ゆめつげ の商品レビュー
表紙の不思議なデザインに惹かれて、通学のお供に。 主人公・弓月のゆめつげは妙に当てにならない代物。猫を探してくれと依頼されれば死んだ猫が見つかる。 でもある日、大きな依頼が舞い込んできて… 読んでいてはらはらしました。 あちこちで血が流れ…ちょっと痛々しい 読み終わ...
表紙の不思議なデザインに惹かれて、通学のお供に。 主人公・弓月のゆめつげは妙に当てにならない代物。猫を探してくれと依頼されれば死んだ猫が見つかる。 でもある日、大きな依頼が舞い込んできて… 読んでいてはらはらしました。 あちこちで血が流れ…ちょっと痛々しい 読み終わると「ああ、そうなのか」と納得しつつ、なにか胸につっかえるようなすっきりしない後味。謎かけされた気分です。
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弓月はへたれだけど肝すわってて弟に世話やかれて血ゴホゴボ吐いたりとちょろり若だんなな要素が。 それにしてもまたも出生にいわくがあるネタ。オヤビンかっこいい。
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夢告の能力を使った時代物。 しゃばけシリーズとは、又違った味のある物語です。 2007/09/中
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おおまかに区切ってしまうと江戸時代の超能力ファンタジー?w 予言というかよくテレビでやってるFBI超能力捜査官とか そんな感じのお話です。 (かなり大雑把な説明だw) 小さな神社の跡取りの弓月は『ゆめつげ』と言われる 能力を持っている。 神社にくる氏子から失せ物の判じを頼...
おおまかに区切ってしまうと江戸時代の超能力ファンタジー?w 予言というかよくテレビでやってるFBI超能力捜査官とか そんな感じのお話です。 (かなり大雑把な説明だw) 小さな神社の跡取りの弓月は『ゆめつげ』と言われる 能力を持っている。 神社にくる氏子から失せ物の判じを頼まれたり等々で その能力は細々としたものであり 時にはそれとは関係のないものがみえたりで 評判は『役に立たない』お告げとして最悪である。 ある日弓月と弟・信行に事件が持ち込まれる。 兄弟はどう解決して行くか・・・ ってとこでしょうか。 あまり重くない物を読みたかったので『しゃばけ』ほどではなかったけれど 楽しめました。
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【あらすじ】ペリーが来航して10年ほど経った時代の江戸。 清鏡神社の弓月は、鏡の中に“夢”を見て占う能力を持つが、その力と来たらおっとりぼんやりした彼の性格同様確実性が低いもの。 ある日彼は、白加巳神社の禰宜から、行方不明になった札差の子供を捜して欲しいと言う依頼を受けてしまい、...
【あらすじ】ペリーが来航して10年ほど経った時代の江戸。 清鏡神社の弓月は、鏡の中に“夢”を見て占う能力を持つが、その力と来たらおっとりぼんやりした彼の性格同様確実性が低いもの。 ある日彼は、白加巳神社の禰宜から、行方不明になった札差の子供を捜して欲しいと言う依頼を受けてしまい、しっかり者の弟と一緒に先方へ出向いて占いをすることになる。 しかし、占いだけで済むはずが、辻斬りの襲撃に始まって次から次へと災難に見舞われる・・・。 ●しゃばけシリーズの作者による、読みやすい時代もの。変わらずキャラ設定が少女まんがのよう。 こう見えて、実はミステリ風味なのです。 さらっと読めるので、手持ち無沙汰な時にでもどうぞ。 続きがあるなら、舞台は明治がいいなー。
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貧乏神社の清鏡神社に格式高い白加巳神社の権宮司が訪ねてきた。安政の大地震で行方不明になった、お大尽の札差・青戸屋の息子の消息を「夢告」で占って欲しいという。清鏡神社の禰宜・弓月の夢告はあたらないことで有名なのに、大金を出すという。どこか不可解な依頼に、不吉な夢告…自分は死ぬかもし...
貧乏神社の清鏡神社に格式高い白加巳神社の権宮司が訪ねてきた。安政の大地震で行方不明になった、お大尽の札差・青戸屋の息子の消息を「夢告」で占って欲しいという。清鏡神社の禰宜・弓月の夢告はあたらないことで有名なのに、大金を出すという。どこか不可解な依頼に、不吉な夢告…自分は死ぬかもしれない…暴走する夢告に戸惑い、真意のしれない権宮司・佐伯彰彦や、多発する辻斬りに、殺人まで起こり…それぞれの思いが錯綜し、呑まれていく。黒船が来て2年、揺れ動く時代の中で、必死に生きていく人々の姿。先の読めない展開に惹きつけられました。ラストは、爽やかです。
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「しゃばけ」のシリーズで人気の作者の別作品。 江戸が舞台で、ちょっとひ弱な主人公の、和風ファンタジーテイストなのでしゃばけファンにも面白いと思います。 幕末という設定で、小さな神社の跡取り・弓月が主人公。 家に伝わる夢告(ゆめつげ)という占いの能力があるのですが、これがあまり実効...
「しゃばけ」のシリーズで人気の作者の別作品。 江戸が舞台で、ちょっとひ弱な主人公の、和風ファンタジーテイストなのでしゃばけファンにも面白いと思います。 幕末という設定で、小さな神社の跡取り・弓月が主人公。 家に伝わる夢告(ゆめつげ)という占いの能力があるのですが、これがあまり実効がない…しっかり者の弟に叱られながら暮らす毎日。 伝統ある大きな神社の依頼で、行方知れずの子供を捜すことを頼まれ、殺人事件に巻き込まれます。 幕末の揺れ動く世相がこんな風に関わってくるとはね〜なかなか面白かったです。
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若だんなシリーズが大人気なんだけど、なぜか私はこっちが好き。キャラ立ってるのはあっちだけど…。なんでこの本が好きなのかというと、キーワードは「喀血」?
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登場人物の印象が薄かった気がする。でも後半は一気に読めた。弓月の力が急に強くなったのは疑問。でも一気に未来をみちゃうのはなんだか悲しくて印象的。
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「若だんなシリーズ」かと思って図書館で借りたけど、どこまで読んでも若だんなが出てこない。どうやら別物の様子。でも雰囲気は同じ。幕末のお江戸を舞台に、貧乏神社の神主兄弟が当たらない「夢告(ゆめつげ)」で謎に迫る!というようなお話。普通におもしろい。
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