スイートリトルライズ の商品レビュー

江國香織(著者)

2013/02/25

この人の描く「夫婦」は、危うく、だけど強い。この関係が、他へ向かう愛情で支えられているとしたら、一体夫婦ってなんなのだろう。

2013/01/13

なんか分かるなーと、共感出来ちゃってる部分アリ。だが、なんだかなーと、モヤッと感もアリ。。
『なぜ嘘をつけないか知ってる？人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに』

2012/12/13

不倫を題材にした話は苦手な私には、主人公夫婦のどちらにも最後まで共感出来なかった。
江國香織さん独特の表現は相変わらず綺麗だったんだけど・・・

2012/10/24

こちら・・
中谷美紀さん主演で映像化されています。

映像化されてはいますが・・
それが、宮部さん作品であろうが／伊坂幸太郎さん作品であろうが／小川糸さんだろうが・・東野圭吾さんだろうが・・
原作書籍には絶対敵わない！て思う訳ですよ！・・えぇえぇ！
（万城目さんの●鴨川ほるもーは、まぁ良かったけど♪）

江國さんの恋愛小説は・・読んでていつも突っかかります。
スムーズに読めないくらい・・繊細で大胆で／うそつきでまっすぐで／痛々しくて美しいから・・

本作の主題？顛末をどぅとらえるか？が難題。
ハッピーエンドなのか？そうでないのか？
これで良いのか？そうでないのか？
・・良いとか悪いがそもそも無いのかも？？？

ながら読みでなく／真剣に対峙するコト！
俺が江國さん作品読む時に、いつも心がけている事です。

こちら・・やっぱり素敵です！

2012/09/21

家庭では円満をよそおいつつも、一歩外へ出れば夫婦にはそれぞれ別の顔が・・・

円満でいるために、お互い心のよりどころを外にみいだす

本当の自分とはどうあるべきなのか？

2012/09/17

江國さんの作品ばかり読んでいると、浮気が日常の一部になりますね。
私はまだ学生なので、色々想像をしながら読むのすが、既婚女性や社会人がよんだらどうなのか気になるなあ。
江國香織さんらしい作品です。裏切らない、毎回ほーっと息をつける。ただ真新しいものもない！

2012/09/16

友人の一押し。
ああ、そこで終わるのね。
江國香織初めて読んだけど、好きな感じです。
女性著者が好きなんだな、きっと。

2012/08/24

瑠璃子と聡、
傍にいないと、二人でいる意味がなくて、寂しい。
傍にいても、二人は交わることが出来ていなくて、寂しい。

それでも、大切な人であることには変わりなかったから、無意識のなかで、ただ苦しい。

夫婦に秘密はなかった。
けれど、日々を重ねるごとに、嘘が積み重なって
いつしかそれが、二人を支える柱になりつつあった。

愛の飢餓だ。そこにあるのは飢餓だけ。

いいね。読みやすい。
檸檬の木～みたいなやつも似たような系の話だったような)^o^(

2012/08/02

不思議な夫婦の浮気の話
聡だけを愛したいのに春夫を必要とする瑠璃子
妻としほを平等に大切だと思う聡

わりと好きかなーこういうの
江國さんの文体にはまってきた。好きだなー

2012/07/26

江國香織で珍しくヒットしましたね。
すごい好き。詩的な文章も、霧雨の中みたいな雰囲気も、瑠璃子も良い。

女ってほんとすごいな。
愛と恋を別々にできるんだなぁ。
聡も、もちろんしてるんだけど・・やっぱりなんか違う。
瑠璃子のほうが、女のほうが危なげないかんじ。本能みたいなのがはたらいてるよ、絶対。

「私はあなたに絶対に嘘はつけない。知ってるでしょう？あなたも私に嘘をついてくれないもの」

「そしてね」

「なぜ嘘をつけないか知ってる？人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに」

「でもあなたを愛してるわ」

参りました。