雷桜 の商品レビュー
行方不明となっていた…
行方不明となっていた庄屋の娘、お遊が、自由奔放な狼少女として戻ってきた。そんなお遊がお殿様と恋をする。激しくて、切なくて、美しい恋。身分違いでありながら、お互いを大事にして、別れていくくだりは、涙なくしては読めませんでした。
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このお話は簡単に説明…
このお話は簡単に説明ができない。時代小説はとかくありがちな話が多いけど、これはちょっと違うような気がする。小さい頃かどわかしにあった女の子の生涯を書いた長編。うまく表現できないが感動した。お奨め。
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小さい頃に何者かに攫…
小さい頃に何者かに攫われた少女のお話です。舞台は江戸の時代小説です。色んな人の生き方が書かれおり、その辺りも興味深いのですが、メインは恋愛だと思います。ちょっと切ないですが、とても良かったです。
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庄屋の家からさらわれ…
庄屋の家からさらわれた女の子は長い年月を経て戻ってくる。何故さらわれたのかという謎を、残された兄弟の成長ぶりや両親の生き方など、周囲の人達を丁寧に描きつつ解いていく。時代小説としては異色だが、面白い。
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江戸版ロミオとジュリエットのような話です。 時代は江戸ですが、江戸時代の割に人が結構死ぬし、ちょっとストーリー展開がチグハグな感じがしてしまいました。 ただ、読みやすくはありました。
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なんて無垢で美しい話なんだろう。遊に心のモヤモヤを吹き飛ばしてもらったような気持ちになる。素晴らしい桜が目に浮かぶ。
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「狼女?」 嵐の日に忽然と消えた幼き娘。 危険と恐れられる瀬田山。 伝説のような謎めいた話にこちらもぐっと引き寄せられる。 やっぱり遊というキャラクターは魅力的。 同時にそれぞれの立場を大切にしながらもかかわってゆく人々の、その温度感が心地よい。 余韻も静か。
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将軍嫡子として気詰まりの日々を送る殿様と、かどわかしに遭い山で育てられた娘の出会いの物語。人情物時代小説の名手としては他作品と趣の異なる展開ながら、あっという間に読み終えてしまった。タイトルの「雷桜」があり、その時々で色んな顔を見せる瀬田山の美しさ。若くして自らの役割を分かりすぎ...
将軍嫡子として気詰まりの日々を送る殿様と、かどわかしに遭い山で育てられた娘の出会いの物語。人情物時代小説の名手としては他作品と趣の異なる展開ながら、あっという間に読み終えてしまった。タイトルの「雷桜」があり、その時々で色んな顔を見せる瀬田山の美しさ。若くして自らの役割を分かりすぎている斉道の潔さ。遠慮を知らない遊のまっすぐな言葉。家族に支えられて生きることの強さ。離れていてもお互いの想いが通じていれば、という境地に達することはできなくても、覚悟した者の強さには手放しで応援したい何かがある。
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宇江佐真理さんの作品を貪るように読み進んできて、未読作品は多分残り10編をきっていると思うんだけど、ここにきてこんなに凄い作品に出会うとは! 凄すぎる。読み終わった今、焼き付くような強烈な印象が胸に刻み込まれたようで、宇江佐真理作品の私選ベスト3にランクインです。絶対に再読する...
宇江佐真理さんの作品を貪るように読み進んできて、未読作品は多分残り10編をきっていると思うんだけど、ここにきてこんなに凄い作品に出会うとは! 凄すぎる。読み終わった今、焼き付くような強烈な印象が胸に刻み込まれたようで、宇江佐真理作品の私選ベスト3にランクインです。絶対に再読することでしょう。まさに珠玉の時代恋愛小説です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どなたかのおすすめで、以前から読みたいリストの 中に入っていたこの小説。 なんとなく以前に映画化されたような、 くらいの感覚で、キャッチコピーにある 「身分違いの恋」という言葉から、 恋愛小説だろうと思って読み始めた。 冒頭から100数ページ、よくある恋物語ならば、 冒頭10行目で恋に落ちる恋人たちを描かれるが、 この小説はなかなか恋物語は描かれない。 誰が誰と恋をするのか、と訝しみながら 読み進めても、鈍い私には中盤まで、わからなかった。 江戸時代、徳川家斉時代のこの架空の物語は、 ある二人の恋愛を描くために、 しかもとてもとても儚くて、それこそ 桜の花が咲いてから散るまでの一瞬のことを描くために、 多くのサイドストーリーをふんだんに盛り込んでいる。 細かな描写や時代の流れを描きながら、 恋をする二人とそれを取り囲む人々は、 それぞれの芯を持ち、志を忘れることなく、 清らかに生きているように思えた。 この季節にたまたま手に取ったからこそ、 散る花に涙する若い日の恋心を思い出したように思う。
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