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泣く大人 の商品レビュー

3.8

143件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    49

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2013/09/08

江國香織のエッセイ、 読んでいてとても気持ちがいい。 居心地がいいカフェで、 フカフカのソファに座りながら、 あったかいミルクココアを飲んでる感じ。 特に興味深かった章は、男友達の部屋。 この本は、泣かない子供の続編らしいので、 これから、それを読もうと思う。 それを読んだら...

江國香織のエッセイ、 読んでいてとても気持ちがいい。 居心地がいいカフェで、 フカフカのソファに座りながら、 あったかいミルクココアを飲んでる感じ。 特に興味深かった章は、男友達の部屋。 この本は、泣かない子供の続編らしいので、 これから、それを読もうと思う。 それを読んだら、もう一度、泣く大人を読もう。 江國香織の小説よりも、 エッセイの方が、好み。

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2013/09/04

夏の終わりに江國を読みたくなって、読んだ。 しっくりきてしまった…もう秋だなぁ。(私の中で江國は秋のイメージ) 男友達についての章が面白かった。

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2013/08/13

エッセイ。 親しいから友達というわけではないのだ。 一緒に遊んだことがあるとか 語り合ったことがあるとか、を得て友達になるとは限らない。 人は、信じたものしか守られ得ない。

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2013/05/12

江國さんのエッセイは初めて読んだと思う。 文章が素敵だし、考え方も素敵だなあと思った。 きっと素敵な方なんだろうなあ。

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2013/05/08

やんわりとたおやかであるようで、割と白黒はっきりしていて、 シンプルであるようで、実は所どころこんがらがってる本質。 自分の愛している世界はちょっとしたことで均衡を崩す。 バランスをとることは本当に難しい。 江國さんのエッセイは女性として生まれた贅沢でもあり、何とも言えぬ複雑怪...

やんわりとたおやかであるようで、割と白黒はっきりしていて、 シンプルであるようで、実は所どころこんがらがってる本質。 自分の愛している世界はちょっとしたことで均衡を崩す。 バランスをとることは本当に難しい。 江國さんのエッセイは女性として生まれた贅沢でもあり、何とも言えぬ複雑怪奇な奇奇怪怪なしこりでもある。

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2013/04/04

江國香織の本って、高校生のときよく読んでて、そのときもそれなりにおもしろく読んでいたが、いま(around30)のほうが、おもしろい、というか、ほとんど切実に欲していると気付く。 このエッセイ集は特に気に入りです。装丁も素敵。

Posted byブクログ

2013/02/23

【経緯】 江國さんの感性に触れたくなって 【目次】 ・雨が世界を冷やす夜 ・男友達の部屋 ・ほしいもののこと ・日差しの匂いの、仄暗い場所 【感想】 シンプルに生きようとしているときに読むと勇気をもらえる本。 本著にもあるけど「勇気」は消耗品だから、好きな時間を過ごしたり本を...

【経緯】 江國さんの感性に触れたくなって 【目次】 ・雨が世界を冷やす夜 ・男友達の部屋 ・ほしいもののこと ・日差しの匂いの、仄暗い場所 【感想】 シンプルに生きようとしているときに読むと勇気をもらえる本。 本著にもあるけど「勇気」は消耗品だから、好きな時間を過ごしたり本を読んだりして補充しなくちゃだわ。 【引用】 ・一人ぼっちの淋しい女みたいに犬を溺愛するんじゃない。犬はいずれ死ぬ。そのとき、孤独なヒステリー女みたいに泣いたり騒いだりしないでくれ。父はそう言った。 ・あかりは、あふれるような誘惑で、ひとを、居場所がある、という気持ちにさせる。 ・あらゆる快楽のあとにまだ 眠るという快楽はある ・忙しいというのは悪いことではないけれど、忙しがるのははずかしいことだ。やせ我慢も優雅の一部 ・音楽を聴くと、言葉では届かない場所に触れられた気がし、心がかき乱される。 ・その日何を食べるか、を真剣に考える。自分の身体が必要としているものに、まじめに耳を傾けている。 ・いい女は男を泣かせるが、いい男は女を泣かせたりしない。いい男のために、女は勝手に泣くのであって、泣かされるわけじゃない。 ・身ひとつの勝負だということ。私だけが資本。そのことの正しさに惹かれる。正しい肉体、もでもいうべきものへの憧れ。 ・いつも一緒にいてくれることが無理でも、いつも一緒だと思わせることは可能なのに。だましてください言葉やさしく。 ・他人を信じられるというのは、自分がきっと、きちんとしているのだ。自分の中に悪意がないの。それはなんてシンプルなことだろう

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2013/02/21

江國カラーがあざやか。 読み終えたらなんだかアンニュイな気分。 でもまた読みたくなっちゃう、そんな一冊。 雨の夜、紅茶片手に読みたいイメージ。

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2013/02/19

感性、言葉選びが相変わらず素敵です。 時々語られる子ども時代の話を読みながら、こんなお姉さんがいたら良かったのに、と思いました。 Ⅲ章の『ほしいもののこと』が特に好きです。

Posted byブクログ

2013/01/08

『泣かない子供』と対になった一冊。 並べて飾りたい表紙。 前作より読みやすい印象だった。 男友達のテーマが面白い。 特に友達の息子くんがいいキャラである。 彼はいい男になるだろう。

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