ダンス・ダンス・ダンス(下) の商品レビュー
2008.07.09 (再読) 途中寄り道をして本日読了。 人に公平に接すること。 30過ぎたら、竜巻でも砂嵐でも自分で選んだことはそれでやっていくこと、それしかないこと。
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最後が意外に何かを切実に求める春樹の男主人公っていう。ちょっと新鮮。 展開が鮮やかで、思わず引き込まれた。それは春樹らしくはないのかもしれない。でも私は満足だった。 五反田君や、五反田君への「僕」の心情が、春樹にしては珍しくとても人間味が感じられたところが、私がこの作品に好印象を...
最後が意外に何かを切実に求める春樹の男主人公っていう。ちょっと新鮮。 展開が鮮やかで、思わず引き込まれた。それは春樹らしくはないのかもしれない。でも私は満足だった。 五反田君や、五反田君への「僕」の心情が、春樹にしては珍しくとても人間味が感じられたところが、私がこの作品に好印象を抱いている一因かもしれない。 何となく最後の肝心の部分が短すぎるようには思うけれども。。上巻より下巻の方が、スピード感があって面白かったかな?
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ラストはちょっと理解不能過ぎかなあとは思いますが、読んでる途中はドキドキするほどその世界に引き込まれました。ハワイに行くところなどは凄く情景も浮かんできてなかなか素敵。たまには私もリフレッシュしたいなあと思いました。ちょっと残念なのは、結構人が死んでしまうところですね。 物語とは...
ラストはちょっと理解不能過ぎかなあとは思いますが、読んでる途中はドキドキするほどその世界に引き込まれました。ハワイに行くところなどは凄く情景も浮かんできてなかなか素敵。たまには私もリフレッシュしたいなあと思いました。ちょっと残念なのは、結構人が死んでしまうところですね。 物語とは関係ないですが、比喩や言葉が心に残りました。「雪かき」っていい表現だと思います。
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内容(「BOOK」データベースより) 失われた心の震えを回復するために、「僕」は様々な喪失と絶望の世界を通り抜けていく。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまで―。そこではあらゆることが起こりうる。羊男、美少女、娼婦、片腕の詩人、映画スター、そして幾つかの殺人が―。デビュー十年、...
内容(「BOOK」データベースより) 失われた心の震えを回復するために、「僕」は様々な喪失と絶望の世界を通り抜けていく。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまで―。そこではあらゆることが起こりうる。羊男、美少女、娼婦、片腕の詩人、映画スター、そして幾つかの殺人が―。デビュー十年、新しい成熟に向かうムラカミ・ワールド。
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ステップを踏むんだ。 誰のものでもない、僕だけのステップ。 転ばないように、踏み外さないように。 ピナ・コラーダ。 留まる。
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こっちの世界とあっちの世界。 こっちの世界につながっているために皆が感心するくらい上手にステップをふみつづけなければならない。 春樹の伝えたいことが見え隠れするが、なかなかとらえることができない作品だった。
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読んだのが昔すぎてレビュー書けないw風の歌をきけ、1973年のピンボール、羊をめぐる冒険、ダンスダンスダンスは全て繋がっている。もう一度読みたい作品。
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まさか五反田君が自死してしまうなんて。きっかけをずっと待っていた、なんて。五反田君が僕に、自分の異常な面を打ち明ける場面、いなくなる直前の告白の場面がものすごく重たかった。一見完璧でみんなから羨ましがられる存在。その空虚さ、寂しさ…。五反田君。 僕も、だけど、なによりもユキが幸せ...
まさか五反田君が自死してしまうなんて。きっかけをずっと待っていた、なんて。五反田君が僕に、自分の異常な面を打ち明ける場面、いなくなる直前の告白の場面がものすごく重たかった。一見完璧でみんなから羨ましがられる存在。その空虚さ、寂しさ…。五反田君。 僕も、だけど、なによりもユキが幸せになれればいいな。
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「本当に私を憎まない?」 「もちろん」と僕は言った。「憎んだりしない。そんなことあるわけがない。この不確実な世界にあって、それだけは確信をもって言える」 「絶対に?」 「絶対に。二五〇〇パーセントありえない」
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けっこうダーク。結局ジューンは誰に殺されたんだろう? いつかハワイで行ってピナ・コラーダを飲んでみたい。 「芸術的雪かき」って表現、納得。
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