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ダンス・ダンス・ダンス(下) の商品レビュー

4.2

416件のお客様レビュー

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旧友で俳優の五反田君…

旧友で俳優の五反田君。彼はまさに「高度資本主義社会」の抜けられない連環に捕らわれてしまっている。主人公である「僕」と五反田君の辿る運命とは。現代という時代について考えさせられる。

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少しSFめいたところ…

少しSFめいたところもありますが、それがこの作品の醍醐味です。村上春樹特有の文体にひきこまれながら、奇妙な冒険にいざなわれていきます。読みやすい構成ですのでおすすめです。

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村上春樹の作品の中で…

村上春樹の作品の中で「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と並んで最もお気に入りの作品となりました。一度読み始めるととまらなくなります。

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『風の歌を聴け』、『…

『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』の三部作の続編。出来れば三部作を読んでからこの本を読んでください。後悔はしません。

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2026/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

色んな考察があるし、疑問もあるし、理解出来なかった事もあるし、その中で確実に心に残った塵もある。ノルウェイで感動し、カフカで自分の足りなさを実感し、3,4年振りに村上春樹を読んで、まぁ止まらなかったね。上巻に関しては10時間ぶっ通しで読み続けて、気付いたら朝6時だった。そんな読書体験をありがとう。主人公の心の声、考え方に惹かれる。この世界への不安、でもやるしかない、進めるしかない、その中で素直に思っている事への言語化。それが心地良く、このタイミングで読めて良かったなと思えた。ピンボール、羊を今年中に読んで補完したいな。主人公に幸あれ!!そして物事にルールはなく、人生に縛りは無く、上も下も無く、やりたい事にやりたい事をやればいいし、波が来たら身を任せて乗れば良い。そう思わせてくれた

Posted byブクログ

2026/03/18

現実とあちらの世界を行き来する描写が完全に村上春樹ワールドで引き込まれた。 生と死との間で生活を送っていた、主人公僕とユキが周りの死を経て、生にしがみつき現実を生きることに尽力する後半の部分が良かった。

Posted byブクログ

2026/03/16

spotifyでダンスダンスダンスのプレイリストをかけながらずっと読んだ ハワイの所が1番楽しかった。 ピナコラーダ、ビーチ、コテージ 五反田くんとのやり取りも良い 春樹は都会の日常パートのが好きだからいつも尻すぼみ感じる。 女と寝るシーン飽きた。ユキとは健全に終わって安堵 と...

spotifyでダンスダンスダンスのプレイリストをかけながらずっと読んだ ハワイの所が1番楽しかった。 ピナコラーダ、ビーチ、コテージ 五反田くんとのやり取りも良い 春樹は都会の日常パートのが好きだからいつも尻すぼみ感じる。 女と寝るシーン飽きた。ユキとは健全に終わって安堵 とかいってまた読みたくなるんだろうな、ゆっくりして最高

Posted byブクログ

2026/03/16

 (上)の時も感じたんですが、(下)では思いっきり体温を感じました。 人間味というか呼吸と言いますか。  繊細さと少しセルフィッシュ的なとこも惹かれます。  最近の伏線回収みたいなのも全くなくて好きです。  とても素敵な作品でした。

Posted byブクログ

2026/02/25

物語の始めの夢、つまりいるかホテルは、主人公の心の中を示しているのか。泣いているのはキキだと思っていたが、本当は自分であった。自分の影法師であった。自分の心だからこそ、そこに含まれ、もう一人の本当の心が泣いていたのか。 五反田くんも本当の自分というものがわからなかった。ギャップを...

物語の始めの夢、つまりいるかホテルは、主人公の心の中を示しているのか。泣いているのはキキだと思っていたが、本当は自分であった。自分の影法師であった。自分の心だからこそ、そこに含まれ、もう一人の本当の心が泣いていたのか。 五反田くんも本当の自分というものがわからなかった。ギャップを感じ苦悩していた。 主人公は、五反田くんとは反対にそのギャップを認識していなかった。しかし、認識していないだけで本当は心の底では苦しんでいた。人と出会い、去っていく。残るのは自分だけ。そんな孤独を本当は苦しいと心の底では感じ、悲しみ、すすり泣いていた。 ユミヨシさんとの繋がりは、現実との繋がり。離れちゃいけない。彼女と繋がることで現実を生きることができる。孤独を無くすことができる。 最後の夢は、繋がりを離しちゃいけないことを示していた。離せば、孤独の別世界へと落ちていくと。 本当に求めたものは、手に入れるのが困難。端から見れば羨ましいものでも、本人が本当に望むものを手に入れるのは、簡単じゃない。理屈じゃない。だからこそ、自分の勘を信じて動き続ける、それがステップを踏むこととなり、そうして踊っていく。生きるとは、理屈ではなく、がむしゃらに踊り続ける。そういったものをこの作品を通して感じた。 本当の自分とはなにか。

Posted byブクログ

2026/02/26

この本から私なりに得たもの: 本当に自分が欲しいもの、ときめくもの、大切にしたいものは何なのか、しっかりと見て感じる。 そして見つかったら手放さない努力をしなければならない。何かが起こるのを待つのではなく、諦めて傍観するのではなく。 雪かき的な仕事にもプライドを持つ。それは誰の...

この本から私なりに得たもの: 本当に自分が欲しいもの、ときめくもの、大切にしたいものは何なのか、しっかりと見て感じる。 そして見つかったら手放さない努力をしなければならない。何かが起こるのを待つのではなく、諦めて傍観するのではなく。 雪かき的な仕事にもプライドを持つ。それは誰のためでもなく自分の尊厳を保つものになるのかもしれない。 考察: おそらく鼠の死や元妻との別れなどは本人が思っている以上にダメージを受けるものだった。PTSD的な状態から、さまざまな(偶然的で運命的な)関わり合いを通して、価値観や人間関係などにおいて自分に本当に手にしたいものに気づくことができた。粛清というか。自分を取り戻したというか。そんなストーリーに感じた。 感想: 村上春樹の他の既読作品よりは展開が少なくテンポもゆっくりなため、読み応えがなかったように感じたが、主人公に共感できることがたくさんあり、今の私が読む意味があったように感じる。困難が訪れても、うまく踊りこなさないといけない。それが新しい出会いや大切にしたいものに気づく布石になることを学んだ。 村上春樹の性描写が苦手なのだが、最後のユミヨシさんと結ばれるところは良かった。一般的に、性的欲求は情が昂るものなのに、村上春樹の性描写はいつも冷静に距離を置いて観察しているかのような表現が多いから苦手なんだとわかった。いやに生々しく想像できるというか。一方ユミヨシさんとのシーンは、主人公から愛や安心を感じることができたし、言うなればそのシーンにちゃんと主人公が「含まれている」感覚があった。

Posted byブクログ