本当はちがうんだ日記 の商品レビュー
「生きるのがぎこちなくなってしまう人」穂村 弘のエッセイ。 コンビニでスマートにお釣りを受けとりことができない。 みんなのなかで一人だけあだながない。 エスプレッソに地獄を感じながらもムリして飲んでしまう。 盲目の恋人たちの待ちあわせにロマンチックを感じてしまう。 「普通に生き...
「生きるのがぎこちなくなってしまう人」穂村 弘のエッセイ。 コンビニでスマートにお釣りを受けとりことができない。 みんなのなかで一人だけあだながない。 エスプレッソに地獄を感じながらもムリして飲んでしまう。 盲目の恋人たちの待ちあわせにロマンチックを感じてしまう。 「普通に生きること」になんとなく難しさを感じてしまうロマンチストは是非手にとってください。
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40才過ぎて、こんなに自意識過剰で弱気な人間がいるんだなー。だからこそ詩?短歌?とか創れるのだろうか。でも確かに、「このシチュエーション苦手なの、わかる!」という章もあった。あと、時々鋭くて、「油断できない」と思わせることも。
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友達が部屋に遊びに来たとき、枕の周辺に転がっている率がすごく高い本。 友達が手に取って、読み始めてしまう率がすごく高い本。 「ね、だめでしょこのひと」って話しかけても、「うん」ってまだまだ読まれてしまう本。
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どうしようもない劣等感を表現のうまさで笑いに転換。あるあると思ってしまうことが多々あり、自分も同類なのかもと思ったり。現在は結婚されているようですから、全くもって社会不適合者ではないんだよな。あたりまえか。
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「そうそうそうそうそう!」言ってしまいたくなります。いつもひっかかってるんだけど、いや、ひっかかってることさえ自覚できないことを取り出して、「こんなん、あるよ」って言われた感じ。 どうして「気づけ」るんだろう。気づかないほうが幸せかもしれないけど、気づける繊細さと自分観察力もちょ...
「そうそうそうそうそう!」言ってしまいたくなります。いつもひっかかってるんだけど、いや、ひっかかってることさえ自覚できないことを取り出して、「こんなん、あるよ」って言われた感じ。 どうして「気づけ」るんだろう。気づかないほうが幸せかもしれないけど、気づける繊細さと自分観察力もちょっとうらやましい。
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結果的ハチミツパン…これだけでも友人たちに読んでほしい。 友人たちのホムタン(こう呼んでます)レベルを知りたい。 ホムタンの運転する車に乗ってみたい…
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読むと 自分、駄目じゃない。 うん、駄目じゃない と前向きになりますが、 一方で穂村さんと似た自分を見つけて泣きそうになります(笑)。
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この年代の男性でこういう人、いそうですよねえ。実はものすごくリアルで生々しい話題もあるけれど、なぜか全体的に「癒し」を感じる・・・穂村さんの人柄のせいでしょうか?こういう人、結構好きです。文章も読みやすくてよかったです。
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自意識過剰、と言ってしまえばそれだけなんだけど。世界とのズレを居心地悪く意識しながら気が付けば大人の身振りなんかになってしまっている自分。リハーサルのはずの人生もすでに、どう考えても折り返し点を過ぎてしまっている。あれ、おかしいな、大きくなったら何になるかまだ考え中なのに。こんな...
自意識過剰、と言ってしまえばそれだけなんだけど。世界とのズレを居心地悪く意識しながら気が付けば大人の身振りなんかになってしまっている自分。リハーサルのはずの人生もすでに、どう考えても折り返し点を過ぎてしまっている。あれ、おかしいな、大きくなったら何になるかまだ考え中なのに。こんなトホホの感覚を共有してしまうのはやっぱり同年代だからなのか。
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ウケる。とくに「あだ名」は最高。それ以外も、いろんなことにいちいち、いちいち、いちいち考えてて、面白い。2週間くらい前に読み終えたんだけど、ベッドで寝る前に2,3タイトルずつ読むのが習慣だった。穂村さん、会ってみたい。
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