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東京物語 の商品レビュー

3.8

179件のお客様レビュー

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2009/10/04

思っていたよりとてつもなくでかかった「東京」そこで最初に味わった孤独から見栄・意地・人の心の温かさ。出来る自分に勘違いして自意識過剰になっていく久雄。でもそれを叱ってくれる相手への気づき、それが一番肝心なのだと感じさせてくれた。東京で自立して色んな人と出会って。。。夢を持ちつつ現...

思っていたよりとてつもなくでかかった「東京」そこで最初に味わった孤独から見栄・意地・人の心の温かさ。出来る自分に勘違いして自意識過剰になっていく久雄。でもそれを叱ってくれる相手への気づき、それが一番肝心なのだと感じさせてくれた。東京で自立して色んな人と出会って。。。夢を持ちつつ現実を踏みしめていく男の心情すごく良かった!!

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2009/10/07

名古屋出身の若者が、キャンディーズの解散した日に上京してから、バブルがはじけるくらいの頃、ベルリンの壁が崩壊した日までの、とある一日を切り取った物語。 解説によれば、本書は自伝色の強い連作短編集との事。自分自身も生まれは愛知県、大学は東京で、この主人公に近い時代(5年くらい前です...

名古屋出身の若者が、キャンディーズの解散した日に上京してから、バブルがはじけるくらいの頃、ベルリンの壁が崩壊した日までの、とある一日を切り取った物語。 解説によれば、本書は自伝色の強い連作短編集との事。自分自身も生まれは愛知県、大学は東京で、この主人公に近い時代(5年くらい前ですが)を生きてきたので、懐かしい想いで読みました。 2005/11/17

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2009/10/04

作者と同年代の僕としては、ほぼ同じ時期に上京して、いろんな出来事に共感し、涙しました。初めて2回続けて読んだ本。 対称:45才以上

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2009/10/04

名古屋から上京してきた主人公の青春小説、っつっちゃああれですけど。時代が70年後半〜バブル絶頂期までで、懐かしいような、ああそういえばこの頃の日本てこうだったのかもなというような。

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2009/10/04

昭和34年生まれの主人公が、18歳で名古屋から上京し、 大学中退後,広告代理店で忙しい日々を送りつつ30歳を迎えるまでの12年間を ランダムに短編にしている。 孤独で不安な学生から、頼られるCMプランナーへと成長する過程を その時代その時代の歌や出来事を織り交ぜながら...

昭和34年生まれの主人公が、18歳で名古屋から上京し、 大学中退後,広告代理店で忙しい日々を送りつつ30歳を迎えるまでの12年間を ランダムに短編にしている。 孤独で不安な学生から、頼られるCMプランナーへと成長する過程を その時代その時代の歌や出来事を織り交ぜながら書いている。 キャンディーズ後楽園球場で解散コンサート ジョンレノン「イマジン」 そして射殺事件 江川卓のプロ初登板 ベルリンの壁崩壊 「ブラックレイン」と松田優作の急逝     などなど      松田優作には新宿のパブ(これって今でも使える名称?)で見かけたことが      あります。カウンターで、すぐ近くの席。亡くなる直前でした。      サインお願いすればよかったと悔やまれます。 この主人公こそが奥田氏本人に違いなく、 そして何を隠そう、このわたしも同い年。 だからわかるわ〜キーワードがいちいち懐かしくひっかっかてくるのです。 ついでにわたしにとってのその時代のキーワード いっぱいあるけど一部紹介 オフコース  チューリップ  サザンオールスターズ 中島みゆき  ユーミン  甲斐バンド  桑名正博 アースウィンド&ファイヤー  グローバーワシントンJr クインシージョーンズ  ドゥービーブラザーズ 村上春樹「羊をめぐる冒険」 村上龍「コインロッカーベービーズ」 ジョン・アーヴィング アーウィンショー サーファールック ハマトラ DCブランド ハウスマヌカン  などなど わかる人にはわかってもらえるよね。2005.9.5

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2009/10/04

一人の田舎から東京に出てきた男の人の像が、読んでいるうちに徐々に見えてきます。最後には自然に久雄とシンクロした気分になってしまうような、そんな一冊。

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2009/10/04

本書の主人公は昭和34年生れという設定で、私とほとんど同年代。本書で描かれてる社会事象については、そういえばそうだったよなと懐かしく思いつつ、前半部は、主人公と自分の当時の生活環境が相当異なっていたこともあり(東京で浪人・学生生活を送ったわけではなく、しかも人より長く学生をしてい...

本書の主人公は昭和34年生れという設定で、私とほとんど同年代。本書で描かれてる社会事象については、そういえばそうだったよなと懐かしく思いつつ、前半部は、主人公と自分の当時の生活環境が相当異なっていたこともあり(東京で浪人・学生生活を送ったわけではなく、しかも人より長く学生をしていた)、逆に感情移入ができにくいところもある。むしろ、最終話の三十歳直前あたりの心理について共感するところ大(四十過ぎた今でも微妙に似たような心理はどこかに残っている)。なお、「東京物語」とあるように、時代だけでなく東京という「場」も重要な要素の小説。

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2009/10/04

80年代の青春! 『30歳になっても、俺は○○になる!っていってんだろうな』っていう内容の台詞が心に残った。 青いねぇ〜!

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2009/10/04

上京してから徐々に東京に染まっていく主人公の姿が嫌味なく楽しめる。時代が少し前ではあるが違和感無!気楽に楽しめる小説。

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