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診療室にきた赤ずきん の商品レビュー

3.6

82件のお客様レビュー

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この本はほんとうに薄…

この本はほんとうに薄い本で、一時間で読めてしまうと思います。しかし内容は昔話を使って現代の心の病を癒すというもので、「昔話なんて・・・」と馬鹿にしていたらカウンターパンチくらいます。理論上もまさにこの患者は三年寝太郎だ!とか、ほんとうに昔話はカウンセリングマニュアルなんではないか...

この本はほんとうに薄い本で、一時間で読めてしまうと思います。しかし内容は昔話を使って現代の心の病を癒すというもので、「昔話なんて・・・」と馬鹿にしていたらカウンターパンチくらいます。理論上もまさにこの患者は三年寝太郎だ!とか、ほんとうに昔話はカウンセリングマニュアルなんではないか?と思ってしまうほどです。どうぞ読んで見てください

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ちょっと不思議で本当…

ちょっと不思議で本当は不思議じゃない12話が、あなたの心をきっと癒してくれると思いますよ。

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物語療法を初めて聞き…

物語療法を初めて聞きました。心の悩みをみんなが知っている「三匹のこぶた」「赤ずきん」「ももたろう」などで解き明かします。思わずなるほどって思ってしまいました。

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「診療所で昔話!?」…

「診療所で昔話!?」一見その関わりがわからない両者ですが、この本を読めばすぐにわかります。これまでとは違う視点で童話を読むことができます。

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精神科医が、むかしば…

精神科医が、むかしばなしと精神的悩みを対比させながら、こころの悩みを解決していきます。

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興味深い

誰もが知っている昔話、「赤ずきん」や「ねむりひめ」などを使って行われる物語療法。患者を囲む環境や抱えている心が、物語の形を借りることで(患者自身に)見えてくる。この治療法の一端が見える、興味深い本。

yama

2023/08/05

「むかしむかしあるところに…」精神的な悩みを抱えてやってくる患者たちに、昔話や童話を聞かせて治す精神科医が描いた本著。ノンフィクションで、患者たちが自分のために語られた物語の中に、自分の姿を見出して、診療室から飛びたっていく様子を描いている。 一番最後の「人には誰にでも『自分の...

「むかしむかしあるところに…」精神的な悩みを抱えてやってくる患者たちに、昔話や童話を聞かせて治す精神科医が描いた本著。ノンフィクションで、患者たちが自分のために語られた物語の中に、自分の姿を見出して、診療室から飛びたっていく様子を描いている。 一番最後の「人には誰にでも『自分の物語』があるのです。…人生の節目節目に自分に合った童話や昔話を見つけて下さい。」という言葉にわくわくした。 私の物語は何だろう…今は「ヘンゼルとグレーテル」かな。道を模索中だし…あ、でもそしたらお菓子の家という甘いワナにひっかかってしまう;用心しなくちゃ!

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2021/05/05

精神科医の診察の場面において、読書療法を実際にどのように取り入れているのかについて症例を用いて説明がされている。

Posted byブクログ

2020/08/23

2020年に読了。20年以上前の本だがとても面白かった! 精神科的に一般的な認知療法などではなく、ユニークなアプローチ。人に寄り添う診療は大変だっただろうと思うが、楽しんでいた気配さえ感じた。さて、自分が投影出来る物語って何だろう?

Posted byブクログ

2019/02/11

著者は、聖路加国際病院精神科部長でもあります。患者の治療を目的として、童話や昔話を話します。確かに、童話や昔話は、勧善懲悪だったり、最後に愛は勝つだったり、子供を良い方向へ導くための物語です。しかし、長い間語り継がれてきたのには、それだけではない理由があるのでしょう。話す人・聞く...

著者は、聖路加国際病院精神科部長でもあります。患者の治療を目的として、童話や昔話を話します。確かに、童話や昔話は、勧善懲悪だったり、最後に愛は勝つだったり、子供を良い方向へ導くための物語です。しかし、長い間語り継がれてきたのには、それだけではない理由があるのでしょう。話す人・聞く人の心を癒すという大きな理由が。 ここでは、『ねむりひめ』『三ねんねたろう』『幸運なハンス』『食わず女房』『ぐるんぱのようちえん』『ももたろう』『赤ずきん』『うたしまたろう』『三びきのこぶた』『いっすんぼうし』『つる女房』『ジャックと豆の木』のお話が書かれています。その中で、『三びきのこぶた』が一番印象に残りました。

Posted byブクログ