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株価暴落 の商品レビュー

3.4

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

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  4. 2つ

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2019/01/08

3.5 池井戸作品には珍しく爆発による殺人事件が発生。でも銀行による金融サスペンスもあって楽しめました。

Posted byブクログ

2018/11/16

大手スーパーの再建支援に揺れ動く本店審査部・板東と反対勢力とのせめぎ合い。 第一章 案山子 第二章 緊急支援要請 第三章 犯行動機 第四章 追跡 第五章 与信判断 第六章 解任動議 第七章 頭取決済 終章  査問 大手スーパー・一風堂の再建支援後に、一風堂店...

大手スーパーの再建支援に揺れ動く本店審査部・板東と反対勢力とのせめぎ合い。 第一章 案山子 第二章 緊急支援要請 第三章 犯行動機 第四章 追跡 第五章 与信判断 第六章 解任動議 第七章 頭取決済 終章  査問 大手スーパー・一風堂の再建支援後に、一風堂店舗で連続した爆破事件が発生し、株価が暴落。 そのため白水銀行本店審査部で担当の板東は、債権回収の原則を基に、経営改善の見込みのない旧体制の一風堂の追加支援に慎重な姿勢を見せ、一風堂と懇意にしている銀行内の反対勢力と対峙する。 並行して一風堂によって倒産させられた商店の息子・犬鳴は、爆破事件の犯人の疑惑をかけられ逃げ回るが、徐々に爆破事件に隠された驚きの黒幕が明らかとなっていく。 銀行の真の姿を問われる!! 警察小説でもあり、銀行小説でもある面白い作品で、最後も旨くまとめたなあという感じ。 最後に株価暴落の意味が解る作品。

Posted byブクログ

2018/10/16

スーパー爆発事件の捜査、スーパーを支援する銀行、2つのストーリーが交差し、最後は収束する。事件の容疑者の逃げ回って、思わせぶりな行動を取るのは、読者のミスリードをあからさまにさそっている。

Posted byブクログ

2018/10/20

銀行が巨大スーパーに対する支援融資を実行するかどうか。審査部調査役の正論が通るか、それとも企画部次長の支援案が通るか。

Posted byブクログ

2017/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本当に銀行物の小説だったら池井戸氏ですね~ 巨大スーパー企業で起きた爆破事件から始まるミステリー そのスーパーの安売り展開をする店舗出店に反対していた商店街の店主が自殺しており、その一人息子が成人をして恨みを持っていたのでは?それは、銀行の出店懐柔のための戦略では無かったのか?色々な事が絡み合った末にたどり着く信実とは!? 十分楽しませていただきました(^^)出来れば最後の最後、結末まで読みたかったなぁ。

Posted byブクログ

2016/01/24

業績悪化した上場企業を専門に担当し、銀行内で「病院」と言われる審査部の調査役、坂東洋史が主人公。坂東が担当する業績不振の大手スーパー一風堂で連続爆発事件が起こり、その事件の解明と、一風堂支援をめぐる銀行内の攻防が同時並行で進む。 他の池井戸潤作品と同様、本作品も読み始めたら止まら...

業績悪化した上場企業を専門に担当し、銀行内で「病院」と言われる審査部の調査役、坂東洋史が主人公。坂東が担当する業績不振の大手スーパー一風堂で連続爆発事件が起こり、その事件の解明と、一風堂支援をめぐる銀行内の攻防が同時並行で進む。 他の池井戸潤作品と同様、本作品も読み始めたら止まらない面白さがあったが、ちょっと展開が飛躍していたり、詰めが甘いなと思う部分がいくつかあった。また、結末も含め、全体的に中途半端な仕上がりなように感じた。

Posted byブクログ

2015/08/15

面白かったです。正直、途中までは全然期待していなかったのですが、登場人物達が次々と新たな面を見せてくれるに従い、爆破犯は誰なのか、融資が下りるのか下りないのか、一風堂の経営はどうなるのか、手に汗握る展開でした。意外な犯人に“してやられた感”もあり、ミステリーを読んでいる気持ちも味...

面白かったです。正直、途中までは全然期待していなかったのですが、登場人物達が次々と新たな面を見せてくれるに従い、爆破犯は誰なのか、融資が下りるのか下りないのか、一風堂の経営はどうなるのか、手に汗握る展開でした。意外な犯人に“してやられた感”もあり、ミステリーを読んでいる気持ちも味わえ、お得な一冊でした。坂東のまっすぐさが心地よかったです。 しかし、このタイトル、池井戸さんの本でなかったら読まなかったかも(笑) 経済は苦手意識があります。池井戸作品、二作続けて読んで銀行さんのこととか勉強になりました^^

Posted byブクログ

2014/12/01

銀行を舞台にした本の始まりの方なのかなぁ。事件と銀行内部のことが半々。銀行内部のことは半沢シリーズに続いていく部分だなって。ほぼ鉄板。 まぁ、サクサク読めたかな。

Posted byブクログ

2014/12/01

池井戸作品のメインである銀行内の争い+爆弾ミステリーです。 半沢シリーズとは少し趣向が凝らしてあるけど、構図はほとんど変わらないですね。 多分モデルとなったであろうスーパーが完全消滅する時期に読んでいるので、感慨深いですね。

Posted byブクログ

2014/11/27

金融関係には疎いし、あまり得意なジャンルではないけれど、やっぱりこの作者の作品は読みやすい。 今回は銀行内のパワーバランスだけの話ではなく、爆弾騒ぎという、フツーのミステリ要素も過分にあり、そちらはイマイチ、先が読めてからの逆転はなく、わかってしまうと「なんだ」と思ってしまう。...

金融関係には疎いし、あまり得意なジャンルではないけれど、やっぱりこの作者の作品は読みやすい。 今回は銀行内のパワーバランスだけの話ではなく、爆弾騒ぎという、フツーのミステリ要素も過分にあり、そちらはイマイチ、先が読めてからの逆転はなく、わかってしまうと「なんだ」と思ってしまう。 最後の対決シーンが見たかったかな。

Posted byブクログ