煙か土か食い物 の商品レビュー
これは私にとって衝撃…
これは私にとって衝撃が大きい作品だった。個性的な文章に慣れるまでに時間がかかり、サスペンス的内容が少々破綻気味なところに辟易したのも事実だ。しかし、家族の簡単に切れない絆や、憎しみの裏にある愛をこんな風に書ける作者の筆力に圧倒された。自分の過去がフラッシュバックし、涙を堪えられな...
これは私にとって衝撃が大きい作品だった。個性的な文章に慣れるまでに時間がかかり、サスペンス的内容が少々破綻気味なところに辟易したのも事実だ。しかし、家族の簡単に切れない絆や、憎しみの裏にある愛をこんな風に書ける作者の筆力に圧倒された。自分の過去がフラッシュバックし、涙を堪えられなかった。これは、経験者でなければ書けないと思う程のリアリティで体当りされた。あんたスゲーヨ!マイジョー!!
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とうとうきたか!って…
とうとうきたか!って感じです。圧倒的に過ぎる文体-文圧って言うんですか?-と、ぶっ飛んだ登場人物は必見。ドライブ感ありまくりなので、振り落とされない様に注意です。変わったミステリが読みたい方は是非!
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はじめページをパラパ…
はじめページをパラパラと見て、なんと改行の少ない、ミッシリト書かれた本なんだと、不安になった。が、読み始めると、一日で読み終えた。不思議な文体、訳の解からない英語、まったく気にならずに、すらすらと読めてしまう偉大な本。
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メフィスト賞受賞の舞…
メフィスト賞受賞の舞城王太郎デビュー作。とにかく疾走感。文章のスピードに乗れるか乗れないかが肝心。めちゃくちゃなのだ。でも、それがとてつもなくおもしろい!
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止まらない。文字を追…
止まらない。文字を追う目が止まらない。早くなるばかりだ。時間だ本を閉じよう。指はページを捲っていた。この本は面白いですね。文字や文が幸せそうです。
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舞城王太郎氏、衝撃の…
舞城王太郎氏、衝撃のデビュー作!! 独特の文章を思う存分楽しんでください!
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もはや舞城王太郎の実…
もはや舞城王太郎の実力を認めざるを得ない。この処女作を読んだときは、自分の中での評価の位置づけには本当に困った。「面白さ」という点ではまぁ及第点、といったところだが、なぜか読後ふつふつと感じるものがあるのだ。そんな感覚を味わいたいならどうぞ。ただ、文体は独特で、とっつきにくいかも...
もはや舞城王太郎の実力を認めざるを得ない。この処女作を読んだときは、自分の中での評価の位置づけには本当に困った。「面白さ」という点ではまぁ及第点、といったところだが、なぜか読後ふつふつと感じるものがあるのだ。そんな感覚を味わいたいならどうぞ。ただ、文体は独特で、とっつきにくいかもしれないが。
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改行が少ないにもかか…
改行が少ないにもかかわらずスピード感が凄まじい。特にラストは圧巻だった。意味のわかりにくいタイトルも、読んでみるとなるほどのひと言。
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形容すべき言葉が見当…
形容すべき言葉が見当たらない。とにかく文章とストーリーが走っている。ぶっ飛んだ主人公のぶっ飛んだ話にエログロのエッセンスがキラリと光る、新感覚の読み物。ただ読む人を選ぶ……かも。
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主人公が凄腕のドクタ…
主人公が凄腕のドクターで頭がよく女にモテモテで行動が無茶苦茶と、圧倒されて好きになれなかった。ストーリーもぶっ飛んでいる。それなのに、最後まで面白く読めてしまった。印象に残る一冊。「人間死んだら・・・」の台詞は、私もいつかどこかで言ってみたい。
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