1,800円以上の注文で送料無料

議論のウソ の商品レビュー

3.4

29件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/10/28

世で問われているいろいろなところには、落とし穴があるぞ、という本です。 嘘があるから騙されるな、側の視点の本なのですが、世の中には詭弁系の解説本が多数あり、そういう「騙す」力に比べると弱い印象です。 しかしながら本書は具体例(それも、それなりに社会的に意味のある例)を出した上で...

世で問われているいろいろなところには、落とし穴があるぞ、という本です。 嘘があるから騙されるな、側の視点の本なのですが、世の中には詭弁系の解説本が多数あり、そういう「騙す」力に比べると弱い印象です。 しかしながら本書は具体例(それも、それなりに社会的に意味のある例)を出した上で、論点のズレを指摘しています。僕は騙す側の本のほうがウィットがあって好きですが、到達点はどちらも同じようなものかもしれません。 刺激的なタイトルの割には、ひねりは少なく、ちょっと真面目すぎるかな。 著者は、騙す騙される系の話をしたかったのではなくて、実は例に出した話の批判をしたかったのでしょうか。

Posted byブクログ

2011/10/27

4つの事例をあげて、議論の嘘について論じていく。 論理展開(って言えないようなものも多いが)の穴をついて、 飛躍や決め付けが危うい点を丁寧に説明していく。 ものの見方は一面的ではないのでもっと多面的に見れるように、一度立ち止まって考えなくちゃなと改めて実感させられた。 もっ...

4つの事例をあげて、議論の嘘について論じていく。 論理展開(って言えないようなものも多いが)の穴をついて、 飛躍や決め付けが危うい点を丁寧に説明していく。 ものの見方は一面的ではないのでもっと多面的に見れるように、一度立ち止まって考えなくちゃなと改めて実感させられた。 もっと抽象的な本だと思っていたのでなんか意外な感じだった。

Posted byブクログ

2011/03/30

「なぜ?」、「ほんとか?」と自分で考えてメディアの情報に接しようというお話。 あまり、目新しい内容がない、、

Posted byブクログ

2010/11/20

[ 内容 ] ベストセラー『大学生のためのレポート・論文術』で論理の組み立て方をわかりやすく解説した著者が「情報に騙されない」方法を平易に懇切に論じる。 [ 目次 ] 第1章 統計のウソ―ある朝の少年非行のニュース評論から(統計の魔力を読み解く 少年非行の実態を読む ほか) 第...

[ 内容 ] ベストセラー『大学生のためのレポート・論文術』で論理の組み立て方をわかりやすく解説した著者が「情報に騙されない」方法を平易に懇切に論じる。 [ 目次 ] 第1章 統計のウソ―ある朝の少年非行のニュース評論から(統計の魔力を読み解く 少年非行の実態を読む ほか) 第2章 権威のウソ―『ゲーム脳の恐怖』から(「虚偽」論法 科学的よそおいの危なさ―権威に訴える虚偽 ほか) 第3章 時間が作るウソ―携帯電話の悪影響のうつりかわり(電車の中で携帯の電源は切るべきか 携帯電話と医用機器の調査研究―総務省の調査報告の「方針」 ほか) 第4章 ムード先行のウソ―「ゆとり教育」批判から(短絡的な議論 学力は下がったのか ほか) 第5章 ウソとホントの境―少し長い「あとがき」(これまでの議論 「ウソ」と「ホント」の境を越えて ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2010/02/28

要点は以下のとおり。 統計から何らかの結論を見いだす場合、グラフの前年の動き等、マクロ視点で判断する必要がある。 アンケート結果の裏にある質問がなんだったのか確認せよ。 データから判ることのほか、判らないことも押さえよ。 データから言えることが多くあるのに、一つの結論に無理矢理に...

要点は以下のとおり。 統計から何らかの結論を見いだす場合、グラフの前年の動き等、マクロ視点で判断する必要がある。 アンケート結果の裏にある質問がなんだったのか確認せよ。 データから判ることのほか、判らないことも押さえよ。 データから言えることが多くあるのに、一つの結論に無理矢理に持っていないか確認する。 論者の経歴にだまされるな。 特定の傾向のみをみて、判断できない。他の可能性もあるからだ。 データを見るには、統計学必要。分母が大きいデータと分母の小さいデータを直で比べてみてもだめ。

Posted byブクログ

2010/01/14

難しい…! 面白いとか面白くないとかじゃなくて、やっぱりこういう筋道立てて論理だった考え方が出来なくてはいけないなと思った。

Posted byブクログ

2009/11/03

20090915 調査のウソと同系統の本。 議論よりも事例を挙げて説明している。 ぶっちゃけ香山リカとか宮台真司みたいなのはぶった切り。

Posted byブクログ

2009/10/04

統計のウソ、権威のウソ、時間のウソ、ムードのウソ、ウソとホントの境界。ちょっと説明が回りくどく、いまいち。また、目新しい観点もあまりない。

Posted byブクログ

2009/10/04

この本は、読んでいてややいらいらしてしまった。 言ってることは、間違っちゃいないけど、結構、わかっていて 妥協して結論を出しているケースもあると思う。 世の中の議論なんて。 結局、論理に穴があるとかほざいているだけでは前に進めないんですよね。 否定だけするというのはものすごい...

この本は、読んでいてややいらいらしてしまった。 言ってることは、間違っちゃいないけど、結構、わかっていて 妥協して結論を出しているケースもあると思う。 世の中の議論なんて。 結局、論理に穴があるとかほざいているだけでは前に進めないんですよね。 否定だけするというのはものすごい楽なことです。

Posted byブクログ

2014/09/09

恣意的な統計の利用(新聞記事)、権威を纏った虚偽(ゲーム脳)、状況変化の無視(総務省調査)、ムードに流された感情論(ゆとり教育批判)の4パターンを紹介。結局、簡単に白黒付けたがる自分にこそ要注意。

Posted byブクログ