いとしのヒナゴン の商品レビュー
ネス湖のネッシー。ヒマラヤのイエティ。日本のツチノコ。そして広島県は比奈町の「ヒナゴン」。そのヒナゴンが30年ぶりに目撃された。比奈町は「町役場類人猿課」を設立し、本格的にヒナゴン捜索に繰り出す。しかし一方で比奈町の財政は火の車状態、いつ破綻してもおかしくない。進む備北市との合併...
ネス湖のネッシー。ヒマラヤのイエティ。日本のツチノコ。そして広島県は比奈町の「ヒナゴン」。そのヒナゴンが30年ぶりに目撃された。比奈町は「町役場類人猿課」を設立し、本格的にヒナゴン捜索に繰り出す。しかし一方で比奈町の財政は火の車状態、いつ破綻してもおかしくない。進む備北市との合併。はじまる次期町長選。比奈町を巡る町民たちの“奮闘”を描いた作品。 装丁だけ見たらもう確実に棚に戻すレベル。でも重松清だし、Amazonの評価は異常なほどいいし、そのギャップも気になって拝借。市町村合併という現実的で重い問題と、ヒナゴン捜索というファンタジーでコミカルな要素をうまく織りまぜながら、比奈町民の郷土愛が温かく描かれている。都会に生まれ、引っ越しも何度か繰り返し、明確な“ふるさと”を知らない自分にはその地元愛が少しばかり羨ましい作品でした。
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忙しくて、ちょっとずつしか読めなかったので 一気に読んでたら、もっと面白かったかもしれない。 でも、途中からすごく夢中になって読んでしまった。 主人公をはじめ、出てくる人たちのキャラが みんなすごくよくって、楽しめた。
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面白く読んだけれど、わりと淡々としているので、ローカルネタ(広島県北部が舞台)と広島弁がなければ、途中で飽きてしまったかもしれん。
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幾つになっても、夢見ることは素敵です。 大人の現実が立ちはだかっても、人を、自分の気持ちを信じることを大事にできたらいいなあ・・・。
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2011.06.07読了。 広島の架空の町、比奈で起こるヒナゴン騒動の話。 広島弁たっぷりで、わたしは理解できたけど、もしわたしが広島の人じゃなかったら、読みやすかったかな〜とふと思った。
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ほのぼの。 重松作品には珍しく一人称が女性だったので、最初はちょっと違和感があった。でも、いつも通りすべての愛すべきキャラに引き込まれてしまった。最後は、ヒナゴンがいた。ってところは???だった。
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モデルは広島の怪物(?)ヒバゴン。 それにしても… イっちゃん最高! こんなおじさん、田舎にいそうだな~。
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(「BOOK」データベースより) 黒い影、獣のにおい、夜の闇に光る二つの目。謎の類人猿「ヒナゴン」の存在を信じる、元ヤン町長イッちゃんが燃えた。市町村合併問題、町長選をめぐって、ヒナゴン騒動はヒートアップ。
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■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。 重松清ファン必見! http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/
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