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永遠の仔(1) の商品レビュー

4

130件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2009/10/04

最初、文章や言い回しが古臭く感じられたが、読みすすめるうちに気にならなくなった。 評価が高かった作品だけあって、設定が面白い。 過去と現在を並行して進めていく構成なので、両方の結末が気になる。 続きに期待できる。

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2009/10/07

虐待がテーマ。 話は重いけど、現在と12年前を交互に描き、3人の主人公それぞれの視点からテンポよく描かれ照るので読みやすい。

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2009/10/04

5巻まで全て読んだ感想、とにかく暗くて読んでいる間は、ずっと私も暗さが残ってしまった。 でもとにかく最後は明るく、幸せに・・と願い最後まで読みましたが、う〜ん・・・ しばらく暗さから脱出できなかった作品です。良い意味では、それ位心に残るという事でしょうか。

Posted byブクログ

2009/10/04

ラストびっくりした。まさかそんな……という事実。 愛されたい、愛したいと、喉から手が出るほど求めている気持ち。なんて純粋なんだろうと感じた。 傷付いているからこそなのかもしれなくても、優希も笙一郎も梁平も、全員がとてもいとおしい。 あなたは悪くないよ、生きていていいんだよ、と、赦...

ラストびっくりした。まさかそんな……という事実。 愛されたい、愛したいと、喉から手が出るほど求めている気持ち。なんて純粋なんだろうと感じた。 傷付いているからこそなのかもしれなくても、優希も笙一郎も梁平も、全員がとてもいとおしい。 あなたは悪くないよ、生きていていいんだよ、と、赦しと肯定の言葉が溢れている。

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2009/10/04

5巻まですべて読みました。 大作だけあり話の流れがとてもスムーズ。主人公3人の出会い、関係などはとても自然。 是非読んでください。

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2009/10/04

この本を読んでから、ボーイッシュな女の子を見ると、 主人公とラップしてしまう癖がw 良本です。

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2009/10/04

(文庫全5巻について) 時間を忘れ、むさぼるようにして読み尽くした。友人に勧められなければ手にすることのなかった作品のひとつだろう。元来あまり好まないエンターテイメント系小説のひとつであると思っていた。しかし、読み始めてすぐにその認識が誤っていたことに気づいた。 この作品には、人...

(文庫全5巻について) 時間を忘れ、むさぼるようにして読み尽くした。友人に勧められなければ手にすることのなかった作品のひとつだろう。元来あまり好まないエンターテイメント系小説のひとつであると思っていた。しかし、読み始めてすぐにその認識が誤っていたことに気づいた。 この作品には、人が生まれてから死に至るまでのすべてが語られている。そこで描かれる小説世界での悲劇性は、著者が読者を決して煽らず、粛々と進行していく。悲しみや怒り、憎悪、失望、そしてわずかばかりの希望がこどもの視座で表現され、結局それらの因果を彼らが「感情の合理化」によってしか消化し得ない現実が提示されている。そうして得た(得てしまった)「感情の合理化」によって、あるときは束の間の救済を得、あるときは悲しみを深化してしまう。そういうふうにしか生きられない、また生きることを許されないことを認識したうえで、それでも「生きていてもいいんだ」と、すべてを受け入れるに至るまでのあまりに濃密な時間をこのわたしも体験したかのような錯覚に陥った。ただ、これが錯覚でないことを願う。

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2009/10/04

読んじゃったーずっと気になってはいたんだけどー!一気に読んでドラマも一気に観ました。石田ゆりちゃんに泣けました。もちろん3人も哀しいんだけどさ、傷を持ってないからこそ入れないっていう孤独も相当深いんじゃないかと思うわけで、とりわけ哀しかったね。

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2009/10/04

結構話題になったりドラマ化される小説ってなかなか手を出す気にならないのですが、なんだかわからないけど読んでみました。 夢中になって、徹夜で読みました。 「生きていて、いいの?」 本を読んで泣いたのって、ものすごく久しぶりな気がします。 全5巻です。

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2009/10/04

親からの虐待によって心に傷を負った3人の子供達が、過去に犯した罪の真相を追いかけるストーリー。幼少期と現在を行き来する形で物語は進行する。最終的なオチが皆の勘違いだったという悲しい結末だが…。3人の人物像に対する肉付けに関して、ここまで長々と書き込む必要があるのかという気もする。...

親からの虐待によって心に傷を負った3人の子供達が、過去に犯した罪の真相を追いかけるストーリー。幼少期と現在を行き来する形で物語は進行する。最終的なオチが皆の勘違いだったという悲しい結末だが…。3人の人物像に対する肉付けに関して、ここまで長々と書き込む必要があるのかという気もする。まぁ、誰しも大なり小なり心に負い目を感じつつ生きている訳で、その程度が大きい人ほど感情移入が出来るんだろうと思う。

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