東京物語 の商品レビュー
時代に共感できるかできないかがこの本を読んでよかったと思える境界線なのかも わたしには合わなかった 奥田作品のノリを期待してたのに残念
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1970年代末から1980年代末までの時代を舞台にしたお話。奥田さんの自伝的小説なのかな。「彼女のハイヒール」が1番気に入った。キャンディーズの解散、江川のデビュー、ジョンレノンの暗殺、名古屋のオリンピック招致、ゴーストバスターズ、ベルリンの壁崩壊...色々あったね~。
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田舎暮らしが嫌で上京する主人公の青春連作短編集。主に80年代の話、自分より10歳くらい年上だが十分感情移入出来る。個人的には『レモン』がお気に入り。携帯電話が無く、連絡や待合せのすれ違い…逆にそれが楽しかったりと懐かしい。時代時代で違う恋人が出て来てそれもリアルで良かった。
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田村久雄が大学から30歳になるまでのお話。 なかなか入り込めなくて年末から読んでお年越ししてまった。 ≪彼女のハイヒール≫から急におもしろくて最後の章は感動した。 郷田さん・・・伊良部先生とかぶってるわ(^^)
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1989年、バブル崩壊直前の話で終わってるのが皮肉めいてて面白い。 色んな悩みを抱えつつも、一応は前途洋々に思える田村達だけれど果たしてバブル崩壊後の行く末は…とか思ってしまった。
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80年代の青春物語です。私はまだ生まれていませんがキャンディーズの解散や松田優作など知っていることもたくさんありとても興味を持ちました。80年代を過ごしていた人は懐かしく読むことができると思います。男性のかたはさらに楽しめると思います。 大学生活での恋愛、大学を中退して仕事に就く...
80年代の青春物語です。私はまだ生まれていませんがキャンディーズの解散や松田優作など知っていることもたくさんありとても興味を持ちました。80年代を過ごしていた人は懐かしく読むことができると思います。男性のかたはさらに楽しめると思います。 大学生活での恋愛、大学を中退して仕事に就く話、学生と社会人のギャップが切なくなりました。 仕事に疲れているかたこそこの本を読んで青春時代を思い出し力をもらってください。
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まったく期待しないで読んだら、予想外におもしろかった。 旭丘や北高など、名古屋出身者にはわぁ!とする固有名詞や名古屋弁が出てくる。 28歳最後の日に読んだ一冊。 思いがけず、このタイミングでこの作品に出合えてよかった。
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1/23読了。 田村久雄が大学から30歳までの物語。 正直、なかなかはまれなくて去年の12がつから読んでいたけど 【彼女のハイヒール】から急にはまてまって、最後の章は感動した。 郷田さん…伊良部先生とかぶるわ
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これ、奥田さんの自伝だね。 自伝短編小説です。 その時々の甘酸っぱい出来事が綴られています。 主人公が、少し突っ張って背伸びして、 駆け走っていった青春時代。 そのときは、将来何になろう・・・なんて漠然としか考えられなかったのに。。。 結局、 29歳になって...
これ、奥田さんの自伝だね。 自伝短編小説です。 その時々の甘酸っぱい出来事が綴られています。 主人公が、少し突っ張って背伸びして、 駆け走っていった青春時代。 そのときは、将来何になろう・・・なんて漠然としか考えられなかったのに。。。 結局、 29歳になっても将来何になろう。。。って考えている主人公がいる。 この文が非常におもしろおかしく感じました。 そして、 「青春が終わり、人生が始まる」 わけなんですね。 主人公が、青春していたバブル期とは違い、 私の青春は、就職超氷河期。 時代背景や、社会情勢も違うけれど、 結局心の中で思っていることは、一緒なんだな。 ほろ苦くなりました。
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名古屋から上京した1人の男の10年を描いた小説。とはいっても解説にあるように、主人公田村久雄はすなわち奥田さんの分身であり、時代背景から仕事から、描写がとにかく緻密です。 アップダウンの少ない、これと言って感情の動かない静かな小説でした。 平坦な文面の奥に潜む「奥田節・読者へのエ...
名古屋から上京した1人の男の10年を描いた小説。とはいっても解説にあるように、主人公田村久雄はすなわち奥田さんの分身であり、時代背景から仕事から、描写がとにかく緻密です。 アップダウンの少ない、これと言って感情の動かない静かな小説でした。 平坦な文面の奥に潜む「奥田節・読者へのエール」は今回あまり感じず… 何故だか印象的だったのがキャンディーズの「微笑みがえし」という歌の詞。
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