ダンス・ダンス・ダンス(下) の商品レビュー
2009.10(大学4年) アメ:人を巻き込んでしまう影響力のある人間,一流の才能,周囲はそれと同時に磨り減る,時にエゴを針でさされる 「暗示性が具体的な形をとるのをじっと待って,それから対処すればいい」 「何かを無理に変えようとせずに,物事が流れていく方向をみればいい,そし...
2009.10(大学4年) アメ:人を巻き込んでしまう影響力のある人間,一流の才能,周囲はそれと同時に磨り減る,時にエゴを針でさされる 「暗示性が具体的な形をとるのをじっと待って,それから対処すればいい」 「何かを無理に変えようとせずに,物事が流れていく方向をみればいい,そして公平な目で物を見ようと努めればいい」 「後悔するくらいなら君ははじめから努力くらいはすべきだったんだ」 「ある種の物事とは口にしてはいけないんだ」 新鮮な野菜とハムのサンドウィッチ,ビールが好きになった。w ロックはやっぱり抵抗があるけれど。 やっぱり最後には一人の人としっかり手をつないで寄り添って歩いていきたい。ものじゃないの,人間は。 波打っていた心を少し鎮めてくれた。
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不思議な小説だ。 ミステリーであり、SFであり、ラブロマンスである。 登場人物が目まぐるしく変わり、舞台は日本だけでなく、海外にも飛び出す。 どうなることやらと、ストーリーを追っていったが、どうやら収まるところに収まり、ハッピーエンドとなった。 完全には理解できていない。
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昔は村上春樹の本を単なるシュールな物語として読んでいたけれど、最近は違う。愛だの意義だの暴力だの、なんだか少し分かるようになった。
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村上春樹。 読むとこの上なく不安になる。 でも安心する。なんだろうこれ。 自分じゃ言えないことを代弁してもらっていて、でもそれを受け入れたくないけど本当は受け入れたい、けどそれはまだ心の奥深くにあって感知できない。 そんな感じ。読んだ後だからか言葉づかい変。 しかし、 国語...
村上春樹。 読むとこの上なく不安になる。 でも安心する。なんだろうこれ。 自分じゃ言えないことを代弁してもらっていて、でもそれを受け入れたくないけど本当は受け入れたい、けどそれはまだ心の奥深くにあって感知できない。 そんな感じ。読んだ後だからか言葉づかい変。 しかし、 国語の問題集にこの文章載せるのまちがってる。誰かいるでしょう、星まわりの件の文章を解いたことある人が。これってやっぱ解釈をテスト問題にしちゃいけなくね?
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私が村上春樹が好きなのは言葉の遊び方です。今回のこの作品も豊かな表現で読者にうまく画を描かせてくれる。 現実離れしているけど、何故かしっくり画が見える。 そんな村上ワールドに今回もどっぷりつかれました。
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最後に「僕」が泣くのが感動的だった。 すべては繋がっていて すべて僕を待ってる かっこう、と彼女は言った。
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やっぱり謎が残るんだよね。 羊男は?キキは?ユキは??あと一つの白骨死体は? もうなんでこうも謎を残していくんだよー ミステリィ要素もありつつな感じで。 あたしはけっこう好きです。 非常に、完全に、死んでいる。
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『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』の続編。 夢を見る。いるかホテルの夢だ。夢の中で<僕>はそこに含まれている。そこでは誰かが、<僕>の為に涙を流しているのだ。 『羊をめぐる冒険』から4年。1983年、冬。<僕>は34歳になっていた。好むと好まざ...
『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』の続編。 夢を見る。いるかホテルの夢だ。夢の中で<僕>はそこに含まれている。そこでは誰かが、<僕>の為に涙を流しているのだ。 『羊をめぐる冒険』から4年。1983年、冬。<僕>は34歳になっていた。好むと好まざるとに関わらず、誰かがやらなければならない記事を書く、「文化的雪かき」。それが<僕>の仕事である。 仕事で訪れた函館から、<僕>は再び札幌のいるかホテルに向かう。4年前に<僕>をいるかホテルに導いてくれた彼女、キキに会うために。<僕>の新しい冒険が始まる。 「踊るんだよ。音楽が続く限り、踊り続けなきゃならない」 高度資本主義社会、雪かき、調教された野菜、かっこう、ピナ・コラーダ、経費…。これぞ村上春樹的世界観。私はやはり、彼の文章が好きなのだと思う。例えば、主人公の登場人物達との会話に見られる哲学や、魅力的な登場人物達、そして、世界観の奥深さ。 現実と非現実との間で、失うことしか出来なかった<僕>は、踊りきることができたのだろうか。
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ここで、「風の歌を聴け」以降の物語が完結。 この主人公、癖が強いため変な愛着が湧いてしまいました。別れがさみしいです。 相変わらず、自分の読解力の無さには嫌気がさします。ちょっとラストが釈然としないかな。
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そう、踊らなきゃ。 人生なんて踊らされてナンボだよね。 この時期の彼の作品はどれも抱きしめたくなるほどにいい。 彼の青春だからかな?
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