議論のウソ の商品レビュー
恣意的な統計の利用(新聞記事)、権威を纏った虚偽(ゲーム脳)、状況変化の無視(総務省調査)、ムードに流された感情論(ゆとり教育批判)の4パターンを紹介。結局、簡単に白黒付けたがる自分にこそ要注意。
Posted by
「執筆中に18回引っ越した」と書いてあったのが最も衝撃的だった 結論は最終章、データは雑学といった感じで割り切ってよいと思う。 たまに話が脱線していくのが楽しい。
Posted by
表題と内容はやや異なる感じがあるが、とても面白い本。著者の主張としては、「自分でものを考えよ。」の一言に尽きると思う。この著者が展開する議論に疑問を持つところも少なくは無いが、とても面白い本。
Posted by
「あるある」事件後の今まさにタイムリーな本。 この本に書かれているような、「周りに流されずに本質を見抜く」ことをみんな実践できたらどんなにすばらしいことか。 ただ、それを常に続けることは大変だし疲れる。だからワイドショーやみのもんたのように、物事を断定してくれるものが必要とされる...
「あるある」事件後の今まさにタイムリーな本。 この本に書かれているような、「周りに流されずに本質を見抜く」ことをみんな実践できたらどんなにすばらしいことか。 ただ、それを常に続けることは大変だし疲れる。だからワイドショーやみのもんたのように、物事を断定してくれるものが必要とされるのかも。 でも現実にはそのように一面的に捉えられるものってのはほとんどないんだよね。そのことを(難しいけど)常に心に留めておくことが大切。
Posted by
少年犯罪の凶悪化,携帯電波の医療機器への影響などを通じて,「なんとなくそうらしい」という風潮になっている主張・社会通念について,検証する視点を提供する本。各論から総論へ流れる話の展開や,オチの付け方など,構成力も素晴らしい。 ただ,検証過程をじっくり読むと疲れる。
Posted by
「下流社会」の統計を疑って読めるようになると思います。文春新書の「統計のウソ リサーチリテラシーのすすめ」も同系列でいい本だと思います。
Posted by
データの読み方と論証の基本をおさらいできた。理系の学生ならきっとこういうウソを用いてレポートを書いたことがあるに違いない!メディアリテラシー入門としても読める。
Posted by
「議論のウソ」だが、内容は議論についてと言うよりも、もっと一般的な考え方のお話。悪くないですが、決め手に欠ける。
Posted by
分類=調査法。電磁波・ゲーム脳関連として登録。05年9月。ゲーム脳への反論本の一。確かに、万人に納得の行く主張をするためには形式面の整備も必要ではあるので、森氏やトンデモ本認定されてしまった著書をお持ちの方は本書をある程度参考にした方がよいと思われます(個人的には、形式に偏るのも...
分類=調査法。電磁波・ゲーム脳関連として登録。05年9月。ゲーム脳への反論本の一。確かに、万人に納得の行く主張をするためには形式面の整備も必要ではあるので、森氏やトンデモ本認定されてしまった著書をお持ちの方は本書をある程度参考にした方がよいと思われます(個人的には、形式に偏るのも好きではありませんが…)。
Posted by
「あなたは情報発信者に騙されている!!」っていう事実を教えてくれる本。情報社会に必要な「疑うことの重要性」を教えてくれる。
Posted by