幻夜 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2009/12/31

これも長かった。。。
白夜行の続編と捉えて読むとまぁまぁ面白い。
というか、美冬＝雪穂と見ないと、美冬の過去が最後まで殆ど分からないし、単なる悪い女にしか見えない。

2009/12/26

舞台は1995年の阪神大震災。

地震の後、何かに導かれるかのように同じ場所にいた二人。

昼の世界より夜の世界を選ばなければならない選択肢のないストーリー。
5年後の結末は結末ではなくまだ、途中であった。

東野圭吾の作品を読むのは今回が初めてでして、今回、話しの始まりは？？？という展開の進み方に戸惑いはしたけれども徐々に話の世界に入り込んでいきました。美冬のような女性を見たことあり、その女性の事を思い出しましたが見た目では分からないなという感じです。

美冬ははじめの方は関西の女性という感じで気軽なイメージでした。話が進むに連れて美冬が望んでいた美に近づいているんだなと感じました。最後に妖しく微笑んだという文にすべて美冬の計画だったんだと。すべてをはじめから考えていた訳ではないだろうけどこういう自分になりたいと思ってその想像する自分に近づく為に周りの人間を利用したのだろうと思う。

話の途中で人形町、水天宮などは今、よく利用する場所なので読んでいて偶然なのかと思っていました。美冬がどうなったのか続編が興味があるけど美冬の人生を最初から知りたいとも思いました。

2009/12/20

※ネタバレ

後味がすっきりとはいかなかった。
でも読んでる間はドキドキわくわくしてよかった。
嫌な奴が酷い目にあってるのをみて、
ちょっとすっきりした。
でも嫌な奴も生きてる人間なんだから、
自分の都合で人生から転落させるのはちょっとかわいそうだった。
なにより、都合の悪いことを知ってる人間を、
自分を愛してくれてる人間を使って殺させるのはいかがなものか。

2009/12/08

他の方のレビューに書いてありましたが、ほんと、後味悪かった。。

誰かがあの悪を退治してくれることを望んでいたのに！
考えてしまうのは、最後のほうの雅也の行動も、美冬の計画通りだったのかどうか。。そうとも思える発言もあったり、、、
あーすっきりしない。

第3章に続くのかしら。

2011/05/21

「白夜行」に続いて読んだ方が良いです。
完璧な悪も、ここまで徹底していると美しいと感じた。

幻夜。

私がこうしている間にも、
同じような物語が、この都市の何処かで生まれている…。

2009/11/23

東野圭吾氏の最高傑作「白夜行」の続編。
続きが気になって一気に読み終えました。
こんな結果で良いのか？？！と思ってます。
続々編を期待してます！

2009/11/08

阪神大震災で出会った男女
災害に乗じて起こされた犯罪
男と女が二人でのし上がって行く姿
女の過去に何があったのか
白夜行との関り

2009/10/15

白夜行と双璧をなす、読後の気分が最悪な物語。淡々と進む話にのめり込み、一気に読み終わる。あんなに分厚いのにも関わらず、苦痛は感じない。

2009/10/04

白夜行の続編だということに最後まで気が付かなかったよー。
どうりで「白夜行と同じよう展開が続くなー」と思ったよ。
内容は一貫して女が男を操る話で、面白くなかったし好きじゃなかった。
終わり方も後味が悪かった。
340

2009/10/04

阪神大震災をきっかけに人生を大きく変えることになった男女の物語。
実際にこんな女性がいたらすごくこわいーーー