黒いモスクワ の商品レビュー
モスクワでの事件を現地の警察、ではなく特殊捜査員といっしょに解決していくー 的な。 可もなく不可もなく。でもキャラの個性はより一層でてきたなぁ、という印象。 2018.1.8 7
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シリーズ三作目。 粉じん爆発による殺傷事件が、ラスプーチンゆかりの修道院で起きた。 それは彼の秘宝を狙ってのことか? モスクワにSTチームが結集。 個人的にはシャンバラや「ベロボディアの輪」の話が取り上げられていて興味深かった。
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赤城と百合根だけのはずが、最終的にどうやってモスクワにメンバが集合するのか、 ちょっぴりわくわくしながら、読み進めた。 菊川さんの活躍はないが、ちょっとかわいい感じ。 相変わらず、メンバの個性に、リーダーとしてまとめるキャップの苦悩が垣間見れて、 やっぱり面白い。
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ロシアの捜査当局と情報交換のために急遽出張せよー。モスクワに到着した警視庁科学特捜班、通称STの百合根と赤城を待ち構えていたのは、ロシア正教会で起きたマフィア怪死事件だった。さらに、日本人フリーライターも変死して…。
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外国での話だったが、さらに読みやすくなった。キャラがたっているようで、謎が多いメンバー。これからどんどんキャラ立ちしていってほしいなぁ。
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STシリーズ第3弾 そろそろ自分がこのシリーズにはまってきたのがわかる。 ここへきて、まさかのモスクワ?とも思ったけど、全然問題なく面白かった。 現実的でない話が苦手な私ですが、STの面々がきちんと解き明かしてくれるのが爽快でした。 しかし、なんと言っても普通の感覚を持った百合根...
STシリーズ第3弾 そろそろ自分がこのシリーズにはまってきたのがわかる。 ここへきて、まさかのモスクワ?とも思ったけど、全然問題なく面白かった。 現実的でない話が苦手な私ですが、STの面々がきちんと解き明かしてくれるのが爽快でした。 しかし、なんと言っても普通の感覚を持った百合根さんが良い。 普通よりももっと人が良いかな? 菊川さんとのビールは読んでる私も嬉しかった。 また次の本が楽しみです。
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ロシアやジャンバラやポルターガイストについての記述があまり興味持てず 途中何度もうとうとしたけど STの面々が揃ってからは 一気に読めた。 武道家としての芦部の心境が 刻々と変わっていくのがいい。
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舞台は異国の地モスクワ。 百合根と赤城は科学捜査についての情報交換のための研修でモスクワに。 黒崎は美作竹上流のモスクワ支部発会式を兼ねたセミナー開催の講師としてモスクワに。 山吹はモスクワ在住の日本人に依頼されて、宗派の集まりで経をあげるためにモスクワに。 はからずもSTのメン...
舞台は異国の地モスクワ。 百合根と赤城は科学捜査についての情報交換のための研修でモスクワに。 黒崎は美作竹上流のモスクワ支部発会式を兼ねたセミナー開催の講師としてモスクワに。 山吹はモスクワ在住の日本人に依頼されて、宗派の集まりで経をあげるためにモスクワに。 はからずもSTのメンバー4人が同時期にモスクワ入りしたのだ。 到着早々に百合根たちはラスプーチンゆかりのロシア正教会で起きた変死事件を捜査することになる。 ロシア捜査当局のアレクと共に事件現場に向かう二人。 一方黒崎や山吹と同じ飛行機に乗り合わせたフリーの記者は、警視庁関係者だと知り黒崎たちに張り付こうとする。 正教会での変死事件を知っていた彼は、ひとり闇に紛れて正教会に忍び込むが・・・。 翌日死体となって発見された遺体を解剖した赤城は、所見から他殺と断定。 東京から青山と翠も呼ばれて、モスクワでST揃い踏みの捜査が開始される。 黒崎にとって武術とは生きるそのものなのかもしれない。 様々な流派を渡り歩き、修行を重ねてきた彼はけっして持って生まれた才能だけで強くなったのではない。 強さの裏には人知れない努力もあったのだ。 アレクにモスクワ支部の指導者就任を請われた黒埼は、「考える」と返答する。 しかしそれを聞いた百合根は、驚き動揺し、思わず黒崎を責めてしまう。 とっさの反応は、百合根にとってSTそのものが、STのメンバーたちが、どれほど大きな存在なのかを教えてくれる。 自分が動揺していることに困惑する百合根。 彼はキャリアであり、いずれSTとも離れなければならない立場にある。 それでもSTは、彼にとっては大切な仲間であり、居場所であり、警察での存在意義そのものなのだ。 巻末に細谷正充によるそれぞれのメンバーの紹介が掲載されている。 その部分を引用してみる。 【百合根友久】 キャリアの警部。 特捜班のまとめ役。 個性的すぎる部下と、やる気満々の上司に挟まれ、さまざまな苦労を背負い込む。 【赤城左門】 法医学担当。女性恐怖症。 本人は一匹狼を気取るが、人を惹き寄せる魅力をもっている。 メンバーのリーダー格。 【青山翔】 臨床心理士で文章鑑定担当。 恐ろしいほどの美貌の持ち主。 秩序恐怖症で、自分の周囲をちらかしておかないと落ち着かない。 【結城翠】 物理担当。特捜班の紅一点。 常人離れした可聴音域と絶対音感をもつ。 閉所恐怖症もあって、いつも解放的な服を着ている。 【山吹才蔵】 第二化学担当。 薬学などの専門家で、麻薬・覚醒剤・毒物に詳しい。 曹洞宗の僧籍をもっている。 【黒崎勇治】 第一化学担当。 化学事故やガス爆発の鑑定の専門家。 嗅覚が優れている。無口。尖端恐怖症。 武術家で、サムライ風格を感じさせる。
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「黒いモスクワ」 今回はひょんなことから舞台はモスクワ! 爆弾事件をSTが見事解決! モスクワの警察部隊との考え方や操作方法も面白かった!
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STシリーズの3作目。シリーズタイトルが「黒い…」ということで黒崎がメインで話は進むのかと思いきや、そもそも無口でシャイな彼が活躍することはそれほどなく、黒崎の柔術の技量の凄さになぜか頁数を割いている。それ以外はどちらかというと百合根の心境の変化を淡々と綴っている。展開としてもさ...
STシリーズの3作目。シリーズタイトルが「黒い…」ということで黒崎がメインで話は進むのかと思いきや、そもそも無口でシャイな彼が活躍することはそれほどなく、黒崎の柔術の技量の凄さになぜか頁数を割いている。それ以外はどちらかというと百合根の心境の変化を淡々と綴っている。展開としてもさほど事件らしいこともないまま悶々とするような謎解きが続いていく。 ドラマならスペシャルでモスクワの海外ロケもありかなと思ったが、よっぽど脚色しないとこのままでは視聴率は取れそうにない。結局のところ謎解きはそれほど盛り上がりどころがないまま、日本人とロシア人の警察官同士の友情物語でなんとなく終焉した感じだ。よもやそんなはずはと思ったのだが・・・。次回に期待!
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