣内と、彼をとりまく人たちの涼やかな物語。

Posted byブクログ