書を捨てよ、町へ出よう 改版 の商品レビュー
青森旅行にいくので。過激なイメージがあったのだけれど、どちらかというとユーモアの方が印象的だった。時代は感じるけれど、ひとつの側面からの見方として、納得できるところも多かった。しかしこのきっぱり言い切る勇気、すごいと思う。
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若者達に対する修司なりの啓発書かと思っていたら競馬の話で埋められていました 時代が違うのでしょうか。今の若者は「生きる」という強い意思をエナジーとして生きてはいないと思う。安全嗜好なのでしょうか。書も捨てれないし、街にも出ない。だからこそ刺激的なものではありましたが、期待ほどでは...
若者達に対する修司なりの啓発書かと思っていたら競馬の話で埋められていました 時代が違うのでしょうか。今の若者は「生きる」という強い意思をエナジーとして生きてはいないと思う。安全嗜好なのでしょうか。書も捨てれないし、街にも出ない。だからこそ刺激的なものではありましたが、期待ほどではなかった。
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「社会閉塞と「あした何が起るかわかっている状況」への挑戦」としての"一点破壊主義"を標榜、競馬・家出・自殺などの美学に関する書。僕もまんまと青春を"煽動"された。
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私にはちょっと難しかった。けれど、たまにすごく共感する部分があったりして、そういう瞬間が嬉しかった。
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【本の内容】 あなたの人生は退屈ですか。 どこか遠くに行きたいと思いますか。 あなたに必要なのは見栄えの良い仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、お洒落な服でもない。 必要なものは想像力だ。 一点豪華主義的なイマジネーションこそが現実を覆す。 書を捨てよ、町へ出よう―。 ...
【本の内容】 あなたの人生は退屈ですか。 どこか遠くに行きたいと思いますか。 あなたに必要なのは見栄えの良い仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、お洒落な服でもない。 必要なものは想像力だ。 一点豪華主義的なイマジネーションこそが現実を覆す。 書を捨てよ、町へ出よう―。 とびきり大きな嘘を抱えながら。 家出の方法、サッカー、ハイティーン詩集、競馬、ヤクザになる方法、自殺学入門etc…。 八歳にして詩を書き、時代と共に駆け抜けた天才アジテーター・寺山修司による、100%クールな挑発の書。 [ 目次 ] 第1章 書を捨てよ、町へ出よう 第2章 きみもヤクザになれる 第3章 ハイティーン詩集 第4章 不良少年入門 [ POP ] 今、本を持っていてもてる時代では決してないでしょう。 ましてや寺山修司のような観念的な読みものなど、30年前にタモリによって脱構築されていらい無用の長物となって久しいのでここではあえて内容は読まずに、タイトルを真に受けて、読書なんてやめてクラブにでも出かけてしまいましょう。 図々しい人間ほどモテるということはこの本には書いてありません。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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小説だと思って表紙読みしたから(読んだときは文庫フェアの中心に据えられていた)予想と違いすぎて…。あまり好きになれなかった。
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あぁ、これは....とんでもないところに入ってしまった。 読んでいてそんな一言がもれてしまいます。 説明ができません。判別不能で、誰かに「そもそも何が書いてあったの?」って言われたら、たぶん答えられません。 時代駆け抜けすぎでしょ。つらつらと独特な文体で、独特な内容が張り巡らさ...
あぁ、これは....とんでもないところに入ってしまった。 読んでいてそんな一言がもれてしまいます。 説明ができません。判別不能で、誰かに「そもそも何が書いてあったの?」って言われたら、たぶん答えられません。 時代駆け抜けすぎでしょ。つらつらと独特な文体で、独特な内容が張り巡らされています。困ります。 「書を捨てよ、町へ出よう」というクールなタイトルから似てもにつきません。 読んでいて、読む本間違えたかなって思いました。 時代背景を知らないからかもしれませんが、当時一世を風靡した著者の作品ですが、読み解くことができませんでした。 そして、個人的にはもう深淵な世界に入りたくないので、抜け出します。
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著者である寺山修司の人生観を纏めた本。 一見いい加減な内容に感じつつも、所々から著者の見識の広さや人生経験の豊かさを伺えた。 特に印象的だったのは、「一転豪華主義」という考え方。つまり、老後までの生活設計が予想出来る中、何か1つだけ思いっきり投資し、自らの将来に挑戦しろというもの...
著者である寺山修司の人生観を纏めた本。 一見いい加減な内容に感じつつも、所々から著者の見識の広さや人生経験の豊かさを伺えた。 特に印象的だったのは、「一転豪華主義」という考え方。つまり、老後までの生活設計が予想出来る中、何か1つだけ思いっきり投資し、自らの将来に挑戦しろというもの。そのようにダメ元で挑む姿勢を、何歳になっても持ち続ける事は大変だろうと感じたが、八方塞がりな状況下なればこそやる意義があるのでは。 「幸福とは幸福を探すこと」と綴ってある通り、少なくとも退屈はしない生き方になると予想。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
申し訳ないが読み切れなかった。さすがに、あまりに内容が古臭い。「男性的」だとかそういう価値観は、彼が叱咤していた若者が老人と化してしまったこの40年の間に、一気に陳腐化してしまった。 書を捨てよ町へ出ようという表題は正しいと思う。こんなノスタルジアに浸っているぐらいなら、とっとと街へ出て現代の現実を知った方がよっぽど良さそう。 あくまで文学的になら楽しめるのかもしれないが、教訓にするには時代が変わりすぎた。
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思わず一気読み。今でいう中二病的視点と俗っぽくて場末のスナックで一人呻いているおっさんのような人間臭いユーモアが同居していて、寺山修司の人間としての深みがアンバランスな文章に浮き出ていて面白い。笑うに笑えない、または笑えないのに笑えてしまう、というか。真面目に競走馬のセックスにつ...
思わず一気読み。今でいう中二病的視点と俗っぽくて場末のスナックで一人呻いているおっさんのような人間臭いユーモアが同居していて、寺山修司の人間としての深みがアンバランスな文章に浮き出ていて面白い。笑うに笑えない、または笑えないのに笑えてしまう、というか。真面目に競走馬のセックスについて綴られている場面は笑ったけど。
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