こころ の商品レビュー
物語の大半が遺書という驚きの構成になっとります。 初めて読んだ時は、いつまで続くんだとげんなりして、結構あいまいに読んでしまってたので、最近読み直したらなんとすごい作品なんだろうと。遺書で終わらす意味みたいなものがしっかりあるなと。この話はこの構成じゃなきゃ伝わらないと思う。 劣...
物語の大半が遺書という驚きの構成になっとります。 初めて読んだ時は、いつまで続くんだとげんなりして、結構あいまいに読んでしまってたので、最近読み直したらなんとすごい作品なんだろうと。遺書で終わらす意味みたいなものがしっかりあるなと。この話はこの構成じゃなきゃ伝わらないと思う。 劣等感。切ないね。
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高校の教科書で読んで。古典ですが好きです。 ていうか明治の大学生(男)の心情に共感できる自分に激しく疑問…。あ、先生のほうに、です。 今の高校生とかって、どういう感想を抱くんだろう…。
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“現代文学の人間像”という授業の教科書代わりになっています。予習のために読みました。 私・先生・Kなどが出てくるのですが、その展開が楽しみです(笑) でも、どの章も毎回…結局は同じパターンです。 たまには、こんな本も良いかな(汗)
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高校の現代文の教科書に載っていて、ものすごく続きが気になって買ってしまった本・・・(笑)。明治時代に書かれたものなのに、現代を生きる私達にも通じるところが多々あります。「エゴ」について考えさせられました!!
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現代文の授業で遺書編を勉強して、他の内容も気になったんで読んでみました。文豪はやっぱり文のレトリックが違います!「僕はばかだ」はしばらくの間学校で流行りました(笑)
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教科書で部分的に習ったときから面白いとは思っていたが、去年友人が涙したわ、と言うので、やっと読む。涙はしなかった。なんだか疲れた。
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知る人ぞ知る、夏目漱石の代表作ですね。 「先生」と「わたし」の心理描写を主点を置き換えながら表現してあるのが面白いなぁ、と。
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人間の心理の複雑さをここまで表現できるなんて。 "Kokoro" by Soseki Natsume
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漱石ってこんなに面白かったっけ。小学生に読んだときはつまらなくて仕方がなかったのに・・・・。今、たくさんの本を読もうと思うきっかけになった1冊。
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「私は淋しい人間です」 この一言が、今でもほんの少し、わたしの胸をうずかせています。人間のエゴイズム、憎悪、罪の意識、焦燥……それらがとても鮮明に描かれていて、とても素晴らしい作品でした。
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