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間宮兄弟 の商品レビュー

3.6

262件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    92

  3. 3つ

    89

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    2

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2016/09/22

佐々木蔵之介さんと、ドランクドラゴンの塚地武雅さん主演で映画化されたのでご存知の方もいらっしゃると思います。 30代過ぎの男兄弟のお話です。 作中にも出てきますが、「 いい人なんだろうけれど、恋人としては・・・ 」 という言葉に同感。 兄弟とも真面目で多趣味で誠実そうだけれど...

佐々木蔵之介さんと、ドランクドラゴンの塚地武雅さん主演で映画化されたのでご存知の方もいらっしゃると思います。 30代過ぎの男兄弟のお話です。 作中にも出てきますが、「 いい人なんだろうけれど、恋人としては・・・ 」 という言葉に同感。 兄弟とも真面目で多趣味で誠実そうだけれど、冒険心がなく、どっちかっていうと保守的な感じが結婚相手には安心出来そうで良いと思うけれど、恋愛対象として考えると、あまりにも真面目で、面白みに欠ける気がします まぁ、だからってハラハラさせられっぱなしの彼氏も困るけど( 笑 )

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2016/04/19

映画の方が好きだなーというのはこの小説の上澄みの美味しい所にだけ抽出したとっても美味しい映画に仕上げただからだろうなーと。でも間宮兄弟の在り方はとても羨ましいなぁ。

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2015/05/05

10年近く前に映画で見たのとほぼ同じ内容だった。というか、本を読みながら映画のストーリーを思い出した。 映画で見たときにはもう少しほのぼのした気持ちになれたが、本書を読んでみるとそうでもなかった。それは映画とは表現方法が違うからか、鑑賞している自分の立場や考え方が変わったからか...

10年近く前に映画で見たのとほぼ同じ内容だった。というか、本を読みながら映画のストーリーを思い出した。 映画で見たときにはもう少しほのぼのした気持ちになれたが、本書を読んでみるとそうでもなかった。それは映画とは表現方法が違うからか、鑑賞している自分の立場や考え方が変わったからか。 悪意なく人を傷つけたり、悪意のない人の言動に傷ついたりする描写が映画の方が薄かったような気がするが、傷つけたり傷ついたりすることに鈍感になった受け止める側の問題かもしれない。 時間を作って映画を見直してみよう。

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2015/04/21

三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」と同じように男2人住まいは気楽で楽しそう。冬の夜に暖かい部屋着を着て繭のように居心地の良い部屋で過ごすのも良いだろう。。が、現実問題として周りの親族など、特に親はどう思うのかなぁ、独身姉妹とはまた違うのだろうか。。結婚という形式にこだわるも...

三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」と同じように男2人住まいは気楽で楽しそう。冬の夜に暖かい部屋着を着て繭のように居心地の良い部屋で過ごすのも良いだろう。。が、現実問題として周りの親族など、特に親はどう思うのかなぁ、独身姉妹とはまた違うのだろうか。。結婚という形式にこだわるものでもないが、異性を求める気持ちがあるのなら、この兄弟のようなタイプの人間に救いはないのか。。 ラストはなんとなく諦めてしまった虚脱感が残ったのは小生だけかな。

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2015/03/22

今更感もありますが、実は読んだことなかった間宮兄弟。 事前に映画版のトレーラーを見てしまったおかげで、佐々木蔵之介と塚地で脳内再生されてしまいました。 いい年ごろの兄弟が、ずっと2人暮らしをして、色んなものを分かち合っているというお話。主人公が男性って江國では珍しいですが、徹信...

今更感もありますが、実は読んだことなかった間宮兄弟。 事前に映画版のトレーラーを見てしまったおかげで、佐々木蔵之介と塚地で脳内再生されてしまいました。 いい年ごろの兄弟が、ずっと2人暮らしをして、色んなものを分かち合っているというお話。主人公が男性って江國では珍しいですが、徹信がいい感じに気持ち悪いです。まさかの聖飢魔Ⅱ信者設定w 昔は明信のような男性に惹かれたこともあったし、佐々木蔵之介の外見なら絶対今でも好きになるけどw、面倒な男性にあまり惹かれなくなったなと思いました。 キャッチコピーのようになっていた「間宮兄弟を見てごらんよ。今でも一緒に遊んでるじゃん」というのがまさか夕美の台詞だったとは。距離感のなさがとてもかわいらしい子だなと思いました。 しかし直美はだめんずに違いない・・・。

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2015/02/24

江國さんには珍しい男性主人公の小説。ドランクドラゴンの塚地と佐々木蔵之介さんで映画化されていたけど、まったり系なのかしら…とどうも興味が持てなかった。 で、ちょっと読んでみたら、冴えない兄弟が主人公で、マイペースな感じが自分に似ているわ〜って親近感。。 ビデオ屋でアルバイトする...

江國さんには珍しい男性主人公の小説。ドランクドラゴンの塚地と佐々木蔵之介さんで映画化されていたけど、まったり系なのかしら…とどうも興味が持てなかった。 で、ちょっと読んでみたら、冴えない兄弟が主人公で、マイペースな感じが自分に似ているわ〜って親近感。。 ビデオ屋でアルバイトするお気に入りの女の子をお家に呼んでパーティしてみたり、浴衣をあつらえてみたり、ほのぼのかわいらしい。本間姉妹が興味を持つのもわかるし、依子さんがここにいていいのか?というのもわかるし。 兄の明信が同僚のリア充・大垣に好かれるのもわかるのだけど、その対比が際立ちました。 映画の配役をみると、おぉ豪華〜、間宮兄弟のお母さんが中島みゆきで、本間姉妹が沢尻エリカと北川景子だなんて、ちょっと見たくなりました。

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2015/02/05

冒頭から細かい兄弟の描写に心惹かれた。なんとなく眺めていた映像での間宮兄弟がより知れておもしろいな、と。 登場人物が映画キャストで浮かぶのは、何度も見た映画なので致し方ない。それでも良かった。 そして、文章の流れが心地よい。短く、シンプルに。説明し過ぎずよく語る。だけどなんだろ...

冒頭から細かい兄弟の描写に心惹かれた。なんとなく眺めていた映像での間宮兄弟がより知れておもしろいな、と。 登場人物が映画キャストで浮かぶのは、何度も見た映画なので致し方ない。それでも良かった。 そして、文章の流れが心地よい。短く、シンプルに。説明し過ぎずよく語る。だけどなんだろうこれは。ひとつひとつの章を大切に読み進めた。 兄弟、生活。いいな、と思える何気ない日々が詰まっていて。ゲームしたりテレビ見たり、映画、食べ物、飲み物、それから読書の日。家の中の楽しみにほっとした。本読む日ってのいいよな、と。

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2015/01/04

モテないが、自分たちの生活を楽しんでる兄弟の話 毎日を大過なく過ごす兄弟を、つまらないと思う人もいるだろう でも、ふつうに過ごすこと、平穏に過ごすこと それを願ってなにが悪い すごく寛いだ気分にさせられた 江國香織、もっと読んでみようかな

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2014/08/30

めちゃめちゃ落ち込んだ日(自動車学校の試験に落ちた日。)に、間宮兄弟に会いたくなって読んだ本。 主流派女性からは、おたくっぽいとかキモイなどと言われ、もてない2人の兄弟。 2人の日常と2人の周りにいる人々の話。もてない側の方に共感できるし、そっちにいる人々が好き。 そっちとあ...

めちゃめちゃ落ち込んだ日(自動車学校の試験に落ちた日。)に、間宮兄弟に会いたくなって読んだ本。 主流派女性からは、おたくっぽいとかキモイなどと言われ、もてない2人の兄弟。 2人の日常と2人の周りにいる人々の話。もてない側の方に共感できるし、そっちにいる人々が好き。 そっちとあっちという風に世界は別々に、見えている。 あっち側にいる人の言語や作法を身につけている人が彼氏や彼女ができる人々。 その言語とはコンパで気の利いた受け答えやなんでも、おもしろーいと笑えること。気の利いたデートスポットに連れて行き、ドキドキさせるようなことを言えること。 その世界にいない自分が、そこにいることの気まずさ、惨めさ、いたたまれなさ。 女の子と付き合いたいと、思うけど、うまくいかない。 こっちの世界で愉しく過ごしている2人。 あっちの世界にいる人からは悩みがなく、ほのぼのしてていいよねと、見えていて、2人の家になぜか引き寄せられてしまう人々。 2人の日常を書いてるけど、2人の周りの人々の姿の方を書きたかったのかな。その温度差を書きたかった? 「にいちゃん、今日はなにする?」と、ずっと変わらないであろう2人の姿が印象に残っていて、会いたくなり、読んだ。 前に読んだ時は2013年の年始に18切符で尾道に行く電車、姫路あたりで読んでいたなー。本は電車中に忘れてきてしまった。

Posted byブクログ

2014/08/09

 まるで自身が間宮兄弟の家族のような、温かい気持ちで読み終えた。  兄弟が会話してる中で、それぞれの考えていることが違うところを描写していて、”ある、あるw”と微笑ましく思った。

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