アーモンド入りチョコレートのワルツ の商品レビュー
森絵都の初文庫化作品…
森絵都の初文庫化作品。この短編集は三編とも中学生が主役で、それぞれ有名なクラシックのピアノ曲が作中に登場します。懐かしいような切ないような、でも最後には胸があたたかくなる、そんな気分になる小説です。
文庫OFF
読みやすい文章で、読…
読みやすい文章で、読後なんとなく気持ちの良い気分になれるお話が三つ、収録されています。
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誰もが持っている子…
誰もが持っている子供だった時間を思い出す1冊切なく 幸せな気持ちになれる短編集です
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なんだか夏らしい気分…
なんだか夏らしい気分になれるお話が3つ収録されています。どれも夏特有、思春期特有みたいなすっぱさ、ほろ苦さがふくまれていて読んだ後、懐かしい気分になりました。
文庫OFF
表題作がとても気に入…
表題作がとても気に入りました。お話の一つずつにクラシックの曲名が添えてあり、詳しい人にとっては2粒おいしいかんじです。子供の頃ピアノを習っていた方、是非お勧めです。きっと懐かしい気分になりますよ。感覚的な言葉で綴られていく文章が魅力的でした。
文庫OFF
懐かしい香り
本にはタイムマシン機能があると思う。ここに収められた3つの短篇を読むと、中学生……子供でもなく大人でもなかった自分に戻る。ピアノの旋律と共に少年と少女が過ごす日々から、切ないほど懐かしい匂いがして……。
abtm
少年少女時代のキラキラした部分と闇を彷徨っていることは表裏一体と感じた。どちらの部分も背負って彼らは明日を生きていく 奈緒を真ん中に、生きづらさを抱えた3人は、ワルツを踊っていたのかもしれない。
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三編を収録した短編集。 中学生の頃に感じる切実な思いと、一瞬のきらめきを封じ込めたかのような物語が胸に迫ります。 それぞれのタイトルになっているクラシックの曲も、彩りを添えていて印象に残りました。 懐かしさと儚さ、そして、まばゆいほどの瑞々しさを感じる、何度読んでも色褪せる...
三編を収録した短編集。 中学生の頃に感じる切実な思いと、一瞬のきらめきを封じ込めたかのような物語が胸に迫ります。 それぞれのタイトルになっているクラシックの曲も、彩りを添えていて印象に残りました。 懐かしさと儚さ、そして、まばゆいほどの瑞々しさを感じる、何度読んでも色褪せることのない作品集だと思います。
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ピアノの音がする やさしい調べが心に染み込み 懐かしい日々が甦る そんなお話たち 読んでいくうちにぞわぞわしたり、ハラハラもするけれど最後には夕焼けの中にいて、みんなの後ろ姿が赤く染まる風景が見えてくる 解説の角田さんのように 私ももっと早く読みたかった 中学生の頃に
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全体的にどのお話も、切ないような懐かしいような、もう取り戻せない時間の中にあるようなお話ばかり。 この瞬間も大事にしなければと感じた。
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