ローマ人の物語(11) の商品レビュー
「他者の人権を認めながらも自分自身に忠実に生きることを貫く」カエサルの魅力を余すところなく伝えてくれる。ポンペイウスとの戦い、図入りでわかりやすくどきどきする。寛容(クレメンティア)の精神、感服する。
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ガリアを平定したカエサルがルビコンを越えてポンペイウスと対決。スペイン、ギリシャでの戦いを経て、エジプトでポンペイウスが死去した後、クレオパトラと2ケ月のナイル川旅行をするまで。
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ルビコンを渡り、首都ローマを目指すカエサル。 ポンペイウスと有力な元老院議員はローマを離れ、決戦のための準備を行う。 カエサル対ポンペイウス。 天才対戦術家の会戦が繰り広げられる。 有名なクレオパトラも登場。 ローマが拡大路線なのがよくわかります。
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カエサルの前に、かつての盟友ポンペイウスが立ちはだかる。 かつての友が敵に、かつての敵がともに。 戦とは千変万化、複雑怪奇の様相を呈する。
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本屋に平積みされてるいわゆる「成功本」をいろいろと読み漁るにつれて、「成功って何?」とわからなくなり、原点にかえって歴史について、しかも歴史上の人物を中心に学んでみようと思ったのがきっかけです。 これまでの人生、私はあまりにも歴史を軽視しすぎてました(笑) 新しいことばかりを追...
本屋に平積みされてるいわゆる「成功本」をいろいろと読み漁るにつれて、「成功って何?」とわからなくなり、原点にかえって歴史について、しかも歴史上の人物を中心に学んでみようと思ったのがきっかけです。 これまでの人生、私はあまりにも歴史を軽視しすぎてました(笑) 新しいことばかりを追いかけて、先端を行くことばかり考えてました。 今ももちろんそうなんですけれど・・・。 成功本って、楽してお金をもうけるとか、そういうことが究極の目的みたいな感じなんですけど(いや、ちょっと極論ですが^^)、楽してお金をもうけてそれで本当に私は満足なんだろうか?と問うてみて、あんまり満足感を得られそうにないなあと感じたのです。 小さいお城(会社)を持てば満足? お金をがっつり稼げば満足? それでいて暇をたっぷり得られたら満足? この迷いがあるうちは、一歩が踏み出せないんですよね^^ 何世代にも渡る偉人について学びながら、少し後ろに下がって自分の人生、そして息子達の人生を考えてみたいと思います。 カエサルは最高です。
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カエサル(この場合は王道でいいのでしょうか)王道を行くの巻になるのでしょうか。ユリウス・カエサルが男も女も夢中にさせるフェロモンを巻き散らかしながらヨーロッパ中を駆け巡る!合戦!陰謀!本当にスペクタクルです。ユリウス・カエサルが絡んだだけでどんなえぐい逸話でもぱっと明るくなるし、...
カエサル(この場合は王道でいいのでしょうか)王道を行くの巻になるのでしょうか。ユリウス・カエサルが男も女も夢中にさせるフェロモンを巻き散らかしながらヨーロッパ中を駆け巡る!合戦!陰謀!本当にスペクタクルです。ユリウス・カエサルが絡んだだけでどんなえぐい逸話でもぱっと明るくなるし、悲劇でも喜劇でもまわりのひとがにやりとしてしまうような面白みがでてしまう。禿の女たらし万歳!本当に何もかもがドラマチックすぎる。しかし私はユリウス・カエサルはもちろん好きだけれど、彼にこっけいなくらい振り回されながらも、ユリウス・カエサルのことを尊敬し、政治のことを抜きにすればお互い認め合う友人で、なおかつ自分に対する名誉を求める心を抑えられず、肝っ玉が小さく、カエサルを認め、惹かれながらもカエサルが殺されたときに手放しで喜んでしまうキケロのほうが好きです。
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ローマが生んだ、世界屈指の天才、カエサル。彼のすごさは失敗はするが、それを必ず巻き返すこと、そして、そのやり方は常に現場に合ったものであり、方式化できない点にあると思う。
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2004/11/23読了。 「人間は、自分が見たいと欲する現実しか見ない」 ―ユリウス・カエサル。
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