錦繍 の商品レビュー
年を重ねるからこそ、こんなふうに誰かを想うことができるのだろうか。 人生の軌跡を相手と重ねるように、往復書簡は続いていく。 たとえ、ふたりの関係がもう終わったものだとしても、ふたりがお互いを想う気持ちは、変わらずに静かであたたかい。
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最終的にハッピーエンドではないけれど、でも2人はそれぞれの道を前向きに歩んでいけるようになったわけです。読んだあと、とっても不思議な気持ちになった一冊でした。過去は変えることはできないけれど、 それによる自分の意識や考え方は今からでも変えることはできるだと教えてもらった気がします...
最終的にハッピーエンドではないけれど、でも2人はそれぞれの道を前向きに歩んでいけるようになったわけです。読んだあと、とっても不思議な気持ちになった一冊でした。過去は変えることはできないけれど、 それによる自分の意識や考え方は今からでも変えることはできるだと教えてもらった気がします。そして手紙っていいなぁ〜って思いました 今はメールばっかりで最近手紙を書いたのはいつ?(思い出せない!) っと言うくらい書いてないんだけど・・・これ読んだら誰かに手紙書きたくなりました。
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蔵王のトロッコで再開した、かつては夫婦だった男女。2人は互いの上に降り積もった年月を思い、手紙を送るようになる。長い、長い、手紙のやりとりを通じた、心の浄化の物語。 --------------------------------------------------------...
蔵王のトロッコで再開した、かつては夫婦だった男女。2人は互いの上に降り積もった年月を思い、手紙を送るようになる。長い、長い、手紙のやりとりを通じた、心の浄化の物語。 -------------------------------------------------------------------------------- 読み始めて、過去の男女が傷舐め合って、ヨリ戻す系?と思ったのですが(私はその手の話はあまり好きではないので)、なんの!なんとも前向きなえぇ話じゃございませんか^^。ハッピーエンドではないかもしれんませんが、「さ、明日がくるよ〜」って気分でした。色々心に傷はあっても、人は前を見られるんです!
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とある事件をきっかけに別れた夫婦が、偶然の出会いから綴り始めた往復書簡を通して、過去を決別し、未来へ視線を向けてゆく。
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一番好きな小説 映画がショーシャンクなら、小説は「錦繍」優しさとはなにかというのが分かる作品。 既に書いてるだけで読み返したくなる(笑)
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書簡小説に徹底するのは良いが、この小説の場合は男女どちらの書簡も言葉が丁寧に選ばれて過ぎている分、逆にリアリティが生れてこない。宮本輝という第三者がふたりの文通の間に顔を出しすぎている気がしてならない。
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宮本輝 初期の作品。 書簡体という形で、話が進んでいく。過去と、現在と、未来について。 やっぱりいつものとおり再生の物語。 でももうちょっと足りない…。ラスト60ページくらいは意外と面白かったけど、前半はいまいち。
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夫の浮気が理由で離婚した元夫婦の往復書簡。あのとき本当の気持ちが伝えられていたら・・・。男と女の考え方の違いに気づく本
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手紙のやりとりを描いたシンプルな構成で、とても読み易かった。『戦場から遠く離れた安全な場所で、人々を戦争に駆り出していた偉い人たちは、今度生まれてくるときは、どれもみな人間になることは出来ないに違いない』というおばあさんの話がとても印象深かったです。
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宮本輝といえばこれでしょう!蔵王の紅葉(錦繍)のなかで再会した元夫婦の往復書簡のお話です。実際に蔵王の紅葉を見ているので、心のなかにその画像と共に残る1冊です。
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