幻夜 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2012/02/06

面白い。面白かった。
ストーリーの展開に魅了されました。
主人公の深海美冬のなぞが深まって最終はグレーに終わってしまったのが残念な感じかなぁ。
目的達成に向ける執念と計画性と実行力
を巧妙に描写されているところがポイントかも･･･
女性とはいつまでも美しくありたい、
彼女（女性）は美しくあれるならばなんでも利用する。

仕立て上げられたカリスマ美容師、
昇りあがっていくための不倫などなど

2011/06/16

皆様のご指導どおりに、「白夜行」を読んでからコチラを読みました。
確かにカラーが同じで、姉妹編、といったカンジ。
「白夜行」よりはスッキリして好き。
終わり方が、予想どおりで、面白くない。
誰か、どこかで、このオンナに鉄拳を食らわせてやってくれ！（笑）

2013/03/12

オチは少し読めた。最期に笑うのは例の彼女なんだろうと。
けれどそれまでのいきさつはとてもじゃないけど予測不可能。
練りこまれたあらゆる伏線と謎が繋がっていくのは爽快。
ただやっぱり前作では割と憎めなかった彼女が今作では
ちょっと駄目でした；

2011/06/11

百夜行の続きの話
この物語の主人公の一人、新海美冬という名の女
その人は悪魔のような女というより悪魔そのものって感じ
阪神大震災で過去を捨て新しい人間になった美冬
自分の野望を満たす為に百夜行と同様に男を利用しのし上がって行く
今回利用された男は、もう一人の主人公、水原雅也
美冬に良いように利用されて使い捨てられていく
その他美冬がのし上がる為に死ぬ人、傷つく人の数々
ある意味美冬のサクセスストーリーとして楽しめないと
気持ちがどんより暗くなる作品
確かに展開はスピーディなので推理小説としては面白いけど
百夜行と全く同じ過程をたどっているので工夫は感じられない作品
この女を主人公として同じパターンで簡単に続編が書けそう。
この女の魅力は、何歳まで使えるか？みたいな。

最後もやり切れません・・・。これで良いのか。

2011/06/06

大震災を経験した今再度読み返したくなった。

やはり構成が見事。
白夜行も読み返したくなる。

【図書館・再読・6/6読了】

2011/06/04

同僚くんに貸していただきました。

「白夜行」の焼き直しという感じかしら？
それでも、楽しめました。

2011/06/03

白夜行の続編

途中までは似たストーリーだと思った。
終盤になってようやく続編の意味がわかった。

なんだか報われなくて
読了後はちょっと暗い気分に…

ただやっぱり東野圭吾は天才。

3部作みたいなので続編に期待

2011/05/16

くそ～！やられた！！くそっ！くそっ！

話の流れや雰囲気は｢白夜行｣にそっくり。
読んだことある人は誰もが｢何だこれ、ほぼ白夜行じゃん｣と思うはず。

・・・それが作者の狙いだったとは・・・

雅也が不憫で可哀想です(涙)

以前書いた本を伏線に張るなんてひどい！
自分(と雅也)のほのかな期待を返せ～！！

白夜行と同じくちょっとはハッピーエンドになるかと思えば・・・ビッチが勝っちゃったじゃんよ！
読んだあとド～ンと沈みました。
くりぴーの的確な一言：｢いい人が死んじゃったんでしょ？｣
・・・そう言われればそうですが・・・

白夜行読んでなければただの暗い、そしてむかつく話でしょうね。

しかし以前書いたベストセラーを伏線に使うとは・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ・・・

2011/04/30

「白夜行2」。こちらも本が分厚かったが相変わらず読ませる展開であっという間に読めた。阪神大震災当日の描写が出てくるので、とてもタイムリーな時期に読んだものだ。白夜行では主役2人のつながりが直接描かれなかったけど、この作品では細かく描写されているので、白夜行でもこうだったのだろうかと想像するのが面白かった。
しかし、読んで得るものはあまりなかったような印象だ…。展開が前作と同じなので目新しさを感じられなかった。ただただ、女の悪行が延々と続き、最後もすっきりせず。3部作らしいと聞いたんだけど、このシリーズはここで完結で良いのではないかなぁ。

2011/04/28

誰かを従属させる。それは納得のうえで、と思っていても
なかなかそう割り切れるものじゃない、普通の人は。

よくも悪くも人を「動かす」のに長けた一人の女性に
振り回される周りの人たち…。

「白夜行」同様、少し暗くなっってしまう、
どこかトンネルを進むような展開が印象的な作品だった。