袋小路の男 の商品レビュー

絲山秋子(著者)

2015/02/09

絲山さん初読でした。
好きです。この方の作品大好きです。
もう星５つじゃ足りません！
まず言葉の選び方がすごく好きです。ちょっとした言い回しがすごく良くて。ツボでした。
収録されたお話全てが大好きでした。特に２つ目ので泣きそうになったよ。
切ない。でもこの気持ちわかるなー。わかりすぎてあたしも小田切さんが好きになってしまったもの。終わり方もすごく好みでした。現在、他の絲山作品も読書中。

2012/06/02

文芸誌掲載時に読んだ。第30回川端康成文学賞受賞作品。時間が経ってるせいか、雰囲気しか思い出せない。でも嫌いじゃなかった。また時間が経ったらよみなおそう

2009/10/04

んー、随分前に読んだので、どうしても内容が思い出せない。だけど☆３つ位のメモ書きが残っているので、多分それくらいの小説だったんだと思う。

2009/10/04

第30回川端康成文学賞受賞
指一本触れないまま、「あなた」を想い続けた12年間。
＜現代の純愛小説＞と絶讃された表題作、「アーリオ　オーリオ」他1篇収録

2009/10/04

こういう男も、こういう男が好きな女も目新しくない。むしろありがちかもしれない。主人公が男と心中しようかと思う場面とか、ストーリーは少々ひっかかるところも無きにしも非ずだけど、二人の掛け合いがとても魅力的。これを読むと、彼女という肩書きの尊さとちっぽけさを感じる。このどっちつかずの距離は、それはそれで有難い関係性だから。　個人的に、「小田切孝の言い分」も合わせて読んで完成だと思う。　「ばかだなおまえは」今一番、男の人に言われてみたい言葉。

2009/10/18

「小田切孝の言い分」のほほえましい終わりかたがすき。さっぱりとした文章の書き方をしていて、そこがまたよい。前半２作品だけだったら★５。

2009/10/04

どこがいいか分からない男性をずっと思い続ける女性。そして男性からの視点という二つの視点から恋愛を描く袋小路の男。
そして、叔父と姪の文通を描いたアーリオ・オーリオ。
袋小路の男が高評価と聞いていたが、いまいち面白みを感じなかった。
ダラダラ続いている恋愛という感じを受け、いまいち。

2009/10/04

沖で待つを読んで気に入ったので買ってみた。「あるとき　たまたま勇気があって」というフレーズが気に入った。

2009/10/04

イッツ・オンリー・トーク読んでもそうだけど、表題作より一緒に入っている作品のが好きだ。なんでだろう。
でも、袋小路の男にはだめだめゆえのカワイさも感じないこともないこともなかった。（要は私ならとっととあきらめてしまうでしょうってことです）

2009/10/04

収録の「アーリオ・オーリオ」を読んで、私も実際プラネタリウムまで行ってしまった。
天文オタクの叔父と、中学生の姪の、なんてことない文通。
「アーリオ・オーリオ星」が、どうかいつまでも輝き続けていますように。