あなたと、どこかへ。 の商品レビュー
某自動車メーカーの車のサイトに寄せられた物語をまとめたものらしい。よってテーマは車である。吉田修一氏はじめ今をときめく作家陣による車をテーマにした短編集。横に乗る人は結婚相手だったり、元恋人だったり、肉親であったり。車って究極のプライベートスペースだと思うので、他人とか、良く知ら...
某自動車メーカーの車のサイトに寄せられた物語をまとめたものらしい。よってテーマは車である。吉田修一氏はじめ今をときめく作家陣による車をテーマにした短編集。横に乗る人は結婚相手だったり、元恋人だったり、肉親であったり。車って究極のプライベートスペースだと思うので、他人とか、良く知らない人とかを乗せたり乗せてもらったりというのはすごく緊張するなあ。でも皆さん車を、気分転換とか、非日常的に過ごすための道具として描かれているのは、同感しつつそうありたいと思った。
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どこかへでかけることをテーマにした8つの短編集。 吉田修一と川上弘美さんの話がよかった。特に吉田さんはこの短編を読んでいっぺんに好きになってしまった。
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角田光代の姉弟の話が好き。弟ナイス! 林望の話の中で、人生やり直すことはできないからこれでいいことにしようっていうのがいいなーと思いました。
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とても読みやすかった。石田さんのお話みたいな、本を読むためだけの旅をしてみたいなぁと思った。とても素敵。
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車がテーマのアンソロジー。 我が家は車を持たない生活をしている。 だから、このアンソロジーに出てくる夫婦やかつての恋人たちや姉弟が少しうらやましかった。 閉ざされた空間、真向かいではなく、お互いに進行方向を向いて話すことのできる空間は、 結構貴重なものかもしれない。 そこでは大事...
車がテーマのアンソロジー。 我が家は車を持たない生活をしている。 だから、このアンソロジーに出てくる夫婦やかつての恋人たちや姉弟が少しうらやましかった。 閉ざされた空間、真向かいではなく、お互いに進行方向を向いて話すことのできる空間は、 結構貴重なものかもしれない。 そこでは大事な話もできるし、なかなか聞けなかった過去の真実も知ることができる。 あぁ、車に乗りたくなった。 私の場合は助手席だけど。 そしたら、どんな会話がうまれるのだろう。 私も車の中で号泣したり、微笑んだり、できるかな。 そんな私に運転席に座る人はどんな言葉をかけてくれるんだろうな。
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1/22 全然期待しないで読んだ割りにじゅうぶん楽しめた。一つのテーマについていろいろな人が書くという形は案外すきなのかも。谷村志穂、ひさしぶりに読んだけどよかったです。電車だったのに泣いちゃった。
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産TEANA発信のショートストーリー。 車をキーに物語を紡ぐ。 いきたい場所にアクセルを踏み込むことの出来る大人のほうがいい。 大人になる瞬間。 車って自分にとって大事だったな。 好きな瞬間。 彼女を送ってから深夜の高速を1人で帰る時、学生時代に電車で行ってい...
産TEANA発信のショートストーリー。 車をキーに物語を紡ぐ。 いきたい場所にアクセルを踏み込むことの出来る大人のほうがいい。 大人になる瞬間。 車って自分にとって大事だったな。 好きな瞬間。 彼女を送ってから深夜の高速を1人で帰る時、学生時代に電車で行っていた場所に車で行く時、「さて行きますか」と車を降りるためサイドギヤを思いっきり引いてエンジンを止める時。
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~内容(「BOOK」データベースより)~ 日産TEANAスペシャル・サイト発信。 8人の短篇の名手が書き下ろした、8つの愛の情景。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 8人の作家によるドライブにまつわる短編集。大当たりこそなかったが、(石田衣良を除いて)どれも心温まり、幸せな気持...
~内容(「BOOK」データベースより)~ 日産TEANAスペシャル・サイト発信。 8人の短篇の名手が書き下ろした、8つの愛の情景。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 8人の作家によるドライブにまつわる短編集。大当たりこそなかったが、(石田衣良を除いて)どれも心温まり、幸せな気持ちになれた。個人的には吉田修一と角田光代の話がお気に入り。 全体的に大人向けの話が多かったので、もっと歳を重ねてからもう一度読み直したい。
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オムニバス形式で、日産のティアナと言う車でドライブをする人たちのお話。なんだかいろんなことがあるなぁなんてひとつずつちくちくと読めるのが素敵でした。川上さんのお母さんの話はちょっと心がちくりとしたな。自分の親子関係をすこし反省しました。
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個人的には石田衣良さんのが一番良かった。 さらっと読める。疲れてるとき、旅行に持って行くのにお勧め。
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