ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 上下巻2冊セット の商品レビュー
ハリーポッター第5巻。この巻では重要人物が死ぬ。避けられなかったのかな。ハリーとあのお方との陰謀、ハリーの背負う宿命の重さの様なものも徐々に明らかになっていくし目が離せない。序盤に張った伏線も段々回収されてきている。大人になっていくハリーたちに少し淋しさも覚える。2012/548...
ハリーポッター第5巻。この巻では重要人物が死ぬ。避けられなかったのかな。ハリーとあのお方との陰謀、ハリーの背負う宿命の重さの様なものも徐々に明らかになっていくし目が離せない。序盤に張った伏線も段々回収されてきている。大人になっていくハリーたちに少し淋しさも覚える。2012/548,549
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ハリーポッター五年目。 過去あり大きな動きありでもりだくさん。 早足のウサギたちが転びまくり、着実にすすんできたカメたちのかっこよさに(読み手が)救われる巻。 老いも若きも男子は危機的傾向。女子はたくましい。 きっとここは物語の中ですごく重要な時期だ。 でもしんどい。いろんな意...
ハリーポッター五年目。 過去あり大きな動きありでもりだくさん。 早足のウサギたちが転びまくり、着実にすすんできたカメたちのかっこよさに(読み手が)救われる巻。 老いも若きも男子は危機的傾向。女子はたくましい。 きっとここは物語の中ですごく重要な時期だ。 でもしんどい。いろんな意味で目をそらしたい。 洋の東西を問わず十代半ばってのは恥ずかしい失敗をする時期らしい。 この巻のハリーはまさにそこにいる。 児童書の主人公にあるまじき陰湿なすさみ方は読みすすめるのがつらい。 『はてしない物語』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/B000J7LMGKくらいつらい。 でも「物語の主人公」ではなく「エネルギーを持て余している上にトラウマ満載でケアも受けられずに閉じこめられている15歳男子」だと思うと、当たり前の愚行だ。 そんでもやっぱりイライラしちゃうから、成長速度が違うロン(安定の鈍さ)やハーマイオニー(達観の境地)やほかの子たちに安心する。 大人は大人で、ひどい経験から抜け出したらハイとローを行ったり来たりするようになっちゃったり、 完全な存在みたいに思われていても「ひと」だったり、 闘う勇気のある人だって不安だったり、 昔の苦痛を忘れられなかったり、 情に流されたりしてる。 それでも大人は完璧じゃない自分を抱えたまま、最低限の仕事はこなすとか、フォロー体制を整えるとか、仲間を信じるとかしている。 大人組を読むときは反抗的なマクゴナガル先生たちに癒されて息をつける。 あとゴースト。そうか、ゴーストは大人たちが子供だった頃も知っているのか。 名前と性格のわかる屋敷しもべ妖精の3人目がでてきた。 種族の傾向と個別の性格がきちんとあるのがムーミンぽい。 マイノリティを出すときのフェアな描き方だ。 ロンのママとやさしいルーピンはうまくやっている様子。 だけどそれはルーピンが「例外的に良い人間」にカウントされているだけで差別も偏見も維持したままなのだと、たった一行で思い知らされる。「普通」の「良い人」の無邪気な差別描写のエグさがすっごいな。 『ブリギーダの猫』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4896423445のスタンチャを思い出す。
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途中の展開がちょっとダルくて、読むペースがかなり落ちてしまったけど、後半の展開はかなりアツい! 1巻の頃のTHE児童文学なノリから随分と話のノリが変わってきて、ハリーを純粋無垢な少年でいさせない展開にグイグイと引っ張られてしまった。
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【ストーリー★★/キャラ★☆/心理★☆/情景描写★☆/没入度★☆】シリーズ第5巻の上下セット。魔法学校5年生になったハリーポッターの物語。敵対勢力との本格的な抗争に突入する。過去の事実が徐々に明らかになる中、自身を取り巻く人間関係でも変化が。また、組織と組織、組織と個人、間接的な...
【ストーリー★★/キャラ★☆/心理★☆/情景描写★☆/没入度★☆】シリーズ第5巻の上下セット。魔法学校5年生になったハリーポッターの物語。敵対勢力との本格的な抗争に突入する。過去の事実が徐々に明らかになる中、自身を取り巻く人間関係でも変化が。また、組織と組織、組織と個人、間接的な謀略から個人と個人の直接的な攻防まで、今までにない緊迫感が伝わってくる。ハリーが友情、恋愛、恐怖、憎悪、困惑など様々なことを乗り越えようともがく人間模様が描かれている。面白い。
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みんなハリー性格悪いとか 言うけど、 結局一番好きなキャラは ハリーだな、と思った! たしかに反抗期的な感じだけど みんなの先生になるとことか 応援したくなる。 双子の脱走も好き! アンブリッジ嫌い。
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2006年に読んだ本。懐かしくてメモメモ・・・。 クライマックスに向けての話。 ★内容★ ヴォルデモートの復活のせいで、夏だというのに国中に冷たい霧が立ち込めていた。そんな中を、ダーズリーの家にダンブルドアがやって来るという。いったい何のために?そして、ダンブルドアの右手に異変...
2006年に読んだ本。懐かしくてメモメモ・・・。 クライマックスに向けての話。 ★内容★ ヴォルデモートの復活のせいで、夏だというのに国中に冷たい霧が立ち込めていた。そんな中を、ダーズリーの家にダンブルドアがやって来るという。いったい何のために?そして、ダンブルドアの右手に異変が……。17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かう16歳のハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。
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シリーズの中で、一番厚い本であるが、一番面白味に欠ける本だった。長編ゆえに長々とした内容で、イライラした。もっと短かったらよかったと思う。ストーリー自体は面白いのに、無理と長くさせた感じだ。
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【再読】 深い。。。 深すぎます。。。 1回目はなかなか読み進まなかったけれど、最終章を読んでからは、核心に迫る答えにたどり着くための大事なエピソードだったと改めて感じました。 よりダークな世界が広がる不死鳥の騎士団。 自らの過酷な運命を知り、傷に刻まれた意味を...
【再読】 深い。。。 深すぎます。。。 1回目はなかなか読み進まなかったけれど、最終章を読んでからは、核心に迫る答えにたどり着くための大事なエピソードだったと改めて感じました。 よりダークな世界が広がる不死鳥の騎士団。 自らの過酷な運命を知り、傷に刻まれた意味を受け止めたハリーポッタを愛さずにはいられません。
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これも実家に置きっぱなしにしている本。 ハリーポッターシリーズが出るのが待ち遠しくて待ち遠しくて、発売されると寝る間を惜しんで読みふけったなぁと感慨深い。 当時、夢中になって読んだけれど(もちろん、今も何度でも夢中になってしまう!)、「悪」を退治する「正義」みたいなストーリーが...
これも実家に置きっぱなしにしている本。 ハリーポッターシリーズが出るのが待ち遠しくて待ち遠しくて、発売されると寝る間を惜しんで読みふけったなぁと感慨深い。 当時、夢中になって読んだけれど(もちろん、今も何度でも夢中になってしまう!)、「悪」を退治する「正義」みたいなストーリーがこんなに読者の心をわしずかみにしてしまっていいのかななんてことを思っていた。でも、何度も読み返してると、やっぱりそんな単純な物語ではないことに気づかされる。新聞とのつきあい方、群れの中で何を信じて選び取っていくか。今を生きる私たちに問われていることがあるような気がする。 とにかく、何度読んでも飽きない、大好きなシリーズであることは変わらない。
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あああうこんなにあっさり…(2回目) 過去話が面白かったです。いろいろ想像できる。いっそ過去の話だけで1本書けそうなのだけど、そうしないでうまいこと散りばめて伏線にするのがハリポタ流かな。 これこそが別れで、これこそが生きてくってことなのかもなあ、と思ったり。 あと、双子最高です...
あああうこんなにあっさり…(2回目) 過去話が面白かったです。いろいろ想像できる。いっそ過去の話だけで1本書けそうなのだけど、そうしないでうまいこと散りばめて伏線にするのがハリポタ流かな。 これこそが別れで、これこそが生きてくってことなのかもなあ、と思ったり。 あと、双子最高です。大好き。
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