カラマーゾフの兄弟(中) の商品レビュー

フョードル・ドストエフスキー(著者),原卓也(訳者)

2009/10/07

ドストエフスキーの代表作のひとつ。
上とはやや趣きが異なり、思想よりも話を展開するほうへ主旨が移ったように感じる。
非常に面白く、下を早く読みたくて仕方がない。

2009/10/04

ロシアの女性は激しいしおしゃべり。男性も。
日本人とは国民性の違いを強く感じる。

ミーチャやアリョーシャの気持ちもさることながら、ここまで女性の気持ちの移り変わりを描けることが凄い。

2009/10/04

急展開。一本の葱の話を読んでいて、思い当たるのが「蜘蛛の糸」。宗教が違っても語られる寓話や説教が似ているのは面白い。登場人物たちの芝居がかった台詞や行動にいつの間にか引き込まれてます。

2013/01/03

　うわ〜お！おもしろくなってきた〜☆と、グイグイ読めました。次は最終巻！いったいどうなるの!?ってかんじです。

2009/10/04

これはマジでやばいby亀田２
なんでアレクセイはこんなにも愛されるのだろう・・・。
その理由は上でタラタラと書かれていましたが、なんとも抽象的な表現ばかりで、本能で理解するしかありません

中はゾシマ長老がお亡くなりになります。
死んだ後の「奇跡」を裏切られた民衆たちの様子と、没落するゾシマ長老の評価、ゾシマ長老を失ったアレクセイの心情・・・が特に印象に残りました。
なんでだろう

ほかにも重要なシーンはあったはずなんだけど・・・もちろん、ゾシマ長老の死は物語の「後々」の主人公であるアレクセイ（っといっても私にははじめからアレクセイが主人公のように思えたが・・・）にとって、最重要といっても過言でないくらい大切なシーンではありますが。

2009/10/04

別におもしろいわけでもテンションが上がるわけでもない。
ロシア文学らしい、長〜く超懇切丁寧な状況説明が続く。
にもかかわらず、意外と読める。がつがつページが進む。
というか、止まらないんですけど。なんで？
とりあえず100年前の文章とは思えない。
今の現実に起こっている事柄と酷似していて、ぞっとする。

2009/10/04

上巻を読んだらやはり中巻も読むのが仁義です。でも、段々スピードアップしていくもんですね、面白い物語だと。

お言葉
▲今までのことはみんな、さよならだ。これまでの世界とは永遠に縁を切って、何の消息もきかぬようにするんだ。新しい世界へ、新しい場所へ、あともふりかえらずに入って行こう！▲

読了　2007／8／29

2009/10/07

いやー。おもしろい。どんどん先を読みたくなってしまう。帯に『上巻を読むのに3ヶ月、中下巻は3日で読んだ』とあったのが分かります！中巻の特に中盤あたりからどんどんおもしろくなってくる。是非この作品を読む人は上巻の途中で投げ出さないで欲しいな。下巻が楽しみ。

2009/10/04

「今はあらゆる人間が自分の個性をもっとも際立たせようと志し、自分自身の内に人生の充実を味わおうと望んでいる」とゾシマ長老は言う。ゾシマ長老、あなたはどうしてそこまで信じ抜くことができるのか？僕は、この天界と地上の掟の食い違いに悩んでいるのです。個性、野望、挑戦・・・人間とはこういうものではないのか？未だにうまく生きられない・・・。

「蜘蛛の糸」は一本の葱をパクッたの？こういうのは世界共通の認識か？

ドミートリイが親父を殺したのではないのか？きっと悪魔が乗り移ったのだ。我を忘れたのだ。そういう時ってある。果たして下巻で全てが明らかになるのか？楽しみだ。

2009/10/07

カラマーゾフ凄い。
心理ドラマあり、哲学あり、ミステリーあり。
めっさ濃いです。

核心に触れない程度の（笑）立ち読み、どぞ！

　*　*　*　*　*

愛するからには、どこまでも愛するわ！　今日からあなたの奴隷になるわね、一生ずっと奴隷に！　あなたの奴隷なんて楽しいわ！……キスして！　あたしをぶって。いじめてちょうだい、あたしを好きなようにして……ああ、本当にあたしなんか苦しめるほうがいいのよ……あ、やめて！　待ってちょうだい、あとでね、そんなのいや……

　*　*　*　*　*

ここだけ見るとまるでけしからん小説みたいですね（〃▽〃）
中巻の終盤からミステリー色が濃くなり、怒濤の下巻へ！…の予定ですｗｗ