錦繍 の商品レビュー
最近この手の(?)本を読んでなかったんですが、良かったです。 正直、こんなにキレイな文章での手紙のやり取りなんて現実問題、難しいよなぁ・・・。なんて始めに思いましたが、そんなこと小説だからいいんです(自分で解決)。それにしても、深いなぁ・・・。とはいっても、まだピンときてないとこ...
最近この手の(?)本を読んでなかったんですが、良かったです。 正直、こんなにキレイな文章での手紙のやり取りなんて現実問題、難しいよなぁ・・・。なんて始めに思いましたが、そんなこと小説だからいいんです(自分で解決)。それにしても、深いなぁ・・・。とはいっても、まだピンときてないところなんてたくさんあるのですが。またもう少し年をとって、いろんな経験をしてから読むと、また違う読み方ができそうです。最後の締め方にも納得。 こんな文章が似合う・書ける女の人になりたいなぁ・・・なってみたいなぁ(ちょっと弱気)。
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離婚した二人が偶然10年後に再会するところから始まる往復書簡小説。主人公がおいしい珈琲を飲みながら、マスターとモーツァルトの音楽について語るシーンが、とても好きだ。モーツァルトの音楽、しいては生と死の本質に迫っていくくだりは、何故かしら読むたびに胸が熱くなる。「錦繍」の中で繰り返...
離婚した二人が偶然10年後に再会するところから始まる往復書簡小説。主人公がおいしい珈琲を飲みながら、マスターとモーツァルトの音楽について語るシーンが、とても好きだ。モーツァルトの音楽、しいては生と死の本質に迫っていくくだりは、何故かしら読むたびに胸が熱くなる。「錦繍」の中で繰り返し語られる、「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じかもしれない。」ということが、何とはなく体の中に、しみ込んでくるような心地がする。
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何かでおすぎかピーコが「読みなさいッ!」と勧めていてなんとなく読んでみたのだけど、じっくりと読めた。
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