スイートリトルライズ の商品レビュー
江國さんの中で1・2を争うほどすき!浮気をする心得は理解できないけどもどかしい夫婦内の関係に引き込まれていきました
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今回もめちゃくちゃ江國ワールド全開で江國さんらしい 恋愛小説でしたねー。うん。 旦那サマは帰宅すると自室にカギをかけてゲーム三昧。 妻の瑠璃子は同じ家の中にいるのに「お茶入りました〜」と 旦那のケイタイに電話をしてカギを開けてもらう…という生活 瑠璃子は瑠璃子で毎日、テディベア...
今回もめちゃくちゃ江國ワールド全開で江國さんらしい 恋愛小説でしたねー。うん。 旦那サマは帰宅すると自室にカギをかけてゲーム三昧。 妻の瑠璃子は同じ家の中にいるのに「お茶入りました〜」と 旦那のケイタイに電話をしてカギを開けてもらう…という生活 瑠璃子は瑠璃子で毎日、テディベア作りに没頭。 結婚しているのに別々の居空間を作り上げている夫婦。 夫婦生活ってね、ホントにいろいろあると思う。 恋愛している時みたいにお互いを尊重しあうことを しなくなるっていうかなんというか… この小説を読むと妻や夫以外の男女に走ってしまう 既婚者の気持ちがわかるかも?!というぐらいの内容。 でも読んだ後「イヤな気分」には一切なりませんでした<私の場合
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ひさびさの、江國さん味が出ていて、いい作品。 まさに、江國さん的恋愛小説だな。 「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」 直木賞とってるけれど、これはあまり響いてこなかったので、 最近どうかな?と思ってたけど この本は、よかった。 せつなさだとか、もどかしさだとか、愛おしさ...
ひさびさの、江國さん味が出ていて、いい作品。 まさに、江國さん的恋愛小説だな。 「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」 直木賞とってるけれど、これはあまり響いてこなかったので、 最近どうかな?と思ってたけど この本は、よかった。 せつなさだとか、もどかしさだとか、愛おしさだとか そういったものを、いろいろに味わえる。 久々に、かなり入り込んで読めた。
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表紙がかわいくて文庫になるまで待ちきれなかった 結婚したことは無いけれど読んでいるとなんとなく主人公と同じ気持ちになった
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「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに。」家のなかには、甘く小さな嘘がある。大切なのは日々を一緒に生きること――。新・直木賞作家が満を持しておくる、傑作長編、待望の最新作。
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夫婦の間にある愛は恋人との愛とは異質で、もっと深くもっと難解なものだと思うのです。それは時には息苦しくて、だから裏切りと自覚しつつも現実逃避してしまう人がいるのでしょう。甘くて小さな嘘、褒められたことではありませんが、そこから気持ちの余裕が生まれ、パートナーを思い遣ることも出来る...
夫婦の間にある愛は恋人との愛とは異質で、もっと深くもっと難解なものだと思うのです。それは時には息苦しくて、だから裏切りと自覚しつつも現実逃避してしまう人がいるのでしょう。甘くて小さな嘘、褒められたことではありませんが、そこから気持ちの余裕が生まれ、パートナーを思い遣ることも出来るようになる。それもアリなのかもしれません。
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記念すべき初エントリーは『スイートリトルライズ』。図書館で3ヶ月待ち。 ハッピーエンド好きの私には何とも読後感の悪い1冊…「あ〜こりゃドラマ化しやすいだろうなぁ」ってとこですかねってとこですかね? 夫婦がお互い不倫をしあい、秘密を持つことで「帰る場所」として...
記念すべき初エントリーは『スイートリトルライズ』。図書館で3ヶ月待ち。 ハッピーエンド好きの私には何とも読後感の悪い1冊…「あ〜こりゃドラマ化しやすいだろうなぁ」ってとこですかねってとこですかね? 夫婦がお互い不倫をしあい、秘密を持つことで「帰る場所」としての家庭がより一層守られるべきものとして存在しはじめる。 妻は愛人と過ごす時、愛人を愛していると思うと同時に夫の良さ、家の快適さを思い出す。 夫はどんどん愛人にのめりこんでいき、愛人といるときこそが本当の自分だと思うようになる。そう思うことで夫は風変わりな妻(夫も十分風変わり)にも優しくしてやろうと余裕を持つようになる。 章立てになっているので連ドラを見ているような感じ。ラストが知りたくていっきに読破。そうか、ライズはlies嘘のことかーriseと思ってたさ、イミわかんない(笑) 一瞬一瞬のみんなの気持ちは理解できなくもないし、ある意味自分も似たような状況だけれどそれを棚にあげて「いいのか、これで?」と叫びたい1冊。
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