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カラマーゾフの兄弟(中) の商品レビュー

4.1

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2009/11/01

この本、「小説の中の小説」といわれたり、東大生に最も読んでほしい小説ナンバー1」といわれたり、文学界に精通するほど、評価が高い作品のようです。僕も読んでみましたが、難解な小説でしたねー。翻訳者の原さんの文体が難しいのか元々難しいのか知りませんが(どちらもか?)、読むのに頭フル回転...

この本、「小説の中の小説」といわれたり、東大生に最も読んでほしい小説ナンバー1」といわれたり、文学界に精通するほど、評価が高い作品のようです。僕も読んでみましたが、難解な小説でしたねー。翻訳者の原さんの文体が難しいのか元々難しいのか知りませんが(どちらもか?)、読むのに頭フル回転です。この本を読んでいる最中に、流行のミステリー作品を読んでみたのですが、すごく簡単に感じました。 内容は宗教と人間性、犯罪について、というものでしょうか。ほかの翻訳者の人のも読んでみたいです。

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2010/05/09

イワン的な属性を自分が持っていたかもしれないと、気づいた。細かいところをもう忘れてしまってきているので、必ず何度か読み通してみようと誓った。

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2009/10/07

上巻を3ヶ月くらい前に読んで、放置してありました。 忘れかけてたけど何とかなったかな。 信仰とロマンスとミステリー。コメディー的要素すらある。 さすがというか。 読む前から父殺しが題材とか耳にしてたけど、本当にミーチャがやったのか。 続きが気になる。 20090923

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2009/10/04

ようやく中巻読破。 さすがに長いっす… 既に上中で1200ページくらいっす。 下巻まで読んだら感想書きたいと思います。

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2009/10/04

中巻の主役は間違いなくドミートリイ(ミーチャ)だろう。とにかくアグレッシブな彼の行動には惹かれるばかり。そんなミーチャの活動的、攻撃的な行動が、著者のドストエフスキーによる繊細な心理描写を伴って描かれる。とは言え読みにくいということはなく、『ミーチャ』の章は誰にとっても流れるよう...

中巻の主役は間違いなくドミートリイ(ミーチャ)だろう。とにかくアグレッシブな彼の行動には惹かれるばかり。そんなミーチャの活動的、攻撃的な行動が、著者のドストエフスキーによる繊細な心理描写を伴って描かれる。とは言え読みにくいということはなく、『ミーチャ』の章は誰にとっても流れるように読むことが出来るだろう。 『ミーチャ』と比べるとやや地味ではあるが、『アリョーシャ』の章も彼の性格およびこの物語全体を語るに置いて外せない章である事は間違いない。強烈なインパクトを誇るゾシマ長老の一件、およびその後のアリョーシャの心理の変遷は、後に書かれる予定であったと言われる第二部で重要となったに違いない。 とかくミーチャの行動が目立つこの中巻だが、上巻に見られた深さも健在である。それは『ロシアの修道僧』の章でのゾシマ長老の法話内で顕著だ。特にこの章の中での一つのエピソード(ゾシマ長老が若き日に出会った一人に関する逸話)は、これだけでも一つの小説に出来るほどのできばえであると言えるだろう。 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のモデルとなった説話も含まれていて、文学を語る上では外せない一冊であることは間違いない。残念なのはイワンが少ししか出てこなかったことであるが、そこは下巻に期待しよう。

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2009/10/04

葱の話が「蜘蛛の糸」を想起させた。人間や、宗教の世界の普遍な繋がりを感じた。上巻を読み終えるのに時間がかかったのに、中巻は完全にPage Turnerだった。ものすごかった。あぁ、ドストエフスキーはやっぱり凄いや。

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2009/10/04

グルーシェニカはドミートリイを選ぶのか、それともその父フヨードルを選ぶのか。そのときドミートリイの婚約者カテリーナはどうするのか。揺れ動く人々の間を、長老の死と腐臭騒動の衝撃を乗り越えながら、自分の使命を果たすために東奔西走する三男のアレクセイ。次男のイワンは、カテリーナのいるこ...

グルーシェニカはドミートリイを選ぶのか、それともその父フヨードルを選ぶのか。そのときドミートリイの婚約者カテリーナはどうするのか。揺れ動く人々の間を、長老の死と腐臭騒動の衝撃を乗り越えながら、自分の使命を果たすために東奔西走する三男のアレクセイ。次男のイワンは、カテリーナのいるこの町を離れて、モスクワへと旅立つ。やがて起こる父フヨードルの殺人事件、容疑者として捕らえられたのは――。キリスト教的視点を多く取り入れているものの、常にその反対分子や無神論、皮肉が同居しており、作品自体は結論を出さないところが非常に良い。ホフラコワ婦人の金鉱の件が愉快だった。グルーシェニカの「一本の葱」の挿話を読んで(芥川の「蜘蛛の糸」はここからとったのか)と思ったが、ネットで調べたところドストエフスキーはロシアの民話からこの話を引用し、芥川は「今昔物語」から引用しているらしい。そもそも今昔物語の元はインドの仏教説話ということで、ロシアとインドの民話が元から似通っていたということだろうか?(2009.02)

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2009/10/04

アリョーシャの天使キラキラオーラには当然やられましたが イワンは、いいですよね……ねばっこい若葉……

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2009/10/04

面白い。 とりあえず上巻のところで感想かいてしまいました。 今は下巻読み途中。 早く続きがよみたいような 謎が解けたらつまらないような・・・ 末っ子は相変わらずなんでしょうか。 真ん中の子もどうなったのかきになる。 Nov 2008

Posted byブクログ

2009/10/04

フョードルとミーチャは一番似た者同士なんだと思う。 それは兎も角、葱の話は蜘蛛の糸が原案? そもそもどこの国にも似たような教えがあるのかな。 気になる木。 下巻へ。

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