こころ の商品レビュー
正直言って、前半は眠くなるほどつまらなかった。多分、学校の課題でなければ読むのをやめていたと思う。が、後半の遺書の話のおもしろさは「ああ、夏目漱石ってすごいな」と心底思った。
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言わずもがなの名作。「K」の登場部分だけでもいいから、誰でも一度は読んでみるべき。100年経っても、こうして本が並んでいる理由がわかります。
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「然し君、恋は罪悪ですよ」 高校のときにはよく分からなかったこのセリフの意味が今になってなんとなく分かる。 こんなとき、自分はどちらを選択するんだろう。永遠の問いかけかもしれない。
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これは明治の精神を反映したとんでもない作品だと思う。 ただ、静さんのことを考えると切ない。とても、切なくて胸が苦しくなる。この女性はそれでもきっと幸せだったんだろうけど・・・・・・苦しいなあ。
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ぶっちゃけ、こんな古い本、現代まで存在する意味あるのかよ?――当時の私は、こう思ったのだろう。 明治〜大正の移行時代に書かれた「我執(エゴ)」を主題とする文学作品「こころ」は、それが自らの内面に存在することを客観的に認識させるという効果や、「明治の精神に殉じる行為に賛成する」立場...
ぶっちゃけ、こんな古い本、現代まで存在する意味あるのかよ?――当時の私は、こう思ったのだろう。 明治〜大正の移行時代に書かれた「我執(エゴ)」を主題とする文学作品「こころ」は、それが自らの内面に存在することを客観的に認識させるという効果や、「明治の精神に殉じる行為に賛成する」立場の人間の思想を理解する材料として価値があるものであったため、終戦によって大きく変化した思想をもつ人々の世になっても読みつがれているんじゃなかろうか……なんて思ったり。 人間の根源的本能に対する教訓、それに対する高い評価、そして歴史的価値という観点に於いて、この「こころ」という小説には、現代における存在意義があるといえるのかもしれない。 少々、大袈裟か。まぁストーリーの構成としては、きっと斬新だと思う。 そこそこに楽しめた。
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高校の時に読んで、夏目漱石が好きになりました。 文学というのはこんなに面白いものなのか、と教えてくれた本。
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高校の教科書に載っている分だけで充分なように感じた。 「私の眼に映ずる先生はたしかに思想家であった。けれどもその思想家の纏め上げた主義の裏には、強い事実が織り込まれているらしかった」
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高校の時に扱いました。 奇妙な縁で結ばれた先生と主人公ですが、何か現実の世界で見かけた様な、不思議な印象が残ります。 Kの自殺シーンなどは緊迫です。
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これはいつ買ったのか記憶にないんだよねぇ。う〜ん、でも買った当時は難しすぎて読めなかったからすげぇ子供のころだったんだろうけど。
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バイト先の高校生が課題だといって持っていたことから思い出した一冊。自分も課題だったなこの本…「死」に対しネガティブな囚われ方をすると主人公のような末路を辿ることになるのかもしれない。
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