あなたと、どこかへ。 の商品レビュー
ここではない、どこかへ。あなたと、ふたりで-。 8人の作家によるちいさな旅をテーマにした短編集 旅って、いつでもどこでも旅なんだよね 軽くてスイスイっと読めちゃうので手軽です
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7人の作家のドライブに纏わるおしゃれな短編集。 川上弘美さんのは読んだ後、 ジーンと来てしまいました。
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8人の作家による短編集。 普段読まない作家の魅力を発見できればと思ったわけだが。 片岡義男の文体が独特で印象的。 クドイっつうか何つうか。 他の作家も短すぎるのか山も谷もない話が多く暇つぶしにはなるけどオススメはしない。
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(2007.10.12読了)(拝借) 副題「eight short stories」 8人の作家の作品が収録されています。日産自動車のサイトに掲載されたものを1冊の本にしたものです。 吉田修一著、「乙女座の夫、蠍座の妻。」 角田光代著、「時速四十キロで未来へ向かう」 石田衣良著、...
(2007.10.12読了)(拝借) 副題「eight short stories」 8人の作家の作品が収録されています。日産自動車のサイトに掲載されたものを1冊の本にしたものです。 吉田修一著、「乙女座の夫、蠍座の妻。」 角田光代著、「時速四十キロで未来へ向かう」 石田衣良著、「本を読む旅」 甘糟りり子著、「慣れることと失うこと」 林望著、「この山道を」 谷村志穂著、「娘の誕生日」 片岡義男著、「遠い雷、赤い靴」 川上弘美著、「夜のドライブ」 吉田修一、角田光代、石田衣良、川上弘美の4人は、他の作品を読んだことがありますが、残りの4人はこの本での作品が初めてです。どれか気に入った作品があれば、読む作家の範囲が広がるかなという期待が多少あったのですが、読んだことのなかった作家の中で気に入ったものはありませんでした。 8つの作品で共通するのは、車のドライブシーンが出てくることです。日産自動車のサイトですので、作品を書いてもらうときの唯一の条件が、きっとそういうことだったのでしょう。 吉田修一、角田光代、川上弘美、の3方は、短編も結構読めますが、石田衣良の場合は、ある程度の長さがないと作品として読めるものにはならない様です。 (2007年10月13日・記) (「MARC」データベースより)amazon ここではない、どこかへ。あなたと、ふたりで-。かつての、あるいは今の愛を確かめにドライブに出かけるふたり。日産TEANAスペシャル・サイト発信、8人の作家による8つの短篇小説を収録する。
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図書館にて。 角田光代「時速40キロで未来へ向かう」良かったなあ…。 谷村志穂「娘の誕生日」スタイリッシュであったかい。 そしてなんといってもラスト、川上弘美「夜のドライブ」やっぱり、作家って、小説ってすごいなあ。
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えらい車が良く出るなぁ、と思ったら、日産TEANAのサイトからの小説だった。 あんまりあっさりし過ぎていて、あんまり覚えていない・・・ 角田光代の姉弟の話は、じんわり暖かで良かった。 石田衣良のは、へっ?て感じでがっかり。 谷村志穂も良かった気持ちだけ残ってるんだけど・・・覚えて...
えらい車が良く出るなぁ、と思ったら、日産TEANAのサイトからの小説だった。 あんまりあっさりし過ぎていて、あんまり覚えていない・・・ 角田光代の姉弟の話は、じんわり暖かで良かった。 石田衣良のは、へっ?て感じでがっかり。 谷村志穂も良かった気持ちだけ残ってるんだけど・・・覚えてない~!!
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<内容>ここではない、どこかへ。あなたと、ふたりで-。かつての、あるいは今の愛を確かめにドライブに出かけるふたり。日産TEANAスペシャル・サイト発信、8人の作家による8つの短篇小説を収録する。
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物足りない。 昔の俳人が旅先で一宿のお礼に置いていった句のような、やっつけ仕事のような物足りなさ。 ■吉田修一 夫婦でも他者に干渉しないことを良しとする考え方は好き。 でも、客観的に見るとただの他人みたいでおかしい関係と思った。 重松清のリビング-隣の花園くらいの関係(他の夫婦...
物足りない。 昔の俳人が旅先で一宿のお礼に置いていった句のような、やっつけ仕事のような物足りなさ。 ■吉田修一 夫婦でも他者に干渉しないことを良しとする考え方は好き。 でも、客観的に見るとただの他人みたいでおかしい関係と思った。 重松清のリビング-隣の花園くらいの関係(他の夫婦には干渉しない・互いの仕事には干渉しない)ぐらいが理想かな。 ■角田光代 人生低迷中(考え中)のいつもの女の子が出てきた。 弟が助けてくれてた。 悪いことが続いて、小さな何かをきっかけに全てが無気力になる状態を「ブレーカーが落ちた」って表現してた。 良い表現だな。 ■石田衣良 読書するだけの旅行のため、ワクワクしながら鞄に詰める本を選び、観光もせずにひたすら読む。 こういう楽しみをただ満喫できる人はいいな。 ■他3 40代男女の話。 40代って未知すぎる。 ■川上弘美 お母さんとオールドミスの娘の話。 370
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日産TEANAスペシャル・サイトで発表された、8人の作家による、車にまつわる小説のアンソロジー。収録作品と作家は以下。 「乙女座の夫、蠍座の妻。」吉田修一 「時速四十キロで未来へ向かう」角田光代 「本を読む旅」石田衣良 「慣れることと失うこと」甘糟りり子 「この山道を……」林望...
日産TEANAスペシャル・サイトで発表された、8人の作家による、車にまつわる小説のアンソロジー。収録作品と作家は以下。 「乙女座の夫、蠍座の妻。」吉田修一 「時速四十キロで未来へ向かう」角田光代 「本を読む旅」石田衣良 「慣れることと失うこと」甘糟りり子 「この山道を……」林望 「娘の誕生日」谷村志穂 「遠い雷、赤い靴」片岡義男 「夜のドライブ」川上弘美 ほんわりと心があったかくなって自然と顔がほころんでしまったのは「乙女座の夫〜」。 しばらく忘れていたことを思い出し涙する主人公にこちらもウルウルし、なんていい弟なんだ、こいつっ! とすごくうれしくなったのは「時速四十キロ〜」。 読書をするためだけの、こういう一人旅っていいなぁ(荷物は重そうだけど)とうっとりしてしまった「本を読む旅」。 そして、自分と思いっきり重なって涙を流して泣いてしまった「夜のドライブ」。 この4編が、良かった。 とくに最後の川上弘美さんの「夜のドライブ」には、もうやられました。わたし自身、母と二人でいろんなところに行ってみたいな、泊りがけで旅行してみたいな、とずっと思っていたのに、一度も実現しないまま母が亡くなって、二度とそれがかなわなくなってしまったわたしにとって、この話は涙なくしては読めない。 ……今も、書きながら涙が出てきてしまう。何度読んでも泣けてしまう。わたしの母は、この小説のお母さんとはちょっと違う人だったけど、このシチュエーションはわたしも母と旅行に行ったらこんな感じになるだろうなと思わせる(と同時に、お母さんと旅行に行けるこの主人公がうらやましくて仕方ない)のと、母のことを思う気持ちはこれとまったく同じだったことを思い出してしまうのが、もう、なんていうか、たまらなくなるのだ。 ……すみません、泣けてしまってこれ以上書けません。 まあとにかく、本書は車やドライブにまつわる話が詰まっていて、ちょっと切なかったりうれしかったり、いろいろな意味で心にじぃんと来るアンソロジーです。お勧め。(2006.4.14)
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あっさり読め、読んだあと、心が軽くなる本。私は車の運転ができないけど、車に乗ってどこかにでかけた後の爽快感が心をよぎった。甘糟りり子、林望、谷村志穂のは休日の朝、ふとんのなかで読みながら、過去を肯定することについてふと考えた。過去について考えることは生きるためにたまに必要なことだ...
あっさり読め、読んだあと、心が軽くなる本。私は車の運転ができないけど、車に乗ってどこかにでかけた後の爽快感が心をよぎった。甘糟りり子、林望、谷村志穂のは休日の朝、ふとんのなかで読みながら、過去を肯定することについてふと考えた。過去について考えることは生きるためにたまに必要なことだ。川上弘美のを読んだのはその前夜の夜遅く。読んだら、妙に感傷的になって、クライバーのベートーベン第7番が聴きたくなった。もちろん、これは個人的な感傷の範疇である。
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