一千一秒物語 の商品レビュー
「一千一秒物語」は布団の中、月明かりの下で一夜に一遍読みたい作品。夢か現か、いや、夢か。。。一緒に収録された小説は、舞台が日本でもそうでなくても、美しい日本語で書かれてあるのに、どこか…砂埃の舞うアラビアンな気配を感じたり。
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うーん今いち。 最初のやつは結構面白かったけど、後は全然頭の中に入ってこないのは、わたしのせいなのか。
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星を喰ったような話ばかり。短くてちょっとフシギで、どこかに連れて行かれるような気分を味わいたい時に。
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どこかおかしくて、どこか懐かしくて、どこか笑える、月にまつわる表題作などを収録したお得な一冊。「一千一秒物語」はナンセンスなショートショートが連続する、「話の夜店」的な作品。やめられない止まらない。独特の間を持つ歯切れの良い文章、脈絡のない、でもひたすら真面目な展開と登場人物、幻...
どこかおかしくて、どこか懐かしくて、どこか笑える、月にまつわる表題作などを収録したお得な一冊。「一千一秒物語」はナンセンスなショートショートが連続する、「話の夜店」的な作品。やめられない止まらない。独特の間を持つ歯切れの良い文章、脈絡のない、でもひたすら真面目な展開と登場人物、幻想的な月の浮かぶ街角に連れ去られること必至。少しドライな幻想文学の魅力がいっぱいです。その他の短編は、なんと少年愛関連の香り高いもの多し。長野まゆみ作品が好きな人必携の書。
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夜道を歩いてると、月が「どしんっ」ってぶつかって来ますよー!気をつけて!冷たくあたると、逆襲うけますよー!気をつけて!
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タイトルの一千一秒は幻想的なショートショート、というよりは詩。月や星や闇が魅力的に描かれている美しい世界。
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星をひろった話、流星と格闘した話、月光鬼語、月光密造者、雨を打ち止めた話、つきのサーカス、星を食べた話、箒星を獲りに行った話、月をあげる人、月の客人……。 タイトルを読むだけでも非常に楽しい作品です。 月と星の話のプロ! うまい! こんなに昔の人の作品にはまったのは初め...
星をひろった話、流星と格闘した話、月光鬼語、月光密造者、雨を打ち止めた話、つきのサーカス、星を食べた話、箒星を獲りに行った話、月をあげる人、月の客人……。 タイトルを読むだけでも非常に楽しい作品です。 月と星の話のプロ! うまい! こんなに昔の人の作品にはまったのは初めてです。
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あまりに美しい言葉!モチーフとして星・月がよく出てきますが、文章の印象もまるで星のような煌き、月のような色彩。こういう感性を持ちたいと思うばかり。
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