議論のウソ の商品レビュー
眉唾の議論が横行する…
眉唾の議論が横行する少年非行,ゲーム脳,携帯電話の悪影響,ゆとり教育批判を検討する。体系的な議論ではなく,断片的に問題のある議論をとりあげるのでやや不十分な感があるが,メディア・リテラシーに関心がある人は読んでみるといいかも.
文庫OFF
第30回ビブリオバトル〜明石の陣〜テーマ「すべる」で紹介された本です。オンライン開催。 2021.3.11
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情報の受け取り方、受け取ったうえでの考え方について、具体事例を用いて示されており分かりやすかった。2005年刊であり、本書で考察されている事情のうちいくつかはすでに変わっていることを感じながら読むのがまた感慨深かった。
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わかるというのはかかわるということ。 わかるより分からないことを自覚していることが大事。 これからは私たち一人一人が主役になる社会であるため、誰かに支配してもらうではなく、自分自身で自分を支配する社会でなくてはならない。 自分で自分の考える正答を作り直していかなくてはならないこと...
わかるというのはかかわるということ。 わかるより分からないことを自覚していることが大事。 これからは私たち一人一人が主役になる社会であるため、誰かに支配してもらうではなく、自分自身で自分を支配する社会でなくてはならない。 自分で自分の考える正答を作り直していかなくてはならないことを知った
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世の中に流れている情報は、誘導されてウソになっているものもあるが、実は深く紐解いてみると、ウソとは完全に決められないものがあったりもする、だから、自分の見方を鍛えましょう、ということ。 分かりやすさが求められる風潮に一言物申す、という感じが良かった。ま、若干、まわりくどい感もあ...
世の中に流れている情報は、誘導されてウソになっているものもあるが、実は深く紐解いてみると、ウソとは完全に決められないものがあったりもする、だから、自分の見方を鍛えましょう、ということ。 分かりやすさが求められる風潮に一言物申す、という感じが良かった。ま、若干、まわりくどい感もありましたが。
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2005.9発売 巷間に流れる様々な「情報を吟味する」 ①統計のウソ・・統計はいつも何かを強調したい意図で用いられる。 ②権威のウソ・・誰かの言説を読む際に注意する点。特に「権威の顕示」と「原因と結果の強引な結び付け」には注意! ③時間が作るウソ・・ある事実も時間の経過とともに...
2005.9発売 巷間に流れる様々な「情報を吟味する」 ①統計のウソ・・統計はいつも何かを強調したい意図で用いられる。 ②権威のウソ・・誰かの言説を読む際に注意する点。特に「権威の顕示」と「原因と結果の強引な結び付け」には注意! ③時間が作るウソ・・ある事実も時間の経過とともに変化する。以前には妥当なことも時間とともに誤りになることもある。決まっている基準に盲目的に従うのではなく各自状況判断が必要。 ④ムード先行のウソ・・あらかじめ結論を決め、「やっぱり」という集結する傾向がある。 〇ウソとホントの境・・「ウソ」は簡単には見抜けないし、そもそも「ウソ」とは簡単にいえないことも多いのではないか。・・「正答主義」をやめよう・・これからの社会は誰かが作った「正答」をうのみにするのではなく、自分で自分の考える「正答」を作る時代だ。 四つのウソはなるほど、と思った。ただ、最後、確かに自分の頭で考える「正答」・・これは道、考え方と言ってもいいだろうが、浅薄な知識では間違った、あるいは、ずれた「正答」、「道」になる可能性もあるのではないか。しかし、「正答主義」をやめようと言っているのだから、自分の信じる道を行く、でいいのか?
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色んな騙し方を検証してあって、日常の中でのニュースの読み方とか、参考に出来るってかしなきゃならないことも多い。逆に上手く使いこなせば、自分のプレゼンテーションを高める武器にもなりそうだけど、そういうことではなくて。でもこの方法論が自分のモノになれば、逆に騙されることも少なくなるん...
色んな騙し方を検証してあって、日常の中でのニュースの読み方とか、参考に出来るってかしなきゃならないことも多い。逆に上手く使いこなせば、自分のプレゼンテーションを高める武器にもなりそうだけど、そういうことではなくて。でもこの方法論が自分のモノになれば、逆に騙されることも少なくなるんじゃないか、と。騙すためじゃなく、騙されないために、騙すことの勉強をするのは、きっと大いにアリなんですよね。そんな感じで、タメになった本でした。
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とくに真新しいことは無いような気もするが、時折こうしたものを読んで、議論、統計、報道に関する発信者の意図を推察して考えることの重要さを確認するのは大事かと。
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これはかなりくどいですぞ。 読書注意。 ですが、今の時代に求められているのは こういう情報にふらふらと惑わされない 一つ下がったものの見方なんだと思います。 特にメディアの情報にかじりつきがちになる 私たちにとっての一種の警告と言える本でしょう。 ある本に関しての理論的な批判は...
これはかなりくどいですぞ。 読書注意。 ですが、今の時代に求められているのは こういう情報にふらふらと惑わされない 一つ下がったものの見方なんだと思います。 特にメディアの情報にかじりつきがちになる 私たちにとっての一種の警告と言える本でしょう。 ある本に関しての理論的な批判は その最たる例。 (現実に私も引っかかった) 必要なのは自分の考えを きちんともって 与えられた情報をといていく 力なんだと思います。
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民主主義は個人が主役。権力側か「正答」をもらって素直に従っておけば良いという時代ではない。マスコミから流されてくるくる「答」なるものが「ウソ」かもしれないと見抜く自分なりの視点をもつことが必要。 ウソには4つの様態がある。第1は「統計のウソ」。第2は「受け取る側も加担するウソ」。...
民主主義は個人が主役。権力側か「正答」をもらって素直に従っておけば良いという時代ではない。マスコミから流されてくるくる「答」なるものが「ウソ」かもしれないと見抜く自分なりの視点をもつことが必要。 ウソには4つの様態がある。第1は「統計のウソ」。第2は「受け取る側も加担するウソ」。第3は「時代によって変化するウソ」。最後は「結論を急いでだすウソ」。これを見分けるにはものごとを正かウソかという2分法で結論を急がないことである。
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