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おぞましい二人 の商品レビュー

3.8

102件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

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  4. 2つ

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  5. 1つ

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2015/01/24

悲しくなった。へこんだ。落ち込んだ。タイトル通りおぞましい。2人はなんとかどこかで普通の人になれなかったのか

Posted byブクログ

2015/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◆「雑多なアルファベット」「蒼い時」と読んできて、黒ゴーリー読んでないな、と思い当り、借りてきました。◆読後感は、「悲しいけれど、そういうことってあるかもしれない」。一番胸が痛んだのは朝食のシーンで、二人がどうしてもそういう運命をたどってしまうリアリティを感じました。◆解説で実話をもとに作られた本だと知り、腑に落ちました。二人の朝食についてもゴーリーが「何度も何度も考えた」こと、さもありなんと思いました。「やむにやまれずこの本を描いた」ことも伝わってきます。重苦しい映画を観たみたい。息ができませんでした。

Posted byブクログ

2014/11/17

これは読んだことがなかった~ビレバンで読んだ おぞましい! おぞましいって言葉がぴったりくる 子どもをさらって殺す夫婦の話 ひえ~~~~

Posted byブクログ

2014/09/15

史実を基に描かれたという シリアルキラー(連続殺人鬼)の夫婦を題材にした 大人向けの絵本。 出版にあたってはかなり賛否両論あったらしいですが、 大人向けといは言えど、絵本として普通に書棚に置かれてて 誰でも(子供でも)手に取れる状況は 平静なのか 異常なのか 自分にはよくわから...

史実を基に描かれたという シリアルキラー(連続殺人鬼)の夫婦を題材にした 大人向けの絵本。 出版にあたってはかなり賛否両論あったらしいですが、 大人向けといは言えど、絵本として普通に書棚に置かれてて 誰でも(子供でも)手に取れる状況は 平静なのか 異常なのか 自分にはよくわからない。 (出版物全般に言えるけれど、 それでも絵本ならばより手に取りやすいし 目につく機会も多いはず) 倫理的な(言いかえれば道徳的な)想いが自然と発生してくる物語なのかもしれない。 そういう意味では存在する価値の高い本。 心に傷を負った(もしくは欠損したと言ってもいい) 憐れな男女の虐げられた子供時代と 屈折した大人の日々、そして子供を殺し続ける生活を 非難するわけでも、正すわけでもなく ただ薄ら寒く客観的に綿密な線画と簡略な文章で綴られている。 個人的にはイラストが思ったほど胸に迫ってこなかった。 それに尽きる。

Posted byブクログ

2014/09/02

実際に起こった事件を題材に描いたものだそうです。 まさにタイトル通り、おぞましい2人。大人向け絵本です。 2人がどうして子供を殺す経緯に至ったのか、2人の無表情と淡々とした文章がひたすら不気味。死ぬまで壁のしみを舐めて暮らしたモナに戦慄した。 しかしこの後味の悪さにひきつけられて...

実際に起こった事件を題材に描いたものだそうです。 まさにタイトル通り、おぞましい2人。大人向け絵本です。 2人がどうして子供を殺す経緯に至ったのか、2人の無表情と淡々とした文章がひたすら不気味。死ぬまで壁のしみを舐めて暮らしたモナに戦慄した。 しかしこの後味の悪さにひきつけられて何度も読み返してしまった。ゴーリーの絵本をちゃんと読むのはこれが初めてだけど、くせになりそうな味がある。他の作品も読みたい。

Posted byブクログ

2014/07/19

表紙絵の下の方に転がってるハムのような包みは何でしょ?よ~く見てみると脇のほうから手がはみ出てます。現実に起きた悲惨な事件に衝撃を受けたゴーリーが描いたストーリー。だからといって犯人を糾弾するでもなく、子供たちに注意を促すでもなく、ただ事実を淡々と…。大人向けですね。

Posted byブクログ

2013/06/29

何冊かゴーリーさんの本は読んだ事あるけど、これは実在の事件からインスパイアされたらしく、いつものように暗いんだけれど、現実的で、いつもより読んで暗くなった。

Posted byブクログ

2013/04/11

1965年の「ムーアズ殺人事件」を題材にした絵本。理解し難い事件、それを冷静に見つめようとする作者。しかし、読後の後味は悪い。

Posted byブクログ

2013/04/07

少年の頃から小動物を殺していたハロルド 酒浸りの両親の元に生まれた少女モナ 似た者同士の男女が出会い、やがて共に暮らすようになった二人は一生をかけた世にもおぞましい仕事を始める…

Posted byブクログ

2012/12/12

〃もう何年も本の中で子供たちを殺してきた〃ゴーリーがある陰惨な事件を知り、調べ、結果「どうしても書かずにはいられなかった」とこの作品が生まれたのですが、何度読んでも数日は引き摺ります。悶々。 まったくもって、救いがない。いつものことなのですが。 でもこの作品は実際の事件を元に描...

〃もう何年も本の中で子供たちを殺してきた〃ゴーリーがある陰惨な事件を知り、調べ、結果「どうしても書かずにはいられなかった」とこの作品が生まれたのですが、何度読んでも数日は引き摺ります。悶々。 まったくもって、救いがない。いつものことなのですが。 でもこの作品は実際の事件を元に描かれたもの、そう思うと鬱々。 それでも、手放せないし、定期的に読み返してしまうのです。

Posted byブクログ