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ゆめつげ の商品レビュー

3.5

78件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2009/10/04

 結構引き込まれたのですが、ラストは今ひとつ。  話のオチがなんとなく考えなしな感じがしました。でも途中までは面白かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

うーん。残念。簡単だった分、つまらない…。否、面白いかもしれない。でもちょっと期待が大きすぎたんだろうか?もうちょい人間描いてほしかったなぁ。なんか、起きた事柄を描いている観が…。畠中恵さんは、時代物の温かくってそしてひょうひょうと生きているとっても素敵なキャラクターを作るのが上...

うーん。残念。簡単だった分、つまらない…。否、面白いかもしれない。でもちょっと期待が大きすぎたんだろうか?もうちょい人間描いてほしかったなぁ。なんか、起きた事柄を描いている観が…。畠中恵さんは、時代物の温かくってそしてひょうひょうと生きているとっても素敵なキャラクターを作るのが上手いと私は勝手に思っているのだが、今回はそれがあまりうまく使われていなかったような…。時代と、神官の話とか、織り交ぜちょっと社会的にした当たりの狙いはわかるのですが…。 やっぱりしゃばけとかみたいな、人情たっぷり感がみたい!と、期待していたので、ちょっと物足りなかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

 畠中 恵さんの時代物。しゃばけや、ねこのばばで出てくる妖怪たちは今回は一休み。  代わりに、夢告と呼ばれる、夢で見えぬものを見る能力を持つ神官が主人公。  その能力をかわれ九年前に行方不明になった新太郎という名の子を探すように頼まれる。  話が進むにつれ、人が殺されてしまうが、...

 畠中 恵さんの時代物。しゃばけや、ねこのばばで出てくる妖怪たちは今回は一休み。  代わりに、夢告と呼ばれる、夢で見えぬものを見る能力を持つ神官が主人公。  その能力をかわれ九年前に行方不明になった新太郎という名の子を探すように頼まれる。  話が進むにつれ、人が殺されてしまうが、生臭さを感じさせないのはこの作者さんの特徴だろう。謎解きとしては、何が謎かしっかりと提示されないまま話が進むので、少々退屈はする。神社に関する難しい単語が出てくるのも、退屈さを助長されてしまう。だが、終盤あたりで、やっと筋が見えてきて、「おぉ!」ではなく「なるほど」「あぁ、そうだったんだ」と思う。では、何が読み進める力をあたえるかと言えば、主人公の体調だ。  夢告は体に負担がかかる、と説明されているが、主人公は中盤から終盤、ずっと死にそうだ。いつ、ぶっ倒れても反応しなくなってもおかしくない。主人公の弟も夢告をしては現実に帰れない兄をよく殴る。瀕死の状態になると流石に心配する。  そんな瀕死の主人子の視点で読むので、読んでるほうが余計な心配をしてしまう。  頼りない主人公がお好きな方、時代物で微ファンタジーがお好きな方。ねこのばば、ぬしさまへでは何か物足りなかった方、おすすめです。

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2009/10/04

舞台を現代においた「百万の手」では首を傾げさせられましたが、江戸末期を舞台にしたこちらは佳作。 兄弟のやりとりや、事件と、解決とその後の始末のつけ方まで、綺麗にまとまっていて、なおかつ浸れるだけの余韻を残してます。 結局のところ、わたしはこの作者の人物の温かい書き方が好きなので、...

舞台を現代においた「百万の手」では首を傾げさせられましたが、江戸末期を舞台にしたこちらは佳作。 兄弟のやりとりや、事件と、解決とその後の始末のつけ方まで、綺麗にまとまっていて、なおかつ浸れるだけの余韻を残してます。 結局のところ、わたしはこの作者の人物の温かい書き方が好きなので、どんなに構成が甘かろうとも読むと思うのですが。

Posted byブクログ

2009/10/04

実は時代ものは苦手だったりするんだけど、これはかなり楽しめた。 暗い時代背景の割りにはテンポが良く快活だから、サクサクと 読み進めることができる。 それに主人公がとてもユニーク。 頼りないんだけど、芯が強く正義感に溢れてる。 まさしく、読者が肩入れしちゃう要素たっぷり。 「夢告...

実は時代ものは苦手だったりするんだけど、これはかなり楽しめた。 暗い時代背景の割りにはテンポが良く快活だから、サクサクと 読み進めることができる。 それに主人公がとてもユニーク。 頼りないんだけど、芯が強く正義感に溢れてる。 まさしく、読者が肩入れしちゃう要素たっぷり。 「夢告」という占いの興味深さや、幕末という時代背景に 絡めて物語が進行する様子もすごい楽しめた。 続編を期待したい小説。

Posted byブクログ

2009/10/04

10/21購入。10/26読了。お気に入りの作家さんの新作。1日で読んでしまった・・・もったいない。

Posted byブクログ

2009/10/04

『しゃばけ』シリーズで大ブレイク中の著者が贈る、軽妙な和風ミステリ! 江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な兄としっかり者の弟。 兄には夢告の能力があった。 その噂を聞きつけて舞い込んで来たのが、大店の行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという依頼だったのだが……。 との...

『しゃばけ』シリーズで大ブレイク中の著者が贈る、軽妙な和風ミステリ! 江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な兄としっかり者の弟。 兄には夢告の能力があった。 その噂を聞きつけて舞い込んで来たのが、大店の行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという依頼だったのだが……。 との事らしいです。 まだ読んでないので積ん読で。

Posted byブクログ

2009/10/04

時は江戸時代末期。とある小さな神社の神官兄弟がとある事件に巻き込まれます。兄の弓月がみる夢のお告げ(夢告−ゆめつげ−)がしめすものとは? 頼りない兄をささえる、しっかりものの弟。頼りないようにみえて、きめるときにはきめる兄。しかも時代は江戸時代。畠中恵さんが得意(?)とする設定...

時は江戸時代末期。とある小さな神社の神官兄弟がとある事件に巻き込まれます。兄の弓月がみる夢のお告げ(夢告−ゆめつげ−)がしめすものとは? 頼りない兄をささえる、しっかりものの弟。頼りないようにみえて、きめるときにはきめる兄。しかも時代は江戸時代。畠中恵さんが得意(?)とする設定ではありませんか?!! 登場人物の魅力的には『しゃばけ』、『ぬしさまへ』、『ねこのばば』の若旦那たちには及ばないもののしっかり読ませてくれます。若旦那シリーズ(?)は短編ですが、『ゆめつげ』は単行本一冊丸々長編なので、その点でも読み応えある作品かと。 長編だからテンポが悪くなるとかは全くなく、午後9時から読み始めてから午前1時に読了と一気読み。めちゃめちゃドキドキしてしまう作品ではありませんが、畠中恵ワールド健在で安心してオススメできる一冊です。

Posted byブクログ