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砂の器(上) の商品レビュー

3.9

193件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    85

  3. 3つ

    33

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    1

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2012/02/06

東京・蒲田駅の操車場である男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りとカメダという言葉のみを手がかりにして老練刑事の今西が捜査をすすめていく。そんな中、東北訛りの方言が中国地方の一部で使われていることが明らかになる。新進芸術家達の集まりヌーボーグループと事件との関わりは・・・?面...

東京・蒲田駅の操車場である男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りとカメダという言葉のみを手がかりにして老練刑事の今西が捜査をすすめていく。そんな中、東北訛りの方言が中国地方の一部で使われていることが明らかになる。新進芸術家達の集まりヌーボーグループと事件との関わりは・・・?面白いです。下巻につづく。

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2012/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

戸籍を詐称し、売れっ子音楽家になった男が、あるとき、詐称する前にお世話になった男性に出会い、過去がばれるのを防ぐ為にその男性を殺す話。ちなみに本浦千代吉は事件当時すでになくなっており、映画版(野村)のように親子の絆については描かれていない。

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2012/01/02

東京の駅操車場で男性の扼殺死体が発見される。 被害者の東北訛りと”カメダ”を唯一の手掛りに捜査を進めていくが…。 っという物語の上巻。 映画やドラマ化にもされた超有名な作品です。 どちらも力作でよかった覚えがあります。 上巻は、刑事の思考や行詰りによる焦燥、閉塞感が描かれてい...

東京の駅操車場で男性の扼殺死体が発見される。 被害者の東北訛りと”カメダ”を唯一の手掛りに捜査を進めていくが…。 っという物語の上巻。 映画やドラマ化にもされた超有名な作品です。 どちらも力作でよかった覚えがあります。 上巻は、刑事の思考や行詰りによる焦燥、閉塞感が描かれています。 でも熟考に熟考を重ねて真実に近づく描写は推理小説の醍醐味ですな。 今の小説にはない満足感と爽快感を感じました。 下巻が非常に気になります♪ 推理小説に興味をお持ちの方には絶対にオススメの作品です。

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2011/12/11

松本清張が社会派と呼ばれるゆえんがこれを読んだだけですぐに分かる。 民俗学を中心とした膨大な知識によって組み立てられたトリックが見事。 ひとつひとつの物事を近付いて見ても見当がつかないけれど少し離れた場所から眺めてみれば次第にその意味が分かってくる!地上絵のような推理小説。

Posted byブクログ

2011/11/08

蒲田駅の操車場で男性の死体が発見された。 前夜、被害者らしき男と一緒に酒を飲んでいた若い男が口にした「カメダ」の意味とは?解決での刑事の言葉は、信憑性があり、かつ、その意味は重い。 【志學館大学】ニックネーム:まめしば

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2011/11/04

昭和40年代に書かれた推理小説で、登場人物もほとんどが戦前生まれ。コピー機が無く手帳に書き写し、大家と店子の関係が密接だったり、と現代とは全く環境が違うが、推理小説の肝のトリックの部分は本当に読ませる。今西巡査部長もスーパー刑事ではなく、地道な作業を積み上げて犯人を追い詰めていく...

昭和40年代に書かれた推理小説で、登場人物もほとんどが戦前生まれ。コピー機が無く手帳に書き写し、大家と店子の関係が密接だったり、と現代とは全く環境が違うが、推理小説の肝のトリックの部分は本当に読ませる。今西巡査部長もスーパー刑事ではなく、地道な作業を積み上げて犯人を追い詰めていく。やっぱり松本清張は凄い

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2011/10/11

なるほどぉ。 映画「砂の器」は時間内に収めるために できるだけ話を削っていて、分かりやすいように設定も 少々変えてあったりするのだな。 さすがに本では、細かく色々と書かれているので分かりやすい。 ただ、本も古くなる。 いくら名作でも時代にあってない文章は、古典の域になってしまい ...

なるほどぉ。 映画「砂の器」は時間内に収めるために できるだけ話を削っていて、分かりやすいように設定も 少々変えてあったりするのだな。 さすがに本では、細かく色々と書かれているので分かりやすい。 ただ、本も古くなる。 いくら名作でも時代にあってない文章は、古典の域になってしまい 共感はしづらい。 とはいえ、この硬質で上品な感じは好みではある。 ( ・_ゝ・)<改定版なので読みやすいフォント。

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2011/10/01

スペシャルドラマを見て原作を初めて読んだ。名作と言われているものがどんなものかと思ってたけど、さすが、と思った。かなり前の作品なのに殺害方法が凝っていて危機迫る感じがしたし、昭和のサスペンスなだけに連絡手段などが古いのがまた新鮮だった。

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2011/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正直いまいち。 もっと社会派小説的な何かを求めていたのだけど、ちょっとなー。 ・メイン登場人物の意味不明な中2病的評論は不要 ・超音波ってアンタ…超音波って。。 という感じでした。。 内容的には東野圭吾思い出した。幻夜とか白夜行とか。 松本清張が先輩ですが。

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2011/09/11

親がいいと言っていたので、中居くん主演でテレビをやる時に読みました。今玉木宏が刑事役でテレビをしてますね。ドラマ自体はがっかりでしたけど、ドリカムのテーマ曲と千住明作曲の「宿命」がすごく良かった。

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