幻夜 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2010/08/01

「白夜行」の続き的な感じですが、またちょっと違う気がします。

分厚いですが、読み進められる内容でした。

ある女性のズルさと恐さを描いてます。

2010/07/15

白夜行の続編らしいけど白夜行を読んだのがずいぶん前だからなぁ。
な～んか現実離れしてて…イマイチ入り込めなかった。

2010/08/21

阪神大震災やサリン事件などその時代の考察も絡め、主人公の男女の繋がりをその上にのせて、冬美と言う女性の野望達成に犠牲となっていく人々。
読み終わっての後味はあまりよくないのと、途中から大まかな全体像が想像出来る部分ではもう一つかなと思ったけど、そのあとも引き込まれ最後まで読み終えたのはやはり技かなと思う。

2010/06/30

阪神・淡路大震災を機に生まれ変わった新海美冬と水原雅也の話。

地下鉄サリン事件やカリスマ美容師，
衰退する町工場とその高度な技術力など，
当時の状況をたくさん盛り込みながら，
それでいてストーリーもちゃんと面白くて楽しめたが，
なぜ新海美冬はこうまでせねばならなかったのか，
どうもよく分からない。

2010/06/30

百夜行と似たようなお話ですが…
白夜行のほうが接点を二人が全くもたず想像させていた点という意味では面白かったですな。
話という面では正直げんなりデスよ。
だって…。ねぇ？的な。
救いが本当にねぇなー東野さん。みたいな突っ込みいれちゃうよ。
全く。

2010/06/24

白夜行の前に読んでしまったので関係性については言及できないが、解説にもあるように、伏線の張り方がうまい。読者の「知りたい欲求」を上手に刺激してくれる。あるところは詳細な描写で、しかし読者が一番知りたいところを想像でしか補う事を許さない、巧みな匙加減で読者もまた翻弄されるのだ。

2010/06/02

★を５コつけたけどほんとは4.8くらいｗ
どうしても白夜行には負ける！
だけどそれでもこの作品自体は面白い！

2010/05/24

白夜行とはかわって、雅也と美冬のつながりが見えた。クレオパトラってきっとこういう女だったんだろうなと読みながらふと思った。「女の武器をつかってなんぼやろ」的な表現に若干の不愉快さを感じた。笑　白夜行の続きだと分かってて読んでいたから、ストーリーが読めてしまったのが残念だった。

2010/05/05

阪神大震災の日に、雅也は叔父を殺してしまう。そして、美冬と出会う。雅也は美冬とともに、東京で、陽のあたらない道を生きていくことに決めた・・・というお話です。
この本プロで、白夜行の続編(らしい)と知って読みたくてたまらなかった本です。めちゃめちゃ面白かったです!!(以下、ネタバレ含みます。)
私は、(白夜行での)雪穂と亮司との間には、愛があったと思うんです。たくさんの人を不幸にしたし、悪いこともたくさんしているけれど。お互いにかけがえのない存在だったのだと思います。なにか、少しでもタイミングがずれていたら幸せになれたのに～!と、思っていました。なので、私にとって雪穂(美冬)は、ひどい女というよりは、かわいそうな女性なんです。だから、美冬にかなり同情的に(幻夜を)読んでいるのかもしれません。
でも、雅也は亮司とは、全然違いますよね。亮司と雪穂には愛があるけど、雅也は雪穂にとって捨てごまでしかない。かわいそうな存在です。美冬もパワーアップしているし…。ラストで、雅也が美冬を殺そうとしたのではなく、二人で死のうとしたところに、雅也の愛を感じました(結局、美冬はしたたかに生きつづけ、刑事さんが死んでしまいましたが)。誰か美冬をなんとかしてあげて欲しいと思いました。美冬はこれからも、誰も信じずに、哀しく生きていくのでしょうか・・・。他人を不幸にしながら。
白夜行の、続編だと思って読むことで、面白さ倍増です!!!

図書館で借りた本で、時間もあまりなかったので、１度しか読んでいません。文庫本になったら(きちんと買ってｗ)、また、読み直して伏線の張りめぐらされている楽しさを感じたいと思います。
しばらく、ネットが使えなかったので(涙)、久々のアップになりました。これからも、どんどん読むぞ～!!

2010/05/05

仕掛けられた、大小のたくさんの
布石が最後に一気に結ばれて
謎解かれていく感じで
ひきこまれた！面白かった！